2009.01.02

ブログは会話 + 情報のディスカバリー

THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007: DAY 2

「ブログは会話」これは伊藤穣一さんがよく言う言葉。

ブログの記事に1点の間違いもない完璧なものを求められていたら、堅苦しくて何も投稿できない。
 ある程度、思い込みや勘違いもコミコミにして、ある程度は「エイヤ!」で投稿するからこそ自分の意見が言える。それだけにブログでは記事そのものだけではなく、コメント(や場合によってはTrackback、人によってはdel.icio.usやはてなブックマークも)での対話までも含めて1つのコンテンツと捉えて欲しい。

 ただ、今日のブログが至らないところは(そしてSNSの方が進んでいる部分)、自分が書き込んだコメントに対して返信があっても、再びそのブログを訪問しないとわからないところ。
 この問題を解決すべく、しばらく、coCommentを試したが、残念ながら期待した変化は得られなかった(サービス自体はよくできているので、今後、また機会をつくって再挑戦したい)。
 そんな中、昨年末、Six Apart社がTypePad Connectというサービスを開始。これに衝撃を受けた。

 TypePadのブログに、TypePad ConnectのIDでログインしてからコメントを書き込むと、そのコメントに対して、返信があったときに、それがメールで送られてくる。しかも、そのメールに返信する形で、メールソフト(あるいはiPhone)からコメント返しができるのだ。
 これは「ブログの会話化」を、さらに一歩、押し進める革新的技術だろう。

 さて、昨日のブログにいしたにさんからトラックバックがあった。
みたいもん: すべてが記録される時代のログ:私的原体験編

 この記事で私の記事と一緒に平田さんの記事が紹介されている。

dh memoranda:次になにをするべきなのか

この平田さんの記事を読んで、いくつか「Web 2.0 in your pocket」的な視点で思い出したことがある。

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2008.08.22

mixiのOpenID対応:小さいニュース、大きな一歩

【最初、ボケていて、わざわざ難しいログイン方法を紹介してしまったので訂正】

mixi OpenID
昨日、mixiで発表会があった。
既に多くのIT系ニュース媒体が報じているが「なんだかよくわからない」という人も多いだろう。
それでいい。

mixiのSNSとしての魅力は「パソコン、よくわからない」という人でも「安心して使える、わかりやすさ」にこそある。
昨日の発表は大半のmixiユーザーにとって当面の間は「どうでもいい」もの。
インターネットでビジネスをしている人たち、開発者の人たちにとってのニュースであって、
一般のmixiユーザーにとっては、まだそれほどのニュースではない。

ただ、一般のユーザーにとって、まったく恩恵がないニュースかというとそうではない。
これからはmixiの会員は余計なパスワードを覚える回数が減るはずだ。

説明しよう。
インターネットにはおもしろいサービスがたくさんある。
ただ何が面倒かというと、新しいサービスを試そうとする度に、
そのサービスに会員登録をしなければならないことだ。

新しいユーザー名を登録し、パスワードを登録する。そしてその組み合わせを覚える。
これが簡単なようで簡単ではない。
自分のニックネームが「Nobi」なので、新しいサービスでも「Nobi」というIDを取ろうとしても、
そのサービスでは既に他の人がそのIDを取ってしまっていて使えないことがあり、
そうするとそのサービス専用のIDをつくって、それを覚えなければならない。

パスワードも、セキュリティー上はよくないが、
覚えやすいいつもと同じパスワードを入力しようとすると、
なんと、あるサービスでは「パスワードは8文字以上」と決まっていたり、
別のサービスでは必ず数字をいれるように言われるので、これも統一できず、かなり厄介だ。

だが、もし使いたいサービスの登録画面に「OpenID」対応と書かれていて、
こんなロゴマークがあったらラッキーだ。

Openidgif

というのも、新しいID/パスワードを登録しないですむからだ。
これからmixiの会員の人は「OpenID」に対応したサービスでは、
新規アカウント(ID)を登録する代わりに
「mixi.jp」と入力する。

すると、mixiの画面が現れ、場合によってはmixiへのログインを要求される。
そしてmixiに「このサービスに本当に登録したいか」を聞いてくるので、これを承認する。
すると、めでたく新しいID/パスワードをつくることなく、そのサービスが使えるようになるのだ。
(サービスによっては、そのサービス上で使うニックネームや、何か問題があったときの連絡用として電子メールアドレスを聞かれることはある)。


