こんばんは、すいもうです。
今日はモンハンクロスをしていたんですが、燼滅刃がやばい←汗
黒炎王も大概でしたが、燼滅刃もまた、ね←ため息
スリップダメージ付きの攻撃がやばいんですよね、あいつら←汗
カプコンは鬼だなぁとしみじみと思いました。
まぁ、それはさておき。
今回は出陣って感じですね。
どういうことなのかは、追記にて。
では、お黄泉ください。
夢、吹きすぎし~月想う~ 百六十一話
レヴィが呆れた顔をしている。
まぁ無理もないかな。私自身、フェイトちゃんの言った通りのことをしようとしか考えていなかった。正直自分でもどうかなとは思う。
だってあまりにも非効率すぎることだ。もっと頭を使えばいいのに、と自分でも思う。そうもっと頭を使って、効率的にシンシアを論破すればいい。レヴィがやろうとしていたことだって、考えようによっては、悪くはない。けれど実際に行えば、終わりが見えなくなってしまうのは明らかだった。
その代りにしようとしていることが、あまりにも効率を無視した、愚直にぶつかり合うというものなのは、やっぱりどうかと思う。自分でもどうかと思うことではあるけど、それがなぜかしっくりと来る。きれいな駆け引きなんてする気がないとでも言うかのようなやり方。もっと言えば、泥臭い方法で結着をつけようとしている。我ながら愚直だなぁと思う。
きれいな駆け引きができないわけじゃない。相手の思考を常に先読みし、そのときそのときの最善手を打ち続ける。そんな駆け引きができないわけじゃない。むしろそういう駆け引きを本来なら行うべきなんだろうと思う。余裕を持って、シンシアを論破するべきなのだと思う。
でもその一方で、全身全霊で真正面からぶつかり合って、打ち勝つべきだと叫ぶ私もまた存在していた。いつもであれば、いつもの私であれば、余裕を持って打ち勝とうとするだろう。でも今日の私はいつもとは違っている。いやいつもの大人としての余裕を持とうとする自分に、今日はなれなかった。昔のように、魔法と出合ったばかりの頃のように、ただ真正面から駆け抜ける。躓いて転ぼうが構わない。ただあるがままに駆け抜ける。そんな自分でありたいと思えてしまった。そんな子供っぽい、泥臭い方法で結着をつけたいと願ってしまった。
『本当に世話をかけるね、フェイトちゃん』
『いまさらだよ、なのは』
くすくすとフェイトちゃんが笑う。いつもであれば、口元に手を当てて笑っているのだけど、いまはあっちの私とフェイトちゃんに説明しているから、口元に手を当てるなんて仕草はできない。ただこちらを見つめる目は、穏やかな光をともしていた。私に全幅の信頼を向けてくれているのがわかる。その信頼を裏切るわけにはいかない。そもそも裏切れるわけがない。裏切っていいわげがない。私のすべてを賭して、その信頼に応えなければならない。もう迷いはなかった。あとはただ駆け抜けるだけだった。
『勝ってくるね、フェイトちゃん』
『うん。待っているね、なのは』
フェイトちゃんが口角をあげて笑ってくれる。いつもと同じ優しい笑顔。その笑顔が私に力をくれる。なんの力もない私に、いつもこれ以上とない力を与えてくれる。この笑顔こそが私の力の源だった。この笑顔がなければ、私は「高町なのは」になれない。私を支えてくれるフェイトちゃんがいなければ、私は強い私でいることができない。だからこそ守りたい、とは言わない。それじゃあ、フェイトちゃんが私を強くしてくれるから守りたい、ということになってしまう。そんなわけがなかった。
たとえフェイトちゃんの笑顔でなんの力も得られなくても、私は彼女を守ろうとするだろう。理由なんてない。フェイトちゃんだからこそ守りたいんだ。そう思う心が間違っているなんて誰にも言わせはしない。フェイトちゃんを想う心が、間違いだなんて誰であろうとも言わせやしない。
『やれやれ、ただ娘を論破するだけだって言うのに、なんでこう戦争に赴く夫とそれを見送る妻みたいな雰囲気になっちゃうのかな? 君たちって本当に万年新婚夫婦だよね』
呆れた風にレヴィが言う。まぁたしかにいまの雰囲気はそんな感じではあるけれど、わざわざ言わなくてもいいんじゃないかなと思う。
もっとも言ったところで、レヴィは私たちの言うことなんてまるっと無視してくれるのだろうけれど。
『無視したくもなるよ。っていうか、口から砂糖を吐きたくなるような光景を延々と見せられるボクの立場になってほしいものだよ』
やれやれ、とあからさまに肩を竦めるレヴィ。そんな光景を見せた憶えなんてないのだけど、やはり言っても無駄だろう。なんとなく理不尽に思える。でもいまはその理不尽を受け入れるしかなかった。というか、レヴィの相手をいつまでもしている場合じゃない。レヴィには悪いと思うけれど。
『まぁ、いいけどね。ボクは所詮乱入者でしかないし。あとは君たちの問題だもの。ボクがしゃしゃり出る場面でもないからね』
