ヤングガンガンはスクエニ発行の青年誌ですが・・・・
ヤングマガジン・ヤングジャンプなどの大手青年誌とは一線を画する紙面となっています
■現在の主力作品(単行本売上順)咲-Saki-・荒川アンダー ザ ブリッジ・WORKING!!・セキレイ・緋弾のアリアAA・Dimension W・牙の旅商人(休載中)・ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜・死がふたりを分かつまで
萌え系・ギャグ・コメディ・SF・ファンタジーという属性を持っている作品が主力を占めています
※属性訳については、便宜的なものです
■萌え系の受けが良い咲は実質看板ですし、セキレイ・アリアAAなど、オタク層受けする作品の受けは非常に良いです
萌え系と表現しましたが、昨今多く展開されているラノベ原作系のものとは微妙に違います
対象年齢層が違っており、絵柄・趣味・志向が大きく異なります
分かりやすく言うと、巨乳キャラが多い!!!とかそんな感じだと思われます
アリアAAは、ラノベ原作の外伝ですが巨乳キャラが増量している気がしないでもないです!!
■ダークファンタジーは受けがいいロトの紋章が看板だったこともあり、ユーベルブラッド・牙の旅商人が人気になり、最近だとdod外伝を始めるなど好む層が一定数存在しています
ダークファンタジーは、既存青年誌で、多く展開できる種類の作品ではないため、才能がある人材を多く集められる環境になっています
もしかすると、ゲーム会社という側面もプラスに働いているのかもしれません
例外的ですが、ダークファンタジーの場合かなりきわどい表現でもokな土壌ではあります
(ユーベルブラッド・牙の旅商人も一部表現キツイ部分あります)
ダークファンタジーの場合、自分が置かれてる状況から一定の距離が置かれているため読者側が割り切りやすいというのも要因だと思われます
■男女双方に受けがいい作品がある看板作品である、荒川アンダー ザ ブリッジ・WORKINGはファン層の男女比がほぼ拮抗しています
スクエニ系の雑誌だとよくある話なのですが、青年誌として考えると珍しい部類になります
このため、
ヤングガンガン読者層にも他の青年誌よりも多く女性層が存在すると思われます
その影響で、性的暴行などのドギツイ表現をすると拒否反応が増大する原因になっていると思われます
■一般的な青年誌的な作品は受けない ヤンガン初期のころは、通常の青年誌の系統の作品が多く連載していましたが・・・・・あまり人気が出ず終了しています
青年誌でよくある、ヤクザ・暴走族・金貸しなどのアウトローがメインの人気作品はないです(死がふたりを分かつまでが、若干系統的には近いですが)
読んでいる読者層が、その手の作品を求めていないというのが一番でかいです
また、大手も青年誌を運営している都合上、質的に作品を獲得しにくいというのもあります(ヤンマガ・ヤンジャンのが各上ですし、既存の青年誌見たいならそっちを読みます)
- 関連記事
-