長引く消費不況に回転すし来店客数も減少傾向にある。回転すし店では付加価値を上げるため、一貫150円とか200円を設定して、100円寿司のカラーをすでに破っている。また100円よりかなり高いサイドメニューを増加させ、すべての年齢層に対応できる商品群を提供している。

一人当たりの単価をどのように設定しているか不明だが、予算より高ければ、来店回数が減り、悪循環に陥る可能性がある。

個人的には回転寿司で高価な寿司を食べようとは思わないが、最近は一貫もの多くなっている。

３月３０日にスシローが再上場する。スシローにしても店によっては、休日夕の長蛇の列の客がかなり減っている。店舗展開だけで売上高や利益を増加させても、薄利多売商売であり、いずれその限界に達する。

さすがの回転すし業界も長引く消費不況に難しい経営環境に至っているようだ。

中期で見れば、今後とも少子化の影響をかなり受ける業界でもある。