ひらひらと手を振りながら、レヴィは言った。どうでもよさそうな仕草ではあるけれど、その実私を見つめる目はとても鋭い。勝たないと許さないからね、とその目が語っている。負ける気はなかったけれど、ますます負けるわけには行かなくなった。そう思えた。
『頑張ってよ、なにょは。応援しているから』
『フルネームでは呼ばないんだ?』
『どうせ君もこっちの方がいいんでしょう?』
『うん。そっちの呼び方の方がしっくりと来るんだ』
『はいはい。この似た者夫婦は』
また肩を竦めるレヴィ。完全に呆れた顔をしている。でも呆れてはいるけれど、嫌そうな顔はしていないように見える。実際、どう思っているのかはわからないけれど、少なくとも嫌がっていないことだけはたしかだった。ならなにも問題はないだろう。
「シンシア」
腕の中にいるシンシアに声をかける。シンシアはまだ興奮しているみたいで、手足をジタバタとさせている。そんなシンシを見つめながら声をかけた。
「なに? 私は」
「話をしようか、シンシア」
シンシアが言いかけた言葉を遮って、この世界にきた用事を済ませることにしたんだ……。
テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学
アリサと言うロシア人の子が好きでしたね(笑)
モンハン風のRPG、フロンティアゲートもけっこう遊びました。
モンハンも、アイルーがもろ猫でなく猫耳幼女とかなら……もっと……。
ソードワールド2.0のリプレイ買うとプレイヤーキャラクターの名前がアリッサ・オーウェル……アリサ・ローウェルが名前の元ネタですかね(笑)
話し方が~っすとか繋がり見えないので偶然かも知れませんが(笑)
勝ってくるね、フェイトちゃんと……なのはさん勇ましく……。
……戦争に赴く夫と送り出す嫁……リリカルなのはなのに、今回の挿入歌は露営の歌ですね(笑)
奈々さまが軍歌とか歌ったらどんなんでしょうね。
声質的に勇ましい歌はお似合いかと思いますが……。
空戦魔導師のフェイトちゃんとして……空の神兵とか……。
ミッドではフェイトちゃんの所属は海なので……軍艦行進曲とか勇敢なる水兵……。
このレヴィは、なのフェイのラブラブ万年新婚夫婦を見て砂糖吐きそうなってなると……。
恋愛的なもの理解していそうで、スラッシャーの方とも、高町の方とも少し違うような気もしますね。
お話来ましたね(笑)
レイジングハート無しでも……どんなお話になるのか……。
レヴィとなのフェイの戦闘力もかなり差が開いたようですね。
まぁ、このレヴィは欠片事件でデータが止まっているだけかも知れませんが……。
スラッシャーのほうはエルトリアのダンジョンとかオーパーツで遊んでますしね(笑)
それでも、ブラスターとか使えるようになったなのはさんにどこまで近づけているかは分かりませんが。
では、失礼します。
逆にゴッドイーターはやったことないですね。興味なくはないんですけどね←笑
ああ、あの服装がある意味○女風味な←ヲイ
フロンティアゲートもやったことないなぁ←汗 画面はわりとモンハンに近いですけど←苦笑
一応、アイルーはネコではなく、アイルーという種族なのです。まぁ、プレイ中は、「ネコぉぉぉーっ!」と叫ぶときがわりとありますが←汗 って、猫耳幼女ですか。相変わらずぶれませんなぁ←苦笑
なんとまぁ←汗
名前だけは元ネタっぽいですよね。話し方が違っても、名前だけは拝借するという可能性もありますから、元ネタ説はわりと有力かもですよ?
自分で書いておいてなんですが、この人本当に女性ですかね、と思いますよね←ヲイ
ジャンルを間違ってないかと突っ込まれることがないのが、悲しいところですね←笑
似合いそうで怖いです。むしろ奈々さまが軍歌を歌うとか言い出したら、自衛隊に入隊する人増えるんじゃないですかね?←マテ
さて、どんな軍歌が合っていることやら。
とりあえず、海繋がりで、軍艦マーチは合いそうですね←笑
耐性がないと耐えられないレベルですから、無理もないでしょうね。
一応高町のレヴィも恋愛的なものは理解しているのです。ただ発展がわからないというか←笑
ついにお話です。
まぁ肉体言語にはならないでしょうね、たぶん←ヲイ
まぁ子供のときは互角でしたけど、成長すれば、文字通り大人と子供になるわけですからねぇ←苦笑
データの供給が止まれば、それ以上は先に進まなくなりますからねぇ~。
エルトリアでどれだけ強くなっていることやら←笑
公式見解がないのが、残念。
ブラスターは諸刃の剣的なものがありますから、持久戦に突入できれば、勝ち目はあるでしょうね。あくまでも持久戦になれればですけど←汗
今回もコメントありがとうございました。今後も頑張りますね。
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