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    「PlayStation4 」カテゴリ記事一覧


    極めて楽しかった Ghost of Tsushima

    極めて楽しかったGoT

    総プレイ時間は、多分80~90時間くらいかな?

    サブクエストである浮世草全てと、拠点解放、お稲荷さん、神社、温泉、和歌、練習台は全て解放。
    装備品だけ全部集めきってない感じかな?そんな感じで先週月曜にクリアできました。

    僕的には、大満足でしたね。

    しかし、このゲーム、「どこが面白かったのか?」と聞かれると、あんまりおもしろい事が言えない感じがするんですよねw
    まあ、言う必要も無いのですが・・・w

    というのも、このゴーストオブツシマ、ゲームとして尖がった部分が特に無いんですよね。

    サムライや日本をテーマにしたオープンワールドっていうあまり見ない世界観っていう部分はそうなのかも知れませんが、ゲーム的には突出してここがすごい!っていうのが無いんですよ。じゃあそれなりのゲームなの?って思われるかもしれませんがそうじゃない。

    世界観、テーマ、ストーリー、ゲームシステム、アクション性、グラフィック・・・それら全てが高クオリティなだけではなく、それら全てが綺麗につながっているってのがすごい。なんとも美しい佇まいに仕上がっているんですよね。

    たくさん語りたい事があるのですが、今日はそのあたり4点に絞ってレビューしていきたいと思います。

    gotuma.jpg

    ■ 作り手が伝えたい事、見せたいものがはっきりわかる。

    まず、プレイしながら感じたのはこの感想ですね。ほんとここのアイデアがすごかった。
    まずこのゲーム、グラフィックが綺麗と言うより、美しい。

    元寇時代の対馬を舞台にしているので、昔の日本の風景がメインになるわけですが、それをリアルに再現しているわけではないんですよ。というのも、ひとつの島の中に四季が織り交ざって表現されてます。季節が春なのか夏なのか冬なのかわからないw 島全体が、日本にあるあらゆる植物や風景としてのオブジェクトをミックスして作ったジャパンファンタジーワールドって感じになってます。

    鎌倉時代の日本をリアルに再現!ではなく、鎌倉時代の日本を美しく再現!の方に全力で舵を切っている。

    gotuma1.jpg

    それゆえに、過剰なまでに色彩豊かな美しい世界が作り上げられている。

    それがオープンワールドというゲームにびっくりするくらいマッチしてた。例えばオープンワールドのスパイダーマンは、ニューヨークの街をリアルに再現していてとても綺麗なのですが、どこまで行ってもビルって感じじゃないですか。レッド・デッド・リデンプション 2は基本荒野。なので基本画面はグレーっぽい色が続いたり、ブラウン系の色がメインだったりするんですが、ゴーストオブツシマは、行く先々によって、赤、黄色、緑、白とメインカラーが移り変わっていくんですよね。なので、いくら駆け回ってもなかなか飽きないんですよね。オープンワールドでは単調になってしまう長距離の移動も、色が切り替わる度に、あー・・・きれい・・・って思ってしまう。

    gotuma2.jpg

    そんな美しく仕上がった世界を、作り手側はユーザーに見てほしい!そんな気持ちからか、画面上にUIが無い。
    オープンワールドのゲームって目的地へ移動する事が多々ありまくるのですが、その時便利なのが、周囲の状況や方向が一目でわかるミニマップだったりするんですよね。ゴーストオブツシマにはそのミニマップが無い!っていうのがすごいですよね。
    この思い切りはすごいなと思いましたねw タッチパッドを撫でると目的地に向かって風が吹くのでそれを追っていくっていうシステムなのですが、それがまた良い。正直、いくら美しい風景が見られるゲームだったとしても、ミニマップがあったら、風景に慣れてくると、どうしてもそっちを注視してしまうんですよw それを思い切って捨てた事で、多少不便に感じる事があったけど、その分画面の風景を見る事が多くなり、おかげでこの美しい世界を存分に楽しむことができた。 

