1999年、
アウディの傘下に入ったランボルギーニから登場したディアブロは、カウンタックの次期モデルとして、1990年、スイングアップドアやV型12気筒エンジンなどを踏襲していた。当初のリトラクタブル・ヘッドライトは、欧州のデイライト規制から、日産フェアレディZ(Z32型)の部品が流用されたという。
バリアブルバルブタイミングシステムが採用された5.7リッターV型12気筒DOHC48バルブエンジンは、1999年、80台限定生産のGTと2000年にシリーズ化されたモデルでは6.0リッターにスケールアップされた。エンジン前方には、トランスミッションを配置し、ドライブシャフトがオイルパンを貫通するレイアウトだった。
ランボルギーニ ディアブロロードスターバリエーションには、MR駆動の標準モデルのほか、4WD、ロードスター、イオタ、SVR、GT、GTRなどがあり、2001年まで生産され、ムラシエラゴにバトンタッチした。JGTC(全日本GT選手権)GT500クラスに参戦したJGT-1モデルもあった。1987年には
クライスラーの傘下に入り、ディアブロはマルチェロ・ガンディーニのデザインを基本に
クライスラーのデザイナーが修正したものが採用された。
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