学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD ACT4「Running in the DEAD」 感想!
このアニメは胸に来る衝撃が毎回ケタ外れだな……
今回の3ポイント
・生き残りをかけた戦い。時には生者をも手にかけねばならない……
・同じパニックアニメ「東京マグニチュード8.0」を思い出して泣きそうになってしまったw
・荒木監督のコンテまじヤバス。弾丸一発にかかる重量感がぱねぇ
MVP
孝にするべきか
感想
メガネ先生きもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ
権力欲だけに留まらず、あわよくばヤッてしまおうかと考えていそうだ。
そして奴を見下ろす毒島先輩の目! これは来週何かを期待してしまいますなぁ
という訳で今回は第1話からの事を少しずつ振り返りながら、死の真っただ中を走り抜ける孝と麗のお話。
一言で言うと、マジで心臓にきつかったっす……
パニックにより混乱に陥った暴漢が麗を狙う、というのは次回予告から分かっていた事だが、ただ狂った暴漢から身を守る、という事だけで終わらせない辺りがほんとエグい。
この暴漢は家族が「奴ら」になってしまい、そして家族全員をその手にかけてきた。
少し前にあった毒島先輩が鞠川校医を守った石井くんを介錯してやったシーンが記憶に新しく、感情移入とは違うかも知れないが、この暴漢も生きるために必死なのだと、ずっしりと胸に響いた。
麗の胸を揉みしだく様子は下種そのものだし、生きるために女が必要という道理もまったく支離滅裂であるが、「可哀想」という感情が先行してしまう。
こいつも被害者なのだと。「奴ら」になってしまった家族を手にかけるというのは、どれほどの苦しみだったんだろうか。小学生の妹まで……普段こいつは妹をとても可愛がっていたんだろうなぁ、とバックグラウンドをいちいち想像してしまうのは俺の悪いクセかなw
高校生ではあるが、俺にも妹がいます。我が家は家族仲がとてもよく、また俺は妹がすごく可愛いので、まったくもって殺せる気がしない。
だから孝に撃たれて取り残された時、無様にも助けを求める様子を見て、俺はこいつにも救いが欲しいと思ってしまった。
だがしかしそんな事はない訳で、生き残りをかけた戦いに負けた彼に残された道は、「奴ら」になる事だけでした。そうなると、お兄ちゃんに殺してもらえた妹や弟、息子に殺してもらえた父や母、孫に殺してもらえた婆ちゃんは、まだ幸せだったのかも知れないね。「テイルズオブシンフォニア OVAテセアラ編第2巻」を見たばかりだから余計にそう思います。
ああ、孝や麗についても書きたかったんだけど、すでにたくさん書いてしまったなw
この非常事態において敵は「奴ら」だけじゃない、というものが今回のお話でした。
この流れは次回にもつながりそうだ。正真正銘の下種であるクソメガネ先生をどうするのか、見ものです。
追記:
まぁ半分総集編だった今回だけど、今回・次回で孝側・バス側を分けて描くのだとしたら、今回分のストーリーはそんなに尺を必要としない訳で、尺稼ぎとして総集編のような演出をした事は正解だと思いますよ。
引きのばしてドラゴンボールになってもつまらないでしょ?
総集編嫌いを公言する俺だけど、総集編にも使い方があると分かってもいるので、今回のは何も問題はないと感じたな。
あとビッチ言うな、反吐が出るから
徒然草
レンタルで「よみがえる空」を借りました。桜美監督×J.C.STAFFという事で期待バクハツですがどんな感じかな?
wkwk
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