    この取捨選択のジャッジは勇気が必要だったろうし、それだけ風景に自信があったんでしょうねー・・・この美しい風景を絶対見てほしい!という意思が感じ取れて、それが見事に刺さった感じです。

    gotuma5.jpg

    ■ いわゆる美系キャラがいない。

    風景に関しては、あれだけ誇張して美を追求しているのに、登場人物に関しては徹底的にリアルに造形しているw
    この上のSSの方は、主人公の心強い仲間の一人で、ドラクエでいうとアリーナとか、FFで言うとリュックみたいな立場のNPCなんですが、おばあちゃんですからねっ!!w しかもだいぶ痛い。 クリア後、ゴーストオブツシマに出てきたキャラクターの中で一番萌えたキャラは誰だったかなー?って考えた時、僕の中で出てきた答えは「馬」でしたからねw

    でも、これもうまいなあと思ったのは、やっぱり現実的でない美男美女がゲームに出てくると、僕らはその人たちを「人物」として見ずに、「キャラ」として見てしまう。 

    キャラとして見てしまうと、かっこいいなあとか、かわいいなあとか、ツンデレだなあみたいな感情が先に立ってしまい、一人一人を「好み」「好みじゃない」みたいな簡単な感情で片づけてしまうのかもしれない。

    しかし不思議なもので、言い方は悪いですが、各登場人物の顔やスタイルが全部期待できない場合、不思議とその人物達を内面で評価し始めて、より深く心情を知りたいという気持ちにかられた。これも今までのゲームではあまり体験した事がない新しい感覚でしたね。

    これもミニマップと同じ様に美男美女を登場させない事で、登場人物の心情の移り変わりをプレイヤーに見てほしかったのかもしれない。

    gotuma3.jpg

    ■ プレイヤーのゲーム体験と、ストーリーが見事にリンク。

    これがしゅごい。これができているゲームってあんまり無いのかなあって思う。例えばスーパーマリオ。これは素晴らしいアクションゲームではあるんですが、さらわれたピーチ姫を助けに行く、というストーリーの中でクリボーやノコノコを踏んで倒すじゃないですか。なんで武器を使わず踏んで倒すの?って話ですよね。剣で倒しても良いし、銃を使っても構わないんですが、その理由は説明され無いじゃないですか。なので、ゲーム体験とストーリーは特にマッチしてないんですよね。

    gotuma4.jpg

    ゴーストオブツシマは、急に攻めてきたモンゴル帝国に対して、武士としての「誉れ」を尊重して戦っていては、勝てないので、卑劣な手段を使う「冥人」となって戦う事になり、その苦悩を描いたストーリーになっている。

    でも、ゲームシステム上では、ずっと「誉れ」を貫き通し、武士道に従って名乗りを上げて正々堂々戦い抜く事もゲーム的には可能な雰囲気はあるんですよ。でも・・・ゲームが進んでいくうちに、複数人に囲まれると即死しちゃうとか、誉れを尊重して戦っていく事がどんどん難しくなっていく。

    だからついつい飛び道具を使ってしまったり、闇討ちしたりする方法をプレイヤーの意志で、自ら使うようになっていく。
    そうした方が先に進みやすく作ってある。

    なので、ストーリー上で主人公が、「誉れとかやってられません!」みたいな事を言うんですが、プレイヤーは状況としてそれを感じているので、ものすごく説得力があるw ストーリーを進めると少しずつ主人公と同様にプレイヤーも「冥人」に堕ちていく。堕ちていかされるw  その上でストーリーが進んでいくので、主人公の心情が他人事ではないw

    そして最後はそのうえで・・・・!とプレイヤーが料理されてしまうので、ゲーム体験とストーリーが綺麗にリンクしていて、ほんと素晴らしかったですね。

    gotuma6.jpg

    ■ 海外製。

    そしてこれだ・・・・。このゲームは日本を舞台にしているのですが、海外の方々が作られたゲームなんですよね。
    もちろん、先ほど書いたように、鎌倉時代の日本がリアルに再現されているわけではないですが、あらゆるものの作り込みが半端ない。全てにおいて日本に対する、そして時代劇に対する愛でできている。

