タイ 軍病院で爆発20人負傷 クーデター3年目の日
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タイの首都バンコクの軍関係の病院で22日午前11時(日本時間午後1時)ごろ、爆発があり、20人以上が負傷した。
タイ警察幹部は爆弾によるものだと述べた。
22日はタイの軍事クーデターから3年にあたる日で、当局が関連を調べている。
陸軍司令官だったプラユット・チャンオチャ首相は、政局混乱に2014年5月22日軍事クーデターを敢行し、首相となった。
当軍事クーデターは、当初は収拾がつかない状態だった国民からも支持されたものの、早期民政移管を発していたチャンオチャ首相が、居心地がよかったことから、居座り続けている。
首相は、自らが長期政権ができるように、昨年、国民投票で憲法改正草案も承認させ(今後、国王の承認で発布)。早期民政移管を要請する米国からの批判は、中国へ傾倒することで封じ込め、軍による実質独裁政権を作り上げている。
以上、
日本の車両メーカー・部品メーカーは大挙してタイへ進出している。しかし、大洪水で大被害を受けたり、政局不安で大国内での販売が落ち込み、近隣のインドネシアやマレーシアへの進出もあり、今後のタイ投資を見直す企業が多くなってきている。
日本からの東南アジア諸国および韓国・中国への投資については、常にカントリーリスクを考慮する必要がある。
タイ 自動車販売台数推移
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販売台数
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前年比
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2012年
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1,436,335
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2013年
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1,330,678
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-7.4%
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2014年
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881,832
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-33.7%
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2015年
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799,632
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-9.3%
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2016年
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768,788
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-3.9%
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2017年
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4月まで
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15.7%
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[ 2017年5月22日 ]
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