5/21から携帯のクーリングオフ制度が始まり、ソフトバンクのオンラインショップが違反だらけでクーリングオフの対象になってる件
電気通信事業法が改正され、2016年5月21日より携帯電話(スマホ・タブレット)や固定ブロードバンド回線のクーリングオフ制度が開始された事はご存知でしょうか。
通信事業者が一切アナウンスしていないため全く周知されていない状態なのですが、これまでは訪問販売や電話勧誘によって契約した時のみクーリングオフが適用出来ていたものが、これからは店舗やオンラインショップで契約した場合でもクーリングオフ(初期契約解除)が可能となっています。
また、ドコモ・au・ソフトバンク(ワイモバイル)等では「確認措置」という認定制度により、事実と異なる説明を受けた場合やエリア内なのに自宅で電波状況が悪いという条件付きで、回線だけでなく端末等も解約・返品可能となっています。
(※当初、初期契約解除でも不実告知や電波状況等の条件が必要と書いておりましたが、初期契約解除では無条件で解約可能です。訂正してお詫び致します)
まあ、まだまだ問題がある状態ではありますが(特にソフトバンク。別記事で指摘する予定)、ひとまずSDカードなどボッタクリ価格の高額なオプション品をプレゼントとして渡しておきながら割賦に組み込む無断割賦詐欺や、不要なオプションを無断または強制的に加入させたり、電話しないのにスマ放題のような高額な基本プランに加入しないと契約させないというような悪質な事例にようやくブレーキが掛かるのかなと思います。無くなりはしないでしょうけど。
・・・こうやって書くと、本当に無法地帯ですね(特にソフトバンク)。総務省今まで何やってたの?
で、本題。
この法改正により、携帯・スマートフォンでも不実告知がなされたりオプションについて説明が不十分な場合はクーリングオフの対象となったわけですが、ソフトバンクのオンラインショップが完全に違反状態となっているため、ここで契約した人は全員クーリングオフ制度の対象となります。
解説します。
契約のキャンセル(8日間キャンセル) | ご購入方法(ご予約方法) | ショップ・購入 | モバイル | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/shop/buy/cancellation/
これを前提に説明していきますね。
ソフトバンクのオンラインショップでは、携帯電話・スマートフォン・タブレット等の契約申し込みが出来ます。
ここで機種を選ぶと、購入手続きに進むボタンの下に「商品の返品・交換について」とあります。
ここをタップすると・・・
はい、既に法改正されているため、事実と異なる状態ですね。
電波状況が悪い場合や契約時に事実と異なる説明がされている場合には、開封済みでも返品して契約解除出来ますから。
また、ソフトバンクは「クーリングオフが適用される場合は解約扱いとなり、契約前の状態に復元する事が出来ない。継続利用する場合でも電話番号が変わる」と、明らかに消費者不利な規定になっています(良くこんな不利な規定入ってるのに総務省・総務大臣は認定しましたね。アホなんですか?)。
消費者不利な規定は、契約成立前に説明しなければなりません。
さらに、契約を進めていくとおかしな事が起こります。
基本プランとパケット定額を選んだら次はオプションサービスの選択に移るのですが・・・
なぜか突然金額が大幅に上昇します。
実は、しれっと最初からいくつか必須でないオプションが選択されているんですね。
またその事は当然告知されていません。というか、最初からチェックが入っている時点で告知があってもダメだと思いますが。
これは電気通信事業法の消費者保護のガイドラインにある不適切な事例に該当します。
このまま契約すると、完全にクーリングオフの対象となりますね。
いわゆる「レ点商法」は明確にアウトです。
あとオプションに関してですが、機種によっては機種選択の画面で「ディズニースタイル2年無料キャンペーン」というものが存在します。
ただし、これは実は2年縛りとなっており、途中解約すると3240円(税込)の違約金が発生するもので、選択画面にはその不利となる条件は記載されていません。
詳細の書かれたリンク先にはあるものの、不利な条件があるとは記載されておらず、「必ずお読みください」という記述も無いので、読まずに選択する可能性が非常に高い悪質な表記となっています。
レ点は付いていないものの、これもアウトと取っていいでしょう。
ちなみに、ドコモではこのような事は無いようです(記事が2014年のものなので今がどうかはわからないけど、多分今も同じでしょう。口座登録までしないとここに辿り着けないので、簡単に調べられない・・・)。
ドコモオンラインショップでMNP/新規/機種変更する方法【手数料無料。待ち時間なし。iPhoneもサクッとゲット!いいことづくし。】 ≫ 使い方・方法まとめサイト - usedoor
http://usedoor.jp/howto/web/web-service/docomo-onlineshop-keiyaku/
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以上の事から、ソフトバンクのオンラインショップで契約した場合、もれなくクーリングオフの対象となります。
特に最初からレ点が入ってるのは明確にアウトですからね。総務省に通報しないといけませんね。
という事で、スマートフォン・タブレット等の契約について消費者保護が強化された、という事は知っておきましょう。
通信事業者は周知なんかしませんからね。
通信事業者が一切アナウンスしていないため全く周知されていない状態なのですが、これまでは訪問販売や電話勧誘によって契約した時のみクーリングオフが適用出来ていたものが、これからは店舗やオンラインショップで契約した場合でもクーリングオフ(初期契約解除)が可能となっています。
また、ドコモ・au・ソフトバンク(ワイモバイル)等では「確認措置」という認定制度により、事実と異なる説明を受けた場合やエリア内なのに自宅で電波状況が悪いという条件付きで、回線だけでなく端末等も解約・返品可能となっています。
(※当初、初期契約解除でも不実告知や電波状況等の条件が必要と書いておりましたが、初期契約解除では無条件で解約可能です。訂正してお詫び致します)
まあ、まだまだ問題がある状態ではありますが(特にソフトバンク。別記事で指摘する予定)、ひとまずSDカードなどボッタクリ価格の高額なオプション品をプレゼントとして渡しておきながら割賦に組み込む無断割賦詐欺や、不要なオプションを無断または強制的に加入させたり、電話しないのにスマ放題のような高額な基本プランに加入しないと契約させないというような悪質な事例にようやくブレーキが掛かるのかなと思います。無くなりはしないでしょうけど。
・・・こうやって書くと、本当に無法地帯ですね(特にソフトバンク)。総務省今まで何やってたの?