    僕は日本人なので、プレイしている時、なんだかとても嬉しかった。

    終始、このゲームを作った海外の方々から「ニホンノコウイウトコロイイヨネ!」って言ってもらえているような気分になったからだと思う。ストーリーもそうだし、風景もそうだし、あらゆるところで褒めてもらえているような気分になれた。

    きっと最後まで飽きずにプレイできたのは、そういう所も大きいのかなーと思います。


    80~90時間プレイしてクリアしましたが、まったく飽きることなく最後まで遊ぶことができました。

    Ghost of Tsushima、極めて楽しかったです。
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    GHOST OF TSUSHIMAを楽しみ中。

    つしま

    おもしろい。

    いやー・・・おもしろいですね、GHOST OF TSUSHIMA。
    発売されてから、かなり長い時間かけて進めているのですが、やっと中盤戦が終わったくらいなのかな?

    浮世草って呼ばれるサブクエストを全部やって、各所の解放や、お稲荷さん、温泉、和歌等々全部開いてからメインクエストを進める方式で遊んでるので、めっちゃ時間かかりますねw まあそれくらい遊びたい!と思わせてくれる作品なのかなと思います。

    つしま1

    やはり、テーマが「日本」であるっていうのが大きいのかな?

    ファンタジーもののストーリーで村がドラゴンに焼かれた!とかいう展開になっても、それはやはり物語の中の話って思えるんだけど、対馬の人達が殺されてしまったりすると、あまり他人事として受け取れないと思ってしまうというか、必ず仇は討つからなっていう気持ちが強くなってしまう。リアルなグラフィックだからというのもあるのかもしれませんがw この感覚は新しく感じてますね。

    つしま2

    ストーリーも大変良いですね。

    ほんと、これ外国の人が作ったの?っていうくらい気持ちがいい。こういうオープンワールドものって壮大な話が多く、話がぶつ切りで別のクエストが入ってきてって事が多く、久しぶりに会ったキャラクターに対してえっとこの人誰だったっけ・・・ってなる事があったりするのですが、似た立場のキャラクターがいないので顔と行動と関係性がストンと一致する。そういうキャラクターの置き場が綺麗にできてる印象ですね、なのでストーリーも難解さを感じさせず置いてけぼり感が少ないのかなと思いました。

    つしま3

    その上で、冥人のダークヒーローとしての悲哀のようなものを描いている。

    正々堂々と戦うと絶対に勝てない相手が大切な物を踏みにじろうとした時、正々堂々を貫いて死ぬのと、悪に落ちて大切な物を守りきる事とどちらが正解なのか?

    この天秤って、選ぶ答えが生まれ育った環境や教育によって違ってくるんだろうなあ。
    かなり興味深いテーゼになってるので、どういう着地に持って行くのか結末が非常に楽しみですねー。

    つしま4

    とにかく、22日のPLLまでには決着をつけて、PLL以降はパッチ5.3への純粋なワクワク感だけで過ごしていきたいw

    その為にも、頑張って対馬を取り戻してきますねっ!

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    GHOST OF TSUSHIMA で遊んだ。

    ゴーストオブ

    和風オープンワールドという、ありそで無かったゴーストオブツシマが本日発売!!

    やっぱり男子たるもの、チャンバラには永遠の憧れを持ってたりするので、このゲームの発売を楽しみにしてたんですよね。

    主人公もイケメンという訳ではなく、和のテイスト溢れるおじさん境井仁。美しく再現された日本の対馬の風景を舞台におじさんを操作して、鳥や狐を追いかけたり、神社をみつけたらお参りしたり、秘湯をみつけたらゆっくりと湯を楽しみながら和歌を詠んだりするゲームですね。

    ゴーストオブ1

    ある日、美しい対馬をモンゴル帝国が侵略してきたからさあ、大変!