例えばオンライン付箋サービスのlinoに登録する場合は、こんな感じになる。
linoは、かなりしっかりOpenID対応をしているので、
既に作成済みのlinoのアカウントとmixiの情報をうまく結合してくれた。
現在、linoのようにOpenIDに対応したサイトは1万近くある。


Safari005
(上の画像をクリックして、今すぐ試せます。)

もちろん、modiphiもOpenID対応:
Safari006
(こちらも上の画像をクリックして、今すぐ試せます。)

【この方法では登録できないサイトもある。
 その場合は、
1)mixiのアイコンがないかを探して、あればそのアイコンをクリック
Safari007
2)「https://id.mixi.jp/自分のID番号」と入れてみる(注1.https://なので注意、注2.有料会員はID番号の部分を好きな名前に変えられる
3)サービスによってはmixiに登録しているID番号とパスワードを聞いてくるものがあるが、こうしたサイトへの登録は、運営社にこのページへのリンクを送って、他のOpenIDサイトのようにもっと安全な登録方法を提供してください!と頼んで、それが実装されてから申し込んだ方がいい

もし、これから何か新しいサービスに登録しようとした時、
検索してみて同じようなサービスでOpenID対応のものと、そうでないものがあったら、
まずはOpenID対応のもので試してみてはどうだろう?
大抵、こういった最新技術を敏感に取り入れているサービスの方がおもしろいはずだ(勝手な憶測)。

現在、mixiにログインするとトップに表示される「OpenID」対応とはこういうことで、とりあえずmixi外の他のサービスに登録しない分には関係ない(ちなみにとりあえず携帯ユーザーには関係ない)。

ただし、この小さなニュースが、実は将来、大きな変化をもたらす可能性がある。

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2008.07.17

日本版人物検索は世界に根をはれるか!?

Safari006

「SPYSEE」という日本語の人物検索サービスが始まっていたようだ。

試しに自分の名前を入れて検索してみると、お馴染みの(そろそろ変更したい)プロフィール写真と過去に著書や過去に書いた記事、そして関連のある人物がグラフ形式で表示された。

SPYSEE: 林信行
ちょっと気になるのが人物を特定するURLの中に、人名を埋め込んでしまっている点だ。
同姓同名の人はどのようにハンドルするのだろう?

「Google Mapで広まった地図検索につづく、次なるビッグウェーブは人物検索ではないか?」
ちょうど1年くらい前、そんなことが話題に上った。
Tim O'Reillyも'07年4月のWeb 2.0 ExpoでデビューしたSpockをしきりに宣伝していた:

林信行のマイクロトレンド 第7回:地図の次は“人”──進化する検索

インターネット上のさまざまなサービスを、最終的にマネタイズしようとしたり、
実際にユーザーの間に定着させようとする時に、実は大事なのがいかに実生活/リアルの世界と関わりを持てるか、だと思っている。

Google Mapに代表される地図検索は、リアルの地理情報との対応があり、
それだけに利用者が表示される広告に抱く関心も高く、ビジネスとしての今後に期待ができる
(まだ地理検索向けの広告の出し方には工夫が必要だと思うが)。

それと同様に、まだ人物検索や時間検索もリアルとの関わりを築きやすい。
時間検索に関しては最近、ある大御所がビジネス化を考えていると話していると語っていた。実は私も以前から考えていた。
これはあれば非常に便利な技術であり、重要な技術でもあると思うが、マネタイズは難しそうだ。

一方、人物検索であれば、その人の著書やその人に関わる文献、あるいはその人が関わった作品やコンサートチケットなど広告的なものにも結びつけやすい。

また、今後、あとどれくらいかかるのかはわからないが、ジワジワと大きくなっていきそうなソーシャルグラフやオープン化時代のSNSといったものが広がる時代においても重要になってくるんじゃないかと思う。

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2008.05.20

facebook雑感PART2:mixiはfacebookになれたか!?

