アイコン 西松建設 3月決算 減収大増益 受注状況付

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ダム・トンネル工事に強い同社の当期決算は、
土木事業の売上高は、前期比▲12.0%減の1,268億34百万円となり、部門営業利益は、一部海外工事において追加損失を計上したものの、その他の海外工事の利益回復及び国内工事の採算改善等により、前期比353.6%増の47億54百万円となった。

建築事業の売上高は、前期比▲9.5%減の1,731億29百万円となり、部門営業利益は、昨年に引き続き受注環境が改善していることから国内工事の採算が改善し、前期比67.4%増の92億69百万円と大増益となった。

不動産事業等は、主にグループ保有不動産の販売及び賃貸収入により構成されており、売上高
は前期比19.7%増の101億04百万円となり、部門営業利益は前期比1.7%増の21億60百万円となったとしている。
以上、

官庁の土木工事の受注は大幅に減少しているが、変わって民間の建築工事が増加している。

当期は土木・建築部門の粗利益率が大幅に上昇している。ただ、営業利益率の5%前後は、工務の研究開発などもあり許容範囲だろう。
ただ、それ以上は、税金の無駄使いの国交省の怠慢となり、民間工事あってはエンドユーザーの企業や分譲マンションを購入する消費者の負担増になり、景気低迷の要因にもなる。

 

連結/百万円
売上高
営業利益
営率
経常利益
株主利益
13/3
253,250
2,666
1.1%
4,307
3,411
14/3
314,638
4,738
1.5%
6,108
5,586
15/3
342,989
8,710
2.5%
9,938
9,220
16/3
308,826
16,184
5.2%
16,290
14,598
16/15
-10.0%
85.8%
 
63.9%
58.3%
17/3期予想
327,000
16,500
5.0%
16,500
12,000
17期予/16期比
5.9%
2.0%
 
1.3%
-17.8%

 

受注状況 2016年3月期 単体
単体/百万円
受注額
前年同期比
土木官庁
58,419
-54.9%
土木民間
20,813
26.2%
土木海外
10,654
-58.0%
土木計
89,886
-47.6%
建築官庁
30,980
4.8%
建築民間
177,354
28.9%
建築海外
535
35.8%
建築計
208,869
24.7%
国内官庁
89,399
11.3%
国内民間
198,167
5.8%
海外工事
11,190
-56.6%
工事合計
298,756
-11.9%
繰越工事高(=期末手持工事高)単体
単体/百万円
受注残額
前年同期比
土木官庁
116,861
-16.0%
土木民間
17,360
7.6%
土木海外
37,099
-29.1%
土木計
171,320
-17.5%
建築官庁
40,054
8.5%
建築民間
161,523
35.5%
建築海外
166
-15.1%
建築計
201,743
29.0%
国内官庁
156,915
-10.9%
国内民間
178,883
32.1%
海外工事
37,265
-29.0%
工事合計
373,063
2.5%

 

[ 2016年5月11日 ]
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