    おじさんは侍なので民を守らなければなりません。モンゴル帝国に戦いを挑むおじさん!

    しかし!きたない!さすがモンゴルきたない!侍ルールで挑んでも、名乗りを上げてる間に燃やされたりする。特撮ヒーローもので言うと、変身中に襲ってくるみたいな感じで、合体ロボットアニメで言うと合体中に攻撃してくる感じなんですね!

    これじゃあ、侍ルールで戦ってられなくね?と思ったおじさんは、武士道を捨て、冥人となり武士道から外れた暗殺術を使ってモンゴル帝国と戦っていくのでした。ってな感じのストーリー。

    とりあえず、7時間ほど遊んでみたので、その感想を書いていきますね!

    ゴーストオブ2

    やっぱり、チャンバラが楽しい。

    プレイして7時間ほどの感想ですが、戦闘システムが期待通りおもしろいですね。例えば敵が村を占拠していたとして、これを取り戻す際、侍として正々堂々正面から攻めこむか(チャンバラアクション)、冥人として闇に紛れて敵を討つか(ステルスキル)を自分で決めて攻め込んでいく。ステルスキルで失敗したら、チャンバラに切りかえて突破するというちょっと情けない感じもOK。

    ゴーストオブ3

    「武器が刀である」というのを感じさせてくれる戦闘は緊張感があっておもしろいですね。よくアクションゲームでも刀が武器になると攻撃スピードが速い、連撃で倒すという感じのものが多いのですが、ゴーストオブツシマは、3~4回斬りつけると相手が倒れる。そして逆に3~4回斬られると自分も死ぬ。なので、操作が慣れないうちは結構死にます。しかし徐々に操作に慣れてくると、ズバ!ズババ!!と立ち回れるようになるので、爽快感があって病みつきになりますね。 ただ結構多勢に無勢のシチュエーションが多いので、乱戦になると落ち着いて戦えないw なので序盤はほんとよく死にました。

    ゴーストオブ4

    ただ、主人公の成長が割と早いんですよね。スキルも防御を中心に上げていくとパリィ系が増えて、時代劇で見る殺陣のような戦闘ができるようになってくる。スタートしてオープンワールドに移行したら、メインクエストを追わずにまわりのサブクエストを平定して強化してからメインを進めると割とすんなりと進んで行ったりしますよ。

    ゴーストオブ5

    あとやっぱり風景ですね!

    オープンワールドものっていうと、荒野だったり草原がメインで同じ色の風景が続くものが多いと思うのですが、日本を舞台にしているだけあって、どこを見渡しても、楓や銀杏等の色とりどりの木々が生い茂った風景が広がっていて間違いなくきれいですねw

    ゴーストオブ6

    その美しい風景を心ゆくまで味わえるように、基本的に画面上にはクエストリストやミニマップといったUIがなんもない。
    目的地までのルートもラインではなく、風で表現されていたり、動物が誘導してくれたりするので没入感はかなり感じますね。

    このあたりまでは、事前レビューとかでよく書かれていた内容そのまんまだなと感じましたw

    ゴーストオブ8

    ただ、オープンワールドものって、最初はどれもおもしろいんですよねw

    最初は風景も綺麗だし、新鮮だしって事で、マップの探索とか頑張ってやるのですが、だんだん目がその世界に馴染んでくると、それが当たり前になって風景への感動が減ってくる。そうなってくるともう次どこ行くのかのマーカーしか見なくなってきてただただ広いマップの移動がどんどんおっくうに感じてしまったりする事もありますよね。

    ゴーストオブ7

    ゴーストオブツシマでいいなと思ったのは、ファストトラベルのロードが早いところ。

    オープンワールドにおけるファストトラベルのロード時間って結構重要だと思うんですよw 結構待たされるゲーム多いですからねw 近い所だと、走って行った方が早いのでは?って感じる事もたまにあったり。ゴーストオブツシマはファストトラベルできるポイントも多くて移動がめんどくさいなって時はファストトラベルでサクサク進める事ができるのも後半はいいかもしれない。

