米Twitterは新規株式公開(IPO)価格を従来の17.00~20.00ドルから23.00~25.00ドルに引き上げることを、米証券取引委員会(SEC)への書類(修正S-1)で明らかにした。

 現地時間2013年11月4日に提出された書類によると、発行株数は7000万株に据え置いており、IPO実施後の発行済み普通株式は5億4469万6816株になる。需要が予定数を超えた場合の追加販売(オーバーアロットメント)として1050万株を用意する。価格レンジの上限である25ドルに決定した場合、調達額は17億5000万~20億1250万ドルとなる。

 米メディアの報道(Wall Street JournalNew York Times)によると、Twitterは11月6日の市場取引終了後に公開価格を決定し、11月7日に上場する見通し。上場時の時価総額は最大で139億ドルに達すると見積もられる。

 価格レンジの引き上げに対する投資家の反応はさまざまで、Twitterの急成長を考えれば高くないという意見や、魅力が落ちるという声を、Wall Street Journalは報じている。

[発表資料(SECへの提出書類)]