Amazonの電子ブックリーダー kindle が日本各地に届き始めました。私のところにも待望の一台が。
eインクの表示もとても美しく、デバイスの質感もなかなかいい感じです。
到着時からデバイスには自分のアカウントが組み込まれていてすぐにkindle storeに接続して書籍を購入することが可能です。
自分のAmazonのアカウントにリンクしているので当然といえば当然なんですが箱から出てきたばかりのデバイスにこんなのが表示されるとちょっと微妙な感じです。
ちなみに kindle を日本で使うと一件ダウンロードするたびに $1.99 のローミングフィーがかかるとか。これはちょっと残念。(PCにダウンロードしてUSBで転送すればこのフィーはかからないがこれは面倒。)
(10/23 追記 ほとんどの書籍に ”includes international wireless delivery via Amazon Whispernet” との記述があり今のところ画面の表示価格のほか $1.99 のローミングフィーは発生していない模様。)
まぁでもこれで出張に本を持ち運ばなくても済むようになるのは有難いかな。
韓国軍の関係するシステムへの不正侵入による情報流出について北朝鮮が関与しているとかいないとか。
例によって北朝鮮の関与を示す具体的な根拠は示されていない。
今回の報道では、朝鮮日報や時事ドットコムが韓国誌月刊朝鮮11月号の記事として「北朝鮮のハッカー部隊が陸軍第3軍司令部のコンピューターをハッキング」と報じているのに対して、読売新聞は「韓国陸軍の大佐の個人パソコンが3月5日、インターネットの外部サイトを介してウイルスに感染し、情報システムに接続するための認証データを盗まれた」としている。
全ての報道にも共通しているのは、韓国軍ではない「国立環境科学院」の化学物質安全管理センターのサイトが侵入されたということである。朝鮮日報の「韓国軍のインターネット網が北朝鮮のハッカー部隊によって24時間にわたり筒抜けとなり」という表現が事実であれば国立環境科学院の化学物質よりもより直接的な軍事機密が狙われるだろう。(韓国軍がそういった失態を隠ぺいしているという見方は否定できないが・・・。)
漏洩している情報が軍内部の秘密に直結するものでなく、「韓国陸軍の大佐の個人パソコン」という漏洩経緯を考えれば、ありがちな情報漏えい事故との印象を受ける。
いずれにせよ現時点で明らかなのは、「北朝鮮が強力なハッカー部隊を備えており国家的な脅威たりうる」という見方は、韓国軍にとっても、北朝鮮にとっても、報道機関にとっても、各国の情報セキュリティ界にとっても都合のよい話だということだ。
【参考情報】
▼北朝鮮が韓国軍のコンピューターをハッキング(上)(朝鮮日報, 10/17)
▼北朝鮮が韓国軍のコンピューターをハッキング(下)(朝鮮日報, 10/17)
▼北朝鮮が不正接続?有害物質情報、韓国から流出(読売新聞, 10/17)
▼北朝鮮、軍司令部にハッキング=有害物質情報が漏えい-韓国誌(時事ドットコム, 10/17)
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