    ゴーストオブ9

    まあまだ始めたばかりですからねw 感想はこのくらいです。

    とにかく、戦闘が楽しい。風景綺麗ってのは間違いない。
    ストーリーも、大切なのは信念か、目的達成かの葛藤って感じで先が気になる所。

    なんか散らかった感想で申し訳ないですが、プレイして約7時間。
    はやくブログ片づけて続きやりたい!って思う程引き込まれてるのは事実ですw

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    The Last of Us パート1・2クリア後の感想。【ネタバレあり・注意】

    ラスアス感想

    いつもは、頑張ってネタバレ無しで感想を書いているのですが、今作品に関してはどうしても触れなくてはいけないネタバレがあるので、今回はネタバレありで感想を書かせて頂きます。

    The Last of Usは、非常によくできたゲームですので、本日の記事はプレイをされてから読まれる事を強く推奨いたします。

    また、今は興味がないけど、いつかやるかもしれないという人も読まない方が良いかなと思います。

    プレイ後にお読みくださいませ。

    では、以下、ネタバレありの感想記事です!



    ラスアス感想1

    約1週間かけて、The Last of Usのパート1とパート2をクリアしました。

    両方とも攻略サイトなどに頼る事無く自力でクリアできました。故にネタバレをまったくくらわずクリアしたわけですね!

    パート2のエンディングを終えて、余韻に浸りながら、みんなどう思ってるんだろうとレビューサイト等を覗いてびっくり。

    え?このストーリー賛否両論なのっ!?

    僕の感想としては、これ以上ないくらい綺麗に着地したなぁと涙してたんですが・・・ダメっていう人もいるんだ?
    否の人はどういう感想なんだろうと、読み込んでみたら・・・なるほど・・・。

    どの意見もだいたいジョエルの死が尾を引いて・・・って感じなのかなと感じました。
    なるほどなあ・・・・・。わからないでもないなあと思いながら感想を読んでました。

    ラスアス感想4

    まず僕がラスアスに感じたのは、これはパート1と2を通しでやらないと見えてこない所が多いように感じました。

    これ、パート1だけ終えて時間が経ってしまうと、ジョエルやエリーに対して感情が高まっていってしまうと思うんですよね。
    体験は時間が経つと美化されていくので、なんとなくパート1は、「ジョエルのエリーに対する愛情の話」のように感じてしまうかもしれない。その状態でパート2をやると、なんでアビーを操作しなあかんねん!とか、ジョエルー(泣)!とか復讐だ!っていう気持ちでプレイしてしまうだろうなあと思う。

    僕は、パート1と2を通しでやったので、上記のようには感じなかった。

    ラスアス感想3

    これは僕の個人的な感想でしかありませんが、パート1は徹底して「罪」について語っている作品だなあと感じました。
    ここで言う「罪」は、社会通念的にやらない方がいい事、人を陥れたり、殺したりするという事ですね。

    冒頭で、ジョエルの娘のサラが、誕生日プレゼントを渡す時に「麻薬を売って稼いだの」と冗談を言います。それに対してジョエルは「またそんな悪い事言って・・・」みたいな表情をする。しかし、パンデミック後の秩序が崩壊した世界でジョエルは麻薬の密売や武器の密輸で生計を立てている。娘に対して真面目だったお父さんが、罪悪感をどこかで持ちながらそうしないと生きていけないからという理由で仕方無くやっている。

    パンデミック後の正義も秩序もひっくり返った時、現在で言う「罪」は罪と言えるのか?
    そんな事をテーマにしているのかなと思いながらプレイしていました。

    また、ジョエルというキャラクターは、愛する者を守る為なら非情になれるという一面があります。
    これはパンデミックとは関係なく、元からそうだったんだなというのが、冒頭の親子を見捨てるシーンで感じられますよね。

    パンデミック後も、エリーや仲間を守る為に人をバンバンと殺していく。
    しかし、それは何かを守るために行う「罪」であって、これもまた麻薬の密売で生計を立てるのと同じように仕方なく行う「罪」なのかなと思いました。

