リニア新幹線工事 発破の影響で土砂崩れか 自動車突っ込む 戸田建設JV施工
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15日午前3時25分頃、長野県中川村大草の県道沿いの斜面が高さ約20メートル、幅約10メートルにわたって崩れた。
道路上に流出した土砂に車が突っ込み、バンパーを損傷するなどしたが、けが人はいなかった。
現場近くでは、JR東海がリニア中央新幹線の建設残土の運搬路となる「(仮称)四徳渡トンネル」(約1.2キロ)の工事を実施中。約10メートル離れた地点では同日午前1時40分頃、発破作業が行われていた。
JR東海によると、トンネル内でコンクリートの吹きつけをしていた作業員が大きな音を聞き、外に出て崩落を確認したという。
流出土砂は、約300立方メートルとみられ、JR東海は「工事起因の可能性も否定できない」としている。
2016年7月の報道では、
JR東海は、リニア中央新幹線の南アルプストンネル建設に伴い掘削土などの運搬路として主要地方道松川インター大鹿線に新設する「新四徳渡トンネル(仮称)」の施工者を戸田建設・吉川建設JVに、「新西下トンネル」を熊谷組・神稲建設JVに決めた。
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[ 2017年12月16日 ]