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・・夢をつなぐ白い糸・・

日々小さな出来事や、大好きな手作りの作品の 紹介などきままにのんびりUPしています・・。




自然色の宝石♪ :: 2014/09/25(Thu)

20140922-1葡萄



先日、お友達のまゆみさんからいただいた取れたての葡萄。。
まるで宝石のようですね。。。
ブログでは写真を見ていたけれど、実際に箱をあけてこの葡萄を見たとき
思わずその色合いに「綺麗~!」と感動してしまいました。^^
自然が作り出す色は決して科学ではつくりだせない美しさがあり。。

無農薬&化学肥料など使わずにその植物がもつ生命力をそのまま生かして育った葡萄。。
それは確かにスーパーなどで売られている粒や色がそろった葡萄とはまた違う。。
現代の売り物というとらえ方をしてしまったら,枠からは外されるのかもしれないけれど
そんなものを求めて作っているわけではないから、葡萄は自由に自分が生きたいままに育ち
今年はこういう姿を見せてくれたのでしょうね。。^^

去年までは、色もそろってはいたのですが(今年でいただくのも3年目)、
どうして今年は色がまばらなのか理由はわからないけれど、
私にとってはそんなことはどうでもいいことなのです。
その葡萄が精一杯生きて、見せてくれているあるがままの姿がそこにあり。。
甘みを出すために不自然に改良されすぎた食べ物とは違う自然な甘みをふくみ。。
そして今では少なくなったけれど命につながる種がある葡萄。。。

いつしか人間都合で種がないほうが食べやすいという理由から種なしの葡萄が多い現在だけれど
命のもとである種がない植物を不自然だと思う私には、こういう姿が一番自然な姿だと思えるのです。
命をつなぐ生き物が種を取り除かれて改良されているのですから。。なんだか不自然だな~と思うのです。

ありがたくその日のうちに父の仏壇に供えてから母と一緒にいただきました。^^
自然な甘さは必要以上に口中に残る感じではなくて、シンプルだけれど
とても美味しい葡萄でしたよ。。^--^



20140922-2ハチドリ



葡萄と一緒に入っていたハチドリの絵が施されたハンカチや、ナマケモノグッズ。。
このハチドリは「ハチドリのしずく」という本に出てくるハチドリ。。
ちょうど、私も本を読み終えていたのですが、
簡単にいうと、動物達が住む森が山火事になり逃げ惑うその中で
一羽のハチ鳥だけはくちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
そんなことをして何になるんだと他の動物たちは笑うのですが、
ハチドリは「私は私にできることを今しているだけ」そういってひたすら繰り返すという内容なのですが。

地球温暖化という問題をかかえた今の地球。
先日のニュースでも2050年にはこのまま確実に温度が上がることはさけられず
たとえば日本では紅葉の時期を迎えるのはクリスマスの時期になるというような事が言われています。
今の子供たちが迎える未来がそういうことだという事ですよね。。
今の私たちにできることは、今の自分たちの時代だけを見つめて生きるのではなく
たとえ小さな事だとしても、日々の中で自分たちにできる事を持続していくことが
いずれは大きな力となり、未来を変えていけることにつながるのだという気持ちを
心にとめて過ごす毎日が大切だということでしょう。。
「こんなことして何になる」とか、「自分だけでは」とかそんなことを思うことなく
あのハチドリのように「今、自分ができることをただ行動に移すこと。。」そんな気持ちが大切なんですよね。。

もう買っては捨てる使い捨ての時代も、物質に幸せを求める時代も。。
変化の時代に入っているのだろうなと私には思えるのです。。
手をかけて自分で作り出すことも、時間をかけることと引き換えに生み出される喜びはお金では買えず。。
便利になった世の中のはずなのに、忙しいと駆け回るばかりで、空を見あげる心のゆとりさえ
失ってしまっている人たち。。
家族の幸せのためにと働いているはずなのに、その家族と一緒にいる時間すら削られる日々。。
便利さや手軽さを得るために、またお金が必要になり働く。。
今、ここにあるものを大切に生かし、あるものに感謝できる気持ちをもてたなら
新しいものばかりにとらわれず、物質に幸せを求めることも少なくなり
本当の意味での幸せは自分の心の中にあるのだと。。。


少しずつ少しずつでも、変化していけたら、一滴(ひとしずく)は燃え盛る森の火すら消せる力をもっていますよね。。
「自分が変われば、誰かがまた変わる。。誰かを変える前に自分から」そんな風に私も私にできることを。。^--^


  1. 贈り贈られ。。
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