ロータス102は、1990年シーズンに投入されたF1マシンで、102B(1991年シーズン)、102D(1992年シーズン序盤戦)と進化した。3.5リッターV型8気筒(5バルブ)
ジャッドCVエンジンを搭載した101は、ネルソン・ピケ/中嶋悟とともにランボルギーニ製V型12気筒3512エンジンを搭載した102とデレック・ワーウィック/マーティン・ドネリーに変更された。
当時、乗用車部門でロータス・カーズと関係があった
いすゞは、自社のガソリンエンジン製作技術がどこまで通用するか、テストを目的にグループCカーにも搭載できる3.5リッターV型12気筒エンジン(P799WE)を開発した。1991年火入れとともにベンチテストが行われ、ロータス102に搭載されテストされたが、レースに投入されることはなかった。
ロータス102 1990年第11戦ベルギーGPバンク角75度のP799WEエンジンは、ボア×ストローク85.0mm×51.3mm、圧縮比13.0から、最終的に765ps/13,500rpm 42.5kgm/11,500rpmを発揮した。
1991年シーズンに投入されたロータス102Bは、V型8気筒エンジン(
ジャッドEV(102DはフォードHB搭載))に換装されたが、102はV型12気筒エンジンを搭載していたため、P799WEを搭載するためには、エンジンマウントの改造、ベルハウジングの製作、エンジンカウルの再製作、ラジエターの大型化などの改造で済んだ。実戦には投入されなかったが、ロータス102Cと呼ばれた。
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