繊細なる氷の世界
厳冬の岩井滝シリーズ。
最終回は、マクロで氷を観察してみます。
自然は偉大なる芸術家・・・。
では氷と光のコントラストの世界をどうぞ。
最後になりましたが・・・・・
『どうすればこのようなブルーな写真が撮れるか?』
というご質問にお答えしましょう。
答えは、簡単です。
『デジカメのホワイトバランスを「電球」に設定する』
たったこれだけです。(笑)
もともと「電球」の設定は部屋の電球光源下でその赤み(黄色)を抑えるために、青みを加えるようになっています。
ですから、自然光の下で「電球」にすると、白い氷が青っぽくなるというわけです。
ただし、むやみに使うと写真の色が不自然になってしまいますので冬の氷や滝の写真に使うことをオススメします。
人間の潜在意識の中には、「ブルー(水色)」=「冷たい」というイメージがインプットされているので氷や滝が青くても不自然に感じないのかもしれません。
カメラって面白い道具ですね・・・。
ほぼ人間の目で見た通りに写すこともできれば、人間の目で見えない世界や感情を含めた世界も写すことができる・・・。
さらに、きょうまでご紹介してきた写真は、すべてコンパクトデジカメで撮影しています。またパソコン側では色調整やトリミングは一切行っていません。ですから、みなさんがお持ちのデジカメでも構図に少し気を配るだけで簡単にこのような写真が撮れるはずです。
アイスブルーの世界が面白いと感じていただけた方、もし氷や氷柱を撮る機会があれば一度試してみてくださいね!
2006年02月22日 | 固定リンク | コメント (17) | トラックバック (0)