2010-12-26(Sun)
またしてもスケールの違いがまざまざ 菅vs小沢
この人間的なスケールの違いが、菅直人をして小沢一郎を忌み嫌う原因なのかもしれない。
菅は小沢氏と相対すると、自らのちっちゃさをイヤほど思い知らされるので、なんとしても視界から消し去りたいのだ。私も凡百のひとりとして、その気持ちは分からないでもない。
が、凡庸なるわたしでも、そんな情けない感情をむき出しにして他人を貶めるようなことは、さすがにしない。
ところが、いくら凡百とはいえ日本の首相という座にある人間が、ここまで醜い姿を恥ずかしげもなく満天下に晒しているのはどういうわけか。このモラルが完全にぶっとんでしまった姿をこそ、倫理審査をするべきだと感じるのは、私だけではあるまい。
権力欲と嫉妬は、おそらく、もっとも人間を破壊する。
そして、その両方を菅直人は両手いっぱいに抱えている。
何の躊躇もなくアメリカの言うなりになっているのも、内面的にはそれ故であろう。
今や菅内閣は、自民党ですら眉をひそめるほどに徹底した対米従属だ。
あの小泉ポチですら、様々なパフォーマンスで誤魔化そうとしたが、菅は誤魔化すことすらしない。
そのまんま、見たまんまに対米従属だ。
沖縄をめぐって、この隷米姿勢は全開になっている。
「甘受せよ」と迫る愚 菅内閣と沖縄
2010年12月23日 中日新聞
「移設反対 覚悟の上で」北沢氏、名護市に反論 再編交付金凍結
2010.12.25 沖縄タイムス
一度は「最低でも県外」と言った内閣の防衛大臣だ。それを翻意して、頭を下げてお願いに行くのかと思ったら、とんでもない。「反対するなら覚悟しろ」 と言う。
どういう神経をしているのか、いや、神経なんてものがあるのか。もう、恥もなければ人としての感情もスリ潰れて垢になって流れ去ってしまったようだ。
官僚主導から政治主導へという公約も、年金を立て直すことも、社会の責任でこどもを育てることも、ありとあらゆる国民への約束を反故にして、みずから意図的に国民の支持を失っている。
そうしておいて、支持率の低下を全部、小沢氏になすりつける。
なすりつけるために最低の政治をやって支持率を下げているのではないか とすら思えてくる。
みずからの嫉妬心のために、全国民を犠牲にして意図的に失政に失政をかさね、国民の怨嗟の声を小沢氏に転嫁して溜飲を下げる。これが菅直人の、真の姿なのではないか。
あまりのおぞましさに、鳥肌が立つ。
これまで、もっともきらいな政治家は、小泉ポチ、安倍ポチ、前原ポチ の三匹だったが、ごぼう抜きで菅直人が一位に躍り出た。
菅直人の小ささぶりは、昨日の連合が仲介した会合でも、あますことなく発揮された。
菅首相と小沢氏らの会談要旨
2010.12.25 時事通信
小沢氏 政権交代ができたのは、みんなが一つの気持ちになって臨んだ結果だ。鳩山氏から私自身のことに触れて話があったが、改めて気持ちを整理して臨んでいきたい。国民の期待に応えられておらず、不徳を恥じている。通常国会、来春の統一地方選に向け、首相を筆頭に頑張らなければならない。
(引用以上)
ここまで菅らに責め立てられて、なお首相を筆頭に頑張るんだという言う小沢氏のど根性に、私はほとほと感服する。感情的には、ぜったいにそんなこと言いたくないはずだ。でも、現実の政治のなかでは、そうするしかないという判断に、自らを律することは、凡百にはまねできない。
そればかりか、菅政権が意図的におこなっている失政の責任を、自らの責任として「不徳を恥じる」というのだから、どこまで大きな責任感なのかと、目眩すら感じる。これが、自分が国民の生活を預かっているのだと自覚する政治家の立ち居振る舞いなのである。
菅は、この発言を聞いて、心底小沢一郎を恐れ、憎んだに違いない。
全部じぶんの責任としてとらえて行動する小沢氏に比べ、支持団体を前に、ジンギスカンまで持ち出して言い訳に終始する自分の姿の醜さを、イヤというほど感じたであろう。
小沢氏は、近い立場の人が次々と離反していくと言われる。
その理由は、ここにあるのだということが分かる。
おそらく小沢氏は、あたりまえと思い、同志と思う政治家にこの責任感を求めるのだろう。
しかし、凡百の政治家もどきは、とてもじゃないがついて行けない。
そして、ついて行けない自らの恥を隠すために、小沢氏の粗を探し、マスゴミと結託してかまびすしく騒ぎ立てるのである。
菅直人は、今まさにこのサイクルに入っている。
しかし、国民はそろそろ気がつき始めている。
国民の生活を守るためには、4月になる前に菅・前原を引きずり下ろし、それらにジャレつく凡百以下の政治家を水の底に沈めておかなくてはならいことに。
数には入れなくてはならないが、害毒な口がきけないように、透明な水の底に沈めておくしかない。
昨年の秋に一瞬感じた国民の呼吸とシンクロする政治を取り戻すために、迷いを捨てて今は小沢一郎を支持する。
小沢氏を支持する森ゆうこさん、川内博さん、中村哲二さん、つじ恵さんなど、根性のすわった議員を支持する。
日常の私の周りでも、その流れはたしかに目に見えるようになっている。
小沢氏とともに進む民主党の議員の皆さんは、確信をもって、国民の負託を心根にすえて進んでいただきたい。