    ラスアス感想2

    ただ、パート1ラスト近くの手術室のシーン。

    ジョエルは、明らかに今までと違う毛色の違った「罪」を犯します。

    それは、世界を救う鍵になるかもしれないエリーを連れ出したという事ではなく、あそこで医者を撃ち殺した所です。

    あの殺人だけは、殺さなくても良いのに、ジョエルが感情のまま人を殺している唯一のシーンなんですよね。

    あの殺人だけは、仕方ない理由があったわけではない。ジョエルなら殺さずともエリーの救出はできたはず。
    なので、僕はあの殺人にとても違和感を感じたままパート1のエンディングを迎えました。

    エンディングは、なるほど、それも含めて全ての罪を自分一人で背負って、生きていくんだなあ・・・
    それはとても重く、辛いものなので伴侶に対してなら一緒に背負ってって言ってもいいけど、娘のように思っている子には言えないわな・・・それもひとつの親の「愛情」か・・・という感想でした。


    ラスアス感想5

    そんな感想を持った直後に始めたパート2。

    クリア後に僕が思った感想は、1作目のアンサーとして今回は「許し」がテーマだったなと思いました。

    開始直後、40分くらいでジョエルが殺されてしまうわけですけども・・・まあこれはビックリしましたw
    でもそのビックリは、思い切ったなあ!というビックリでありショックとはまたちょっと違った。

    まあそりゃ、エリーも復讐するよねという気持ちで進めて行くとやがて、キャラクターがアビーに切り替わり、何故ジョエルを殺したのかという理由が明らかになっていく・・・。

    ここが一番衝撃でしたね。あの医者の娘か!とw

    ラスアス感想6

    もうここからは、えげつないほどの憎しみと復讐の連鎖。

    たとえそれが、パンデミックで秩序が崩壊した世界であっても、大切な人の死は限りない悲しみであるという事は変わらない。

    エリー編でジョエルを失いプレイヤーの復讐心を煽り、バンバンと仇討ちをさせた後、殺した人の背景を後出して見せていく・・・。
    パート1同様に、犯す「罪」にも全てそれまでの経緯と理由がある。それをまざまざと見せつけてくる演出は鳥肌でしたよね。

    これは映画ではできない。
    実際にボタン(トリガー)をプレイヤーに引かせて体験させてから語られる、殺してしまった罪悪感はゲームでしかできない演出だなあと思いました。

    ラスアス感想7

    そして、アビー。

    アビーの感情の移り変わりも見事だなあと感じました。ジョエルは親の仇ですからこれでもかってくらいに殺しました。
    ですが、本編を通して2回エリーを見逃します。レビューを見てるとなんでエリーを見逃すのかわからないという意見をチラチラ見ましたが、僕は見逃した理由がなんとなくわかりました。

    1回目は、復讐だと思います。親を殺された私と同じ気持ちになりやがれ的な理由。

    2回目は、親になる事で「許す」という事を覚えたからだと思うんですよね。


    人は子供ができる事で初めて「許す」という意味を知ると言われています。

    アビーは直接的に子供ができたわけではないですが、レブと行動を共にする事で親としての感情が芽生える。
    ラストなんかまさに親の行動ですもんねw

    なので、仲間を殺したエリーを許し、見逃した。
    「許す」事だけが憎しみの連鎖から抜ける唯一の方法だと悟ったんでしょうね。

    ラスアスの憎しみの連鎖から1抜けです。

    ラスアス感想8

    この構図をより分かりやすくするためにディーナがいたのかなと。
    ディーナも子供ができた事でジェシーの仇であるアビーを追わなかった。2抜けですね。

    みんな復讐よりも大切な物をみつけて行く中、トミーとエリーは、子供がいないのでまだ「許す」という感情がいまいち理解できないので、復讐心が消せないでいる。

    今一度、アビーを追うエリー。

    そういう目線でストーリーを追っていたので、最終章はハラハラでしたねw
    果たしてエリーは「許し」の感情に到達できるのか?

