桜島の活発な火山活動続く
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気象庁は9月8日から9月11日15時までの桜島の活動状況を発表している。
南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う爆発的噴火が引き続き発生するおそれがある。
火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続中
1.火山活動の状況
桜島では、活発な噴火活動が続いている。
昭和火口では、爆発的噴火が18回発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が最大で5合目(昭和火口より500mから800m)まで達した。
噴煙は最高で2200mまで上がった。また、期間中、夜間に高感度の監視カメラで明瞭に見える火映を観測した。
南岳山頂火口では、噴火は観測されていない。
火山性地震は、9日までやや多い状態だったが、それ以降は少なくなった。噴火に伴う火山性微動が発生した。
9月8日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は、以下のとおり。
桜島
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回数
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火山性地震
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火山性微動
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爆発的噴火
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9月8日
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127
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11
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10
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9月9日
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108
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25
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5
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9月10日
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49
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13
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3
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9月11日
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27
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15
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0
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・爆発的噴火とは、噴煙が1000メートル以上の爆発
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姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ供給が継続しており、今後も噴火活動が継続する可能性がある。
2.防災上の警戒事項等
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に要警戒。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため要注意。
爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため要注意。
また、降雨時には土石流に要注意。
以上、
17日には台風が近づくが、台風による気圧変化は火山活動に影響を及ぼさないのだろうか。
[ 2017年9月14日 ]