プレゼンの機会がどんどん増えている。最近はプロジェクターや大画面テレビを設置する会議室が増えて、それらを使ってプレゼンするのは日常的だ。
プレゼンで一番大事なのは言うまでもなく内容で、続いてが、構成だと思っている。さらに完成度が高いスライドなら、「力作だな」と思ってもらえるはずだ。
とはいえ、やたらに時間を掛けてスライドを作成しても、それに見合う結果が得られるとも限らない。そこで今回は、短時間で見栄えの良いスライドを作る方法を紹介しよう。
重要なのは、人と被らないことだ。どんなに美しいスライドでもPowerPointの標準機能で作っていると、どこか見慣れた感があって目立たない。
そこでお勧めするのが、iPhoneやiPadの活用だ。そもそも、スライドをiPhoneやiPadで作ること自体があまり想定されていない。だから、似たようなスライドになることはほぼない。
まず使いたいのは、アップルのプレゼンアプリ「Keynote」のテンプレートだ。Keynoteは、とにかくデザインが素晴らしい。機能ではPowerPointに負けている部分もあるが、ビジュアルのセンスは圧勝だ。
KeynoteはiOS版でもかなり使い勝手が良く、macOS版に負けない機能を持っている。ここでは、iPadによる操作を紹介するが、テンプレートを使ったスライド作成なら、iPhoneでも十分可能だ。