    ラスアス感想9

    ラストバトルは、もうやめろっ!って泣きながら□ボタンを連打してましたw

    人の感情の中でも「許す」ってものすごくパワーがいるし、とてもとても難しい事だと思うんですよね。
    大切な人を奪われた怒りをぐぐぐぐっと抑え込まないとできないわけですし・・・。

    それでも、エリーは最後の最後にアビーを「許した」。3抜けですね。

    ラスアス感想333

    エリーは子供という存在が無い。でも許しの境地に達する事ができた理由は、ジョエルだった。

    病院での出来事についての真実を知ったエリーとジョエルの会話。

    「多分、一生その事は許せないと思う・・・・でも・・・許したいとは思ってる」

    「それでいい」

    「わかった」

    ここで大泣きましたよねー・・・・。

    俺にはできなかったけど、お前にはそれができる。
    復讐の連鎖から抜ける事ができるって言っているようで・・・。

    そのやりとりが、心のどこかにあったからこそ、エリーは「許し」という救いを得た。

    許せなくてもいい。
    でも、許したいと思う気持ちを持つ事は、これからの人生とても意味がある。


    パート2は、そんな事を教えてくれたんだなあ。

    パート1が「罪」ならば、パート2は「罰」なのかなと思いましたが、もう一歩踏み「許し」をテーマにしてる所が大人だなあwと感じる。

    ラスアス感想333d

    エリーは最後、ジョエルのギターを置いて旅に出る。

    ああ、ギターに頼らずとも、エリーはこれからの人生ジョエルと共にあるんだなあと感じさせてくれるエンディング。
    ギターは無くとも、ジョエルからもらったたくさんの言葉がエリーを作っているわけですもんね!

    パート1から2を通してエリーの成長を描いた良い話だった。

    というのが、僕の感じた感想です。

    ラスアス感想333ds

    賛否分かれるのはよくわかるw

    僕が抱いた感想は、あくまでストーリーの構成や人物配置、僕自身の経験などから僕が勝手に感じ取った事に過ぎない。

    エリーの感情はこうなのですとか、ジョエルは思いました。なんて明確な説明をナレーションしてくれるわけでは無いですからねw

    何事も感想というのは、受け手によって変わってくる。それだけ深いテーマをThe Last of Usは描いているんだな感じます。

    良いゲームでした。

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    今日もラスアスパート2をやってます。

    らすあす2まだやってる

    もう23時だよっ!

    今日も一日ラスアス2をやってたら終わってしまいました・・・・。シアトル3日目です。

    今日は早起きしたので、とりあえず1時間だけ進めようかなと思ったら・・・・この時間ですよっ!

    止め時が全然わからん!

    ひとつの話題が盛り上がってきて、どうなるの!?ってなるのですが、どうなるのっ!?ってなったまま派手な戦いが始まってしまってこの戦闘が終われば休憩しようって思い戦闘をクリアすると、そのどうなるの!?の結論が衝撃的すぎて、先が気になってもうちょっとだけ進めようってなる。その繰り返し&繰り返し・・・。

    ラスアス213

    ストーリーの中盤辺りで、最高潮の「どどどどどうなるのっ!?」が来るんですが・・・おもいっきりその結末をクリフハンガーされて、え?そっちもやるのっ!?っていう展開になっちゃう・・・。

    ずるい構成だなあ・・・・w これはやめられないw

    ラスアス2134

    あと戦闘が結構楽しいですよね。弾薬やアイテムのリソースを管理しながら、無駄なく使い、補給し進めるだけでなく、死んで覚えるような所も多かったりと結構骨太にできてますねー。

    だめだ・・・これを終わらせないと、何も手が付かないw

    この後少しやって寝て、明日も朝からやれば明日中には終るでしょうっ!

    どんな結末にたどり着こうとも、1&2の感想はきっちり記事にしたいなあと思っております。
    明日かなw

    そんなわけで、今日もこんな感じで申し訳ないですが、進めてきますねっw


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