70周年のケーズデンキHD 17/3月決算 増収増益 踊り場形成
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ケーズホールディングスは当決算について、当家電販売業界におきましては、一部の大都市でのインバウンド消費は減速し、将来不安などから国内の消費者マインドは依然良化の兆しが見られず、全体として低調に推移した。
当期の売上高は、
1、パソコン関連商品は引き続き低迷したものの、洗濯機は時短・節水志向の大容量タイプが好調に推移した。
2、エアコンは、台風や猛暑など天候の影響は受けたものの、冬の暖房器具としての需要が伸び、3、冷蔵庫は、大容量タイプを中心に堅調に推移した。
4、テレビは、4Kへの買い替えを中心に安定して販売されたことで伸長した。
これらにより、全体として前年同期を上回る結果となったが、当社計画に対しては、付加価値を見出した商品への購買志向は引き続きあるものの、消費者マインドの低迷が続いていることもあり、売上高は未達となった。
利益面は、4Kテレビへの買い替えや節電・省エネ・安心・安全・健康をキーワードに冷蔵庫、洗濯機、調理家電などの家庭電化商品やエアコンなどの需要が高まるなど、より良い生活が期待できる付加価値商品が販売され、売上総利益率の改善が見られたとしている。
期中の新規出店32店、退店14店舗。2017年3月同社は70周年を迎えている。
同社はがんばらない営業方針の下、破竹の勢いで伸びてきたが、消費税増税や消費者に冷たいアベノミクスにおける消費不況により、その勢いは止まり、ビルト&スクラップ化も進め、踊り場に留まっている。
ケーズホールディングス
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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←率
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経常利益
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当期利益
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14/3期
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701,198
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23,638
|
3.4%
|
31,494
|
17,493
|
15/3期
|
637,194
|
18,539
|
2.9%
|
25,849
|
15,030
|
16/3期
|
644,181
|
21,744
|
3.4%
|
28,614
|
16,305
|
17/3期
|
658,150
|
25,613
|
3.9%
|
32,108
|
20,154
|
17期/16期比
|
2.2%
|
17.8%
|
|
12.2%
|
23.6%
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18/3期予想
|
690,000
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27,300
|
4.0%
|
32,500
|
18,500
|
18/3予/17期
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4.8%
|
6.6%
|
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1.2%
|
-8.2%
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[ 2017年5月 9日 ]
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