一度、書きかけの状態で掲載し、その後、夜中にしあげた前の記事が、あまりに長くなったので、雑感を2つに分けることにした。

こちら(PART II)はAPI公開について。
facebook in tokyo

 今日の記者会見を聞いていて、1つハっと思ったのは、facebookも、日本の多くのSNSと、同じ頃、同じステップを歩んでいたのだ、ということ(つまり、他のSNSも、発想を変えれば、今のfacebookになりえたかもしれない、ということ)。

 Zuckerbergが、2004〜2005年頃のfacebookは、ユーザーの要望にあわせて、いろいろな機能を追加していた、と言う。
 2004年頃と言えば、ちょうど日本でも、mixiとGREEが、競うように新機能を搭載していた頃だ。
 mixiが何か新機能を搭載すると、その翌週くらいにGREEが同じ機能を追加したり、GREEのすぐ後につづいてmixiが同様の機能を追加したりして、「どっちが、どっちを真似ている」なんていうことが話題になった。

 ここで他の多くのSNSは、毎回、何か機能を追加しようとする度に、それに大量の開発時間/資源をつぎ込んで、ハードコーディングしていったのに対して、facebookは、新機能をプラグインのように簡単に追加できるようにアーキテクチャーを見直した。
 このアーキテクチャー変更で、自身でも新機能が追加しやすくなったが、さらにそうしたアプリケーションを開発するAPIを公開したことで、他社によるアプリケーションも爆発的に増えた、というのがこの1年の大躍進の勝因だったといえるだろう。

 前の記事でも書いたように、友達をペットで売買するような遊びのアプリケーションもあれば、社会活動を支援するまじめなアプリケーションもある。
 プロフィールの飾りとして活用できるアプリケーションもあれば、他のネットワークの機能を取り込むためのものもある(例えばTwitterやflickrやYouTubeやFriendFeed)。

 今日、facebookのアプリケーションは2万種類あり、1日140個のペースで増え続けているという。facebook利用者の95%が少なくとも1種類のアプリケーションを追加しているという。
 こうしたアプリケーションが広まりやすいところに期待してfacebook economyなんていう言葉も誕生した(果たして、それに実態があるか、どうかは議論の的だが)。

 「たられば」の話をするのは不毛だが、同じ頃、ほぼ同じ位置にいた日本のSNSにだって、十分、同じ革命を起こしているチャンスはあったと思うと少し悔しい思いがこみ上げてきた。

 ここから先は、この不毛な話を掘り下げてしまう。

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2008.05.19

facebook、日本進出!【雑感PART I】

*遅れてスミマセン、ようやく更新しました@20日 4.33AM/前半部分もUPDATEしています*

facebook press conference in tokyo

全米2位のソーシャルネットワークサービス(SNS)、
facebookが、日本向けのサービス開始を正式に発表した。
といっても、今日になって何かが突然変わったというわけではない。
実は設定次第で切り替え可能な、日本語メニューは先月頃から用意されていた。
それに(英語の文面のものも含め)日本の広告も先月(あるいはもっと前からかも)から見かけていた。

今日、行われた発表会は、むしろ創業者のMark Zuckerbergの初来日にあわせて行われたものと考えて良さそうだ。

 ただ、1つ、今回の来日で重要なことといえば、facebook用アプリケーションのローカライズは、どうなるのか、ということ。
 facebookの特徴は、例えばユーザーが自分のプロフィールページに自由にアプリケーションを追加してカスタマイズできること。例えばTwitterのアプリケーションを追加して、Twitterに書き込んだコメントを表示させたり、Flickrのアプリケーションを追加して、Flickrに投稿した写真を表示させたり。
 他にも私のお気に入りアプリケーションを挙げると、「Where I've Been」という自分が行ったことのある国のリストを表示するアプリケーション(そうしておくことで、友達と意外な国の話でもりあがったりできる)、シンプルなところでは、プロフィールに「I have an iPhone」というメッセージを表示するだけのアプリケーションもあったりする。
 実はTwitter用のアプリケーションは、最初の頃は日本語に対応しておらず、Twitterに日本語のメッセージを投稿しても「文字化け」するといった問題があったが、この問題はいつのまにかなくなっていた。
 私が行っている「facebook用アプリケーションのローカライズ」とは、そうした文字コードの扱いなどの話ではなく、もっと表層の部分、UIの日本語化などについてだ。
 アプリケーションの名前を(例えば)「私の行った国」に直すのがいいかどうかといった議論も含め、国を選択するメニューや国名なんかも、うまくローカライズしないと、もしかしたら、そのうち日本の誰かが英語版があることを知らないで(あるいは知っていて)、日本語版のほぼ同じ機能を持つアプリケーションをつくってしまう可能性がある。
 そうなると同じことをやりたいユーザーが言語ごとに、別々のアプリケーションに分散してしまい、「国際的SNS」のおもしろさが活かせない。