で、本題。
この法改正により、携帯・スマートフォンでも不実告知がなされたりオプションについて説明が不十分な場合はクーリングオフの対象となったわけですが、ソフトバンクのオンラインショップが完全に違反状態となっているため、ここで契約した人は全員クーリングオフ制度の対象となります。
解説します。
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ソフトバンクのクーリングオフ制度に関する記述がなされているページはこちら。総務省のページからしか辿れない気がするんですが気のせいでしょうか。スポンサードリンク
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契約のキャンセル(8日間キャンセル) | ご購入方法(ご予約方法) | ショップ・購入 | モバイル | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/shop/buy/cancellation/
これを前提に説明していきますね。
ソフトバンクのオンラインショップでは、携帯電話・スマートフォン・タブレット等の契約申し込みが出来ます。
ここで機種を選ぶと、購入手続きに進むボタンの下に「商品の返品・交換について」とあります。
ここをタップすると・・・
はい、既に法改正されているため、事実と異なる状態ですね。
電波状況が悪い場合や契約時に事実と異なる説明がされている場合には、開封済みでも返品して契約解除出来ますから。
また、ソフトバンクは「クーリングオフが適用される場合は解約扱いとなり、契約前の状態に復元する事が出来ない。継続利用する場合でも電話番号が変わる」と、明らかに消費者不利な規定になっています(良くこんな不利な規定入ってるのに総務省・総務大臣は認定しましたね。アホなんですか?)。
消費者不利な規定は、契約成立前に説明しなければなりません。
さらに、契約を進めていくとおかしな事が起こります。
基本プランとパケット定額を選んだら次はオプションサービスの選択に移るのですが・・・
なぜか突然金額が大幅に上昇します。
実は、しれっと最初からいくつか必須でないオプションが選択されているんですね。
またその事は当然告知されていません。というか、最初からチェックが入っている時点で告知があってもダメだと思いますが。
これは電気通信事業法の消費者保護のガイドラインにある不適切な事例に該当します。
・オプションについて説明を行わないこと等により、オプションに加入することについて利用者の明確な意思が形成されているとは到底言えない状況で、勝手に加入させること。
・ 本体の電気通信役務契約のみの契約という選択肢を利用者に示すことなく、オプション加入が当然であるかのように装って加入させること。
このまま契約すると、完全にクーリングオフの対象となりますね。
いわゆる「レ点商法」は明確にアウトです。
あとオプションに関してですが、機種によっては機種選択の画面で「ディズニースタイル2年無料キャンペーン」というものが存在します。
ただし、これは実は2年縛りとなっており、途中解約すると3240円(税込)の違約金が発生するもので、選択画面にはその不利となる条件は記載されていません。
詳細の書かれたリンク先にはあるものの、不利な条件があるとは記載されておらず、「必ずお読みください」という記述も無いので、読まずに選択する可能性が非常に高い悪質な表記となっています。
レ点は付いていないものの、これもアウトと取っていいでしょう。
ちなみに、ドコモではこのような事は無いようです(記事が2014年のものなので今がどうかはわからないけど、多分今も同じでしょう。口座登録までしないとここに辿り着けないので、簡単に調べられない・・・)。
ドコモオンラインショップでMNP/新規/機種変更する方法【手数料無料。待ち時間なし。iPhoneもサクッとゲット!いいことづくし。】 ≫ 使い方・方法まとめサイト - usedoor
http://usedoor.jp/howto/web/web-service/docomo-onlineshop-keiyaku/
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以上の事から、ソフトバンクのオンラインショップで契約した場合、もれなくクーリングオフの対象となります。
特に最初からレ点が入ってるのは明確にアウトですからね。総務省に通報しないといけませんね。
という事で、スマートフォン・タブレット等の契約について消費者保護が強化された、という事は知っておきましょう。
通信事業者は周知なんかしませんからね。
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