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菅は小沢氏と相対すると、自らのちっちゃさをイヤほど思い知らされるので、なんとしても視界から消し去りたいのだ。私も凡百のひとりとして、その気持ちは分からないでもない。
が、凡庸なるわたしでも、そんな情けない感情をむき出しにして他人を貶めるようなことは、さすがにしない。
ところが、いくら凡百とはいえ日本の首相という座にある人間が、ここまで醜い姿を恥ずかしげもなく満天下に晒しているのはどういうわけか。このモラルが完全にぶっとんでしまった姿をこそ、倫理審査をするべきだと感じるのは、私だけではあるまい。
権力欲と嫉妬は、おそらく、もっとも人間を破壊する。
そして、その両方を菅直人は両手いっぱいに抱えている。
何の躊躇もなくアメリカの言うなりになっているのも、内面的にはそれ故であろう。
今や菅内閣は、自民党ですら眉をひそめるほどに徹底した対米従属だ。
あの小泉ポチですら、様々なパフォーマンスで誤魔化そうとしたが、菅は誤魔化すことすらしない。
そのまんま、見たまんまに対米従属だ。
沖縄をめぐって、この隷米姿勢は全開になっている。
「甘受せよ」と迫る愚 菅内閣と沖縄
2010年12月23日 中日新聞
「移設反対 覚悟の上で」北沢氏、名護市に反論 再編交付金凍結
2010.12.25 沖縄タイムス
一度は「最低でも県外」と言った内閣の防衛大臣だ。それを翻意して、頭を下げてお願いに行くのかと思ったら、とんでもない。「反対するなら覚悟しろ」 と言う。
どういう神経をしているのか、いや、神経なんてものがあるのか。もう、恥もなければ人としての感情もスリ潰れて垢になって流れ去ってしまったようだ。
官僚主導から政治主導へという公約も、年金を立て直すことも、社会の責任でこどもを育てることも、ありとあらゆる国民への約束を反故にして、みずから意図的に国民の支持を失っている。
そうしておいて、支持率の低下を全部、小沢氏になすりつける。
なすりつけるために最低の政治をやって支持率を下げているのではないか とすら思えてくる。
みずからの嫉妬心のために、全国民を犠牲にして意図的に失政に失政をかさね、国民の怨嗟の声を小沢氏に転嫁して溜飲を下げる。これが菅直人の、真の姿なのではないか。
あまりのおぞましさに、鳥肌が立つ。
これまで、もっともきらいな政治家は、小泉ポチ、安倍ポチ、前原ポチ の三匹だったが、ごぼう抜きで菅直人が一位に躍り出た。
菅直人の小ささぶりは、昨日の連合が仲介した会合でも、あますことなく発揮された。
菅首相と小沢氏らの会談要旨
2010.12.25 時事通信
小沢氏 政権交代ができたのは、みんなが一つの気持ちになって臨んだ結果だ。鳩山氏から私自身のことに触れて話があったが、改めて気持ちを整理して臨んでいきたい。国民の期待に応えられておらず、不徳を恥じている。通常国会、来春の統一地方選に向け、首相を筆頭に頑張らなければならない。
(引用以上)
ここまで菅らに責め立てられて、なお首相を筆頭に頑張るんだという言う小沢氏のど根性に、私はほとほと感服する。感情的には、ぜったいにそんなこと言いたくないはずだ。でも、現実の政治のなかでは、そうするしかないという判断に、自らを律することは、凡百にはまねできない。
そればかりか、菅政権が意図的におこなっている失政の責任を、自らの責任として「不徳を恥じる」というのだから、どこまで大きな責任感なのかと、目眩すら感じる。これが、自分が国民の生活を預かっているのだと自覚する政治家の立ち居振る舞いなのである。
菅は、この発言を聞いて、心底小沢一郎を恐れ、憎んだに違いない。
全部じぶんの責任としてとらえて行動する小沢氏に比べ、支持団体を前に、ジンギスカンまで持ち出して言い訳に終始する自分の姿の醜さを、イヤというほど感じたであろう。
小沢氏は、近い立場の人が次々と離反していくと言われる。
その理由は、ここにあるのだということが分かる。
おそらく小沢氏は、あたりまえと思い、同志と思う政治家にこの責任感を求めるのだろう。
しかし、凡百の政治家もどきは、とてもじゃないがついて行けない。
そして、ついて行けない自らの恥を隠すために、小沢氏の粗を探し、マスゴミと結託してかまびすしく騒ぎ立てるのである。
菅直人は、今まさにこのサイクルに入っている。
しかし、国民はそろそろ気がつき始めている。
国民の生活を守るためには、4月になる前に菅・前原を引きずり下ろし、それらにジャレつく凡百以下の政治家を水の底に沈めておかなくてはならいことに。
数には入れなくてはならないが、害毒な口がきけないように、透明な水の底に沈めておくしかない。
昨年の秋に一瞬感じた国民の呼吸とシンクロする政治を取り戻すために、迷いを捨てて今は小沢一郎を支持する。
小沢氏を支持する森ゆうこさん、川内博さん、中村哲二さん、つじ恵さんなど、根性のすわった議員を支持する。
日常の私の周りでも、その流れはたしかに目に見えるようになっている。
小沢氏とともに進む民主党の議員の皆さんは、確信をもって、国民の負託を心根にすえて進んでいただきたい。
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