IMJモバイルがまとめたモバイル機器に関する調査結果によると、スマートフォンで最も認知率が高いのは「iPhone」(84%)で、2位以下の「Android」(22%)、「BlackBerry」(21%)、「Windows Mobile」(20%)を大きく引き離した(図1)。しかし購入意向では「Windows Mobile」が22%でトップとなり、「Android」(18%)、「BlackBerry」(13%)、「iPhone」(12%)が続いた(図2)。
LTE(Long Term Evolution)などによって実現する通信速度の向上について説明したところ、68%のユーザーが「関心がある」と回答した。新規購入や機種変更の際に通信が速い端末を選ぶか尋ねると、「月額利用料が上がっても選ぶ」という回答が5%、「月額利用料が変わらなければ選ぶ」が78%だった。
GPS(全地球測位システム)機能搭載端末の保有者は61%だった。そのうち、位置情報に基づいたサービスの利用経験者は59%だった。利用したことがあるサービスは「天気予報」(67%)が最も多く、ほかには「目的地までのナビゲーション」(49%)や「飲食店などの周辺検索」(42%)などが挙げられた。
今後実現してほしい技術やサービスについては、「位置情報を活用した情報提供」が48%を占めた。また「携帯電話の国際化」(41%)や「サイト閲覧履歴などを活用した情報提供」(31%)を望む声が寄せられた。
調査は2009年6月5―6日に行い、828人から回答を得た。
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