米comScoreが実施した日本のWebサイト・ランキング調査によると,2008年1月は前月に引き続き「ヤフー」(ユニーク・ビジター数は約4300万人)が首位,「グーグル」(約3300万人)が2位だった。「楽天」(約3000万人)が「マイクロソフト」(約2900万人)に代わって3位に付けた。

 1月は一部ニュース・サイトの伸びが顕著だった。大阪府知事選,大相撲初場所,中国製冷凍食品の毒物混入事件などへの関心からトラフィックが急増した。「J-Castニュース」のユニーク・ビジター数は前月と比べ82%拡大し,「スポニチ」は同65%増加した。「時事ドットコム」は同28%増だった。

 カテゴリ別では,新年度の計画を立てはじめるため,「トレーニングおよび学習」(前月比47%増)やキャリア」(同29%増)などのユニーク・ビジター数が増加した。「不動産」(同45%増)も情報収集に訪れるユーザーが増えた。

表1●2008年1月における日本のWebサイト・ランキング(15歳以上の家庭および職場ユーザー)
2008年1月
順位
2007年12月
順位
Webサイト/Webサイト運営者 2008年1月の
ユニーク・ビジター数
(1000人)
N/A N/A 合計インターネット・ユーザー数 54,544
1 1 ヤフー 42,964
2 2 グーグル 32,966
3 4 楽天 29,921
4 3 マイクロソフト 29,371
5 5 NTTグループ 27,076
6 6 FC2 27,035
7 7 ニフティ 23,125
8 9 ウィキペディア 22,260
9 8 ライブドア 22,109
10 10 GMOインターネット 20,028
11 11 アマゾン 19,101
12 13 NEC 16,147
13 12 さくらインターネット 15,987
14 15 アップル 15,633
15 14 ソニーオンライン 15,609
16 16 エキサイト 14,588
17 17 アメブロ 14,072
18 N/A はてな 13,080
19 N/A KDDI 12,450
20 18 ミクシィ 54,544
注:ネットカフェなど公共ネットワークからのアクセスと,携帯電話およびPDAなどからのモバイル・アクセスは除く

表2●2008年1月における日本のニュース・サイトのユニーク・ビジター数(15歳以上の家庭および職場ユーザー)
Webサイト/Webサイト運営者 ユニーク・ビジター数
(1000人)
増加率
ユニーク・ビジター数
(%)
2007年12月 2008年1月
合計インターネット・ユーザー数 54,348 54,544 0
J-CASTニュース 1,470 2,678 82
スポニチ 2,340 3,870 65
時事ドットコム 2,741 3,497 28
フレッシュアイ 3,068 3,810 24
読売新聞 4,561 5,490 20
みずほフィナンシャルグループ 2,496 2,987 20
テレビ朝日 2,499 2,937 18
日経ネット 2,777 3,219 16
アメブロ 12,645 14,072 11
GYAO 5,790 6,408 11
注:ネットカフェなど公共ネットワークからのアクセスと,携帯電話およびPDAなどからのモバイル・アクセスは除く

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