 これについて質問をしたかったが、チャンスが回ってこなかったので、記者会見後、日本の開発サポートを行うJavier Olivanに講演後に聞いた(残念。時間的に余裕がなかった)。

 Olivanさんによれば、これについてはfacebook本体のサービスと同様にローカライズできるとのことだが、詳しくは今後、開発者達と詰めていかなければならないという。今更、この記事を読んで間に合う人はいないだろうが、記事を書いた19日19時から原宿で開発者会議が行われるので、間に合う開発者はぜひ足を運んで欲しい。

 近々、日本でも発表されそうなiPhoneとの親和性も高いし、自分のWebアプリを世界進出をするための近道にもなるし、facebook開発の世界は、開発者なら、とりあえず覗いておいて損はないはずだ(私はちょうど予定がバッティングしていていけないのが悔しい。誰か行った人、状況を教えて!)。

ここで記者発表会に出ての雑感を書いてみよと思う:

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2006.03.03

mixi2周年

mixiが2周年ですね。おめでとうございます。
今、「mixi1周年」で検索したところ、自分のブログエントリーが1位で、ちょっとビックリ。

昨年、100万人とか150万人とかいっていた会員は、既に300万人を突破して、1日のページビューは1億5000万に達したようです。

CNet:「mixi、ユーザー数300万人を突破--1日のページビューは1億5000万に

一時は沈下状態だったSNSフィーバーも、ここへ来て「Yahoo 360」がスタートしたり、シックスアパート社が「SNSではない」けれど、SNS的な「Project Comet」について語りだしたり、BIGLOBEもブログにSNS機能(!?)を追加したりと盛り上がっていますよね。

私は個人的には「サーチ縁人」とか、「PLAYLOG」、「BIBIO」、「ZORG」、「Wallop」あたりも応援しています。(このあたりについてはいずれ時間がある時に書きますね)

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2005.03.03

mixi1周年

ソーシャルネットワークのmixiが公式オープンから1周年を迎えました。
3月3日3時33分に投稿予定だったと言う運営者、笠原さんの日記に多くのコメントが寄せられています。

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2005.02.06

気づけばOrkutから1年

BLOGの古いエントリーを見ていて気がついたのですが、私がUKの友達に誘われてOrkutに入ったのがちょうど約1年前。最初の頃は日本人はほとんどいなくて、見かけたのはJoiさんは別格として、maskinさんとかくらい?

このBLOGエントリーをよくみると、2月25日に正体不明のanonymousさんから「こんなサービス始まったようです」という謎のエントリーがある。実は名前の部分がリンクになっていてmixiにつながっている。

私はmixiは、ちょうどそれくらいの頃、確かmaskinさんに誘ってもらって入りました。ID番号は135番。今、見てみたらお隣さん(1つ前)があのαギークの宮川さんでビックリ。

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2005.01.20

名刺にmixiのID番号、誰か始めないかな?

mixiにコミュニティー機能が追加された直後の昨年4月、「SNSはパソ通へ回帰する!?」というエントリーを書いたけれど、それから8ヶ月年以上経ってもその思いは強くなる一方。

ただ、参加者の数自体がの母数が大きくなっているので、いろんな人、いろんなコミュニティーがあっておもしろい。
またパソコン通信にもプロフィールを飾り付ける文化(*)があったけれど、今日のソーシャルネットワークでは、プロフィールそのもの以外にも、その人物を知るための演出がうまくできていてそこがまたおもしろい。

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2004.12.08

神田BAR

*前置きの言い訳*
帰国後も仕事に追われています。
神戸水中映像祭に行った週、1週間を振り返るエントリーを書こうと思っていたけれど
翌週、2週間を振り返るエントリーにしようと思いをあらため、
そのまま3週目?それとも既に4週目?
もっとも、ほとんどの仕事の締め切りは今日と金曜日に集中しているので、来週には少し余裕ができるはず?

