アイコン 五洋建設 3月決算 増収増益 受注状況付

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マリコン最大手の同社は、陸上土木・建築事業へ展開、今では国内建築が一番多い比率の売上高となっている。

 当期は特に海外建設事業の営業利益が厳しいものとなっている。受注については、東日本大震災の沿岸部港湾の工事が一巡したのかもしれない。
 
2016年3月期売上高事業別内訳
連結/億円
売上高
前期比
営業利益
前期比
営業利益率
土木事業
1,505
1.9%
92
74.4%
6.1%
建築事業
1,654
26.5%
105
417.7%
6.3%
海外建設事業
1,625
17.4%
16
-65.0%
1.0%
不動産事業
49
139.8%
-6
-
 
その他
107
5.9%
-2
 
 
合計
4,915
15.3%
206
67.7%
4.2%
 
 

 

連結/百万円
売上高
営業利益
営率
経常利益
株主利益
13/3
349,839
6,463
1.8%
6,559
2,029
14/3
381,182
9,896
2.6%
9,159
3,762
15/3
426,237
12,293
2.9%
11,393
6,183
16/3
491,564
20,617
4.2%
19,408
7,805
16/15
15.3%
67.7%
 
70.4%
26.2%
17/3期予想
533,000
21,500
4.0%
20,500
11,500
17期予/16期比
8.4%
4.3%
 
5.6%
47.3%

 

<受注と受注残>
当期は大めの受注残を抱え受注調整したのだろうか、大幅に受注が落ちている。それでも受注残は7193億円抱えている。ただ、海外工事の残高が3959億円と半分近くに上っており、為替問題も控え、不安定な政権のカントリーリスクもあり、利益の確保には十分注意する必要があろう。
 
 
受注状況 2016年3月期 単体
単体/百万円
受注額
前年同期比
土木官庁
114,888
-22.2%
土木民間
38,344
-7.3%
土木海外
42,598
-80.3%
土木計
195,831
-51.6%
建築官庁
17,921
-63.2%
建築民間
127,162
3.6%
建築海外
99,155
-29.2%
建築計
244,238
-21.6%
国内官庁
132,809
-32.4%
国内民間
165,506
0.9%
海外工事
141,754
-60.2%
工事合計
440,069
-38.6%
不動産事業
3,109
-47.1%
総計
443,178
-38.6%
繰越工事高(=16/3期末手持工事高)単体
単体/百万円
受注残額
前年同期比
土木官庁
147,164
9.1%
土木民間
24,723
15.5%
土木海外
220,063
-25.8%
土木計
391,950
-13.4%
建築官庁
41,520
-23.2%
建築民間
107,935
-1.5%
建築海外
175,892
23.9%
建築計
325,347
6.4%
国内官庁
188,684
-0.1%
国内民間
132,658
1.2%
海外工事
395,955
-9.7%
工事合計
717,297
-5.4%
不動産事業
2,041
-47.6%
総計
719,338
-5.6%

 

[ 2016年5月13日 ]
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