プラップジャパンと日経リサーチは、テレビや新聞、ニュースサイトなどの報道を引用したブログ記事を調査、分析するサービス「カバレッジトラッカー」の販売を開始した。新製品を投入したり大型キャンペーンを実施したりする場合、あるいは不祥事が発生した際に、報道から世論への情報の波及状況を検証できる。

 ブログは消費者の商品購入などの意思決定に影響を与える媒体として成長している。一方でブログが各種の報道を引用する機会も非常に多い。報道からブログへの情報波及を分析することで、報道機関などに対する広報の効果測定を行える。

 カバレッジトラッカーは、日経リサーチのブログ解析ツール「blogViz センサー」をもとに、ブログ記事が引用した報道を判別、特定できる「メディア判定辞書」を追加したシステム。報道を引用して特定のテーマ(キーワード)に言及したブログ記事を検索する。

 自社に関するどのような報道をどのようなブログが引用しているか調べられるほか、報道に対するブログ記事の論調を分析できる。これにより設定したテーマに関して影響力の高い報道を特定でき、テーマに対して情報感度の高いブロガーを見つられる。サービスの料金は26万2500円からで、検索するブログ記事の数に応じて設定する。

■関連情報
・プラップジャパンのWebサイト http://www.prap.co.jp/
・日経リサーチのWebサイト http://www.nikkei-r.co.jp/