*イベントのお知らせ*
ところで、その来週13日の月曜日、「日本初の「ソーシャルネットワーキングBAR」」を唱う神田BARにて
「Talk About Apple with Nobi」というセッションを行います。

ソーシャルネットワーキングBARというだけあって会員制+招待制で、誰でも行けるわけではないのですが、既に行ったことのある人、興味のある人、当日、私と示し合わせていけそうな顔見知りの方がいらっしゃいましたらお声をかけてください

*今晩についてのお知らせ*

ちなみに今日は、毎月、恒例のBLOGディナー。私の都合にあわせて1週間開催をずらしてくれたこともあり、必死に仕事を終わらせて私はこちらに出席予定です。

一方、神田BARの今晩の予定は「iPod & iTunes Hacks」というセッション。
先週、同じ取材でアメリカに行っていたbulknewsやbulkfeedsの運営者として知られるハッカーの宮川達彦氏がゲスト講演者で、Air Mac ExpressのプロトコルやAppleロスレスエンコーダーにまで踏み込んだ、かなり濃くておもしろそうなセッションになりそう。こちらも行きたかった...

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2004.09.21

dotnode

.nodeのエントリーにコメントを下さった方々を招待しているのですが、なぜか「送信準備中」のまま止まっています。
SafariScreenSnapz004

今、しばらくお待ちを...

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2004.09.19

国際派のためのSNS、dotnode?

今や日本でSocial Networkといえば、すっかりGree.jpとmixi(アルファベット順ということでひとつ...;-)になってしまった感があるが、今年のはじめOrkutに参加して盛り上がっていた人には何かもの足りなさもあるのではなかろうか。
そう、これらの国産Social Networkには海外のユーザーがまったくいない。
日本人の日本人による日本人のためのSocial Networkなのだ。

Orkutでローマ字で頑張っていた人達、Japanese Communityなどで日本語化の際の要望を熱心に答えたいた人達が本当に求めていたのは、日本人とは日本語で話ができるけれど、海外の友達のネットワークもつくれるSocial Networkだったのでは?

そんな要望に応えてくれそうなSNが.nodeだ。

SafariScreenSnapz001

かなり前に関さんにお誘いいただいたのだが、その後、海外取材などでチェックを怠っていた。

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2004.09.13

GREE Night 2.0盛りあがりすぎ ;-)

代官山UNITで開催されたMSN Messanger presents GREE Night 2.0に行ってきた。
CIMG6554.JPG

これまでMacではレイアウトが崩れていたGREE.jpだけれど、作者の田中ヨッシーさんはこの問題を解決するためだけにiBookを購入。そして今朝、サービス開始から7ヶ月目にしてついにこの問題も解決。


GQ/VOGUE編集長の斎藤和弘さんがゲストスピーカーで来るというのは読んで知っていたが、そのステージにマイクロソフトの古川 享さんも登場したのにはびっくり。
同じステージにはGREE作者の田中ヨッシーさん、そしてDJとしてBOXER BLOGで一緒に書かせてもらっている慶応SFCの松村太郎さんも。
CIMG6552.JPG

最終的には800人が参加したそうで、会場の中はどうだったかというと...

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2004.08.12

mixi envy、あなどれないEchoo!と.node

nobilog2には、1つのエントリーに関係ない2つの話題が入っていることが多い。
そんなエントリーを書いていると人のBLOGにトラックバックを送るのにも抵抗があるし、コメントをつける人も困惑してしまうのではないかと反省している。
だが、実はそうするのにはこんな背景があるのだ。

nobilog2にはパブリックなメディアとしての側面とパーソナルな日記の側面の両方が混在している。
内輪ネタも書きたいのだ。

でも、nobilog2もある程度のトラフィックがでてきてしまったので、あまり内輪ネタを書くのには内心ちょっと抵抗がある。 そんな心理が記事内容(トップページに表示される部分)には関連のある一般向けの話題を書いておいて「more(本文、続き)」に内輪向けのネタを潜ませるという困った書き方を生み出してしまった。

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2004.04.21

強いのは既知の友人が多いSNSか!?

Social Networkでは、参加者の数も重要けれど、1ユーザーが1日当たりどれくらいの時間をそこで費やすか、どれだけそこに依存しているかも重要な要素だと思う。

 いや、もしかしたら、それはそのSNSが何を目指しているのかによって違って、例えば特定の仕事のパートナーを検索する時にだけアクセスしておしまい、というサービスもありかもしれない。また、特定の広告メッセージが、ターゲット層にとりあえず届けばそれだけでビジネスとして成功、というところもあるのかも知れない。

ただ、依存度が高まり、利用時間が長くなるとそれによって利用者の心の中でのそのSNSの存在が大きくなってくる。

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2004.04.19

ANAもSNS参入

friendpark.jpg

ついにANAまでもがSNSを始めた:ANA フレンドパーク

ANAマイレージカードを持っている人はメールで案内が来ているはずなのでチェックしてみよう
(持っていない人でも登録できる)

仕事が遅れ気味でしっかりチェックしていないのだけれど、第一印象は、


  • ついに来たか(国内大手企業のSNS)
  • これはありかも
  • よく工夫しているなぁ
  • 他のSNSと連携して欲しい

といったところだ

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2004.04.14

SNSはどこへ向かうべきかパートI(@nobilog)

SNSはどう進化すべきか。最近の考えを英語でまとめてみました。

nobilog: Future of Social Networks: Part I

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2004.04.12

どこまで増えるSNS!?

INTERNET WATCH経由:

ゆびとま、ソーシャルネットワーキングサイト「Echoo!」開始

ある意味、日本のSNSの元祖でもあった「ゆびとま」が、今風の招待状ベースのSNS、「Echoo!」を開始した。

実は、日本にはOrkut登場以前からも、この「ゆびとま」をはじめ関心空間などの立派なSNSが存在していた。

今回の「Echoo!」はブームにのったリニューアルでサービスの再活性化といったところ、と流しそうだったけれど、RSSフィード付きBLOG機能とかちゃんとツボはおさえてあり、なかなか期待が持てそうだ。

でも、こうもどんどんとSNSが増え続けるとユーザーも混乱するし、サービスそのものにも皆、シラケ始めてきてしまう。

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2004.04.02

SNSはパソ通へ回帰する!?

mixiにコミュニティー機能が追加されました

orkutのコミュニティーは英語のコミュニティーは英語のコミュニティーでそれなりに盛り上がっていたし、ローマ字コミュニティーには'80年代中頃、パソコン通信黎明期を思わせる怪しい楽しさがありました。

GREEのグループ機能につつづき、mixiにもコミュニティー機能が追加されたことで、日本のSNSユーザーの間でもこの楽しみが一気に広がりそうです

パソコン通信時代に例えればSNSも一気に1200bpsモデム×16ビットパソコン全盛期時代に進化したということでしょうか?(といっても、この比喩がわかる人は少数派?)

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2004.02.05

orkut

この記事はnobilogとのクロス投稿です:

blogの発展と共に増え続けてきたソーシャルネットワーク系サービスですが
ついに真打ち!?と思えるサービスが登場!
Googleがバックについているというorkut!
今のところ招待ベースでしか参加できませんが、今日、UKの友人からその招待状が...
実際に使ってみるとたしかによくできている!

orkut:
http://www.orkut.com/

what is so great about orkut:
http://help.orkut.com/bin/answer.py?answer=38&topic=-1

業界の有名人も大勢いますが、すっかり縁遠くなってしまった人などもたくさんいて(個人的に)実に楽しい!
久々にハマってしまいました。
まだβテスト中のサービスですが、すでにSafariのデフォルトホームページにしてしまいました。

メール機能も備えているので、重要なメールを送ってきそうな人たちを全員orkut!に誘っておけば、究極のSPAMの回避策にもなるとも思い始めています(メールソフトは、たまに元気がある時だけ起動すればいいというわけです)。もしかしたら、ソーシャルネットワーク系サービスは、SPAM回避の究極の策かも知れませんね...

もっとも、Orkutにも1つ重大な欠点が、今のところ日本語のメッセージングは文字化けしちゃうみたいでサポートしていないんですよね...

ここは平田さんの出番か!?(笑) >>平田さんも今日から参加だったんですね!

サービスの詳細についても、HirataさんのBLOG、dh's memorandaに詳しく(日本語で)書かれているので、興味のある方はぜひそちらを参照してください(私はorkutのせいですっかり遅れてしまった仕事に取りかかります@4.46am) ;-)

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