2回目の今回は以下のジャンルのゲームを扱っています。
・開発/育成ゲーム、戦略/戦術ゲーム、シミュレーション RPG、タワーディフェンス、サンドボックス、アドベンチャー、カードゲーム、その他。
アクション、ショートゲーム、RPG、FPS、パズル、シューティング の選出は その1 のページをご覧下さい。
各部門ごとに「特選」「次点」を選んでいますが、選出は独断と偏見なのでご了承を。
【 開発/育成ゲーム部門 】
・実況パワフルプロ野球(特選)
無理に最強を目指そうとしない限り無課金でも普通に遊べる内容で、しっかりサクセスモードしています。
みんな最初から、これを望んでいたんですよね・・・ ここまで来るのに5年かかりましたね。
・ANNO: Build an Empire(次点)
大航海時代を舞台にした都市開発シミュレーション。 半ソシャゲですが本格派。
ANNO らしいヘビーユーザー向けの開発ゲームで、シムシティ が農園ゲーム型になったので、本格的な都市開発ゲームはこれだけになってしまいました・・・
英語だし複雑だしで、万人向けではありませんが、好きな人はハマれる作品です。
カイロソフトのゲームでは、発掘ピラミッド王国、大空ヘクタール農園、クルーズ大紀行 がお勧めですね。
【 戦略/戦術ゲーム部門 】
・FTL: Faster Than Light(特選)
パソコンで大ヒットしていた、ローグライクな宇宙船運営シミュレーション。
海賊や反乱軍、隕石や乱闘、火災や窒息など、死に要素てんこ盛りの危険な航海をプレイヤーの知識と経験で乗り切っていきます。
かなり高難度のゲームですが、それがやり応えに繋がってますね。
万人向けではなく、iPad 専用ですが、私的にハマりまくったのでこれを特選に。
・Civilization Revolution 2(次点)
人類の歴史を再現した壮大なシミュレーションゲーム。 中毒性はかなり高いです。
初代 Civilization Revolution のグラフィック強化版で、ゲーム内容は前作とほとんど変わっていないのですが、外観は見違えるほど変わりましたね。
・Out There
宇宙漂流サバイバルアドベンチャー。戦闘がない FTL。
FTL は戦闘がメインだったので、戦闘がないと言うと「それって面白いの?」と思う方もおられそうですが、物資のやり繰りがシビアで、これはこれでギリギリで生き残っていく楽しさがあります。
ただ英語のゲームだし、万人向けではないですね・・・
他にも太平洋戦争の艦隊戦をターン制シミュレーションにした Battle Fleet 2 や、北アフリカ戦線を舞台にしたウォーゲーム Desert Fox、ハーツオブアイアンを模した WW2: Sandbox も好みなのですが、ミリタリーマニア向けですね。
まあジャンルがジャンルなので、マニアックなゲームばかりになるのは仕方ないでしょうか。
【 シミュレーション RPG 部門 】
・XCOM: Enemy Within(特選)
昨年発売された XCOM の拡張キット同梱版。 かなりパワーアップしています。
機械化兵士や新スキルなど、育成要素が豊富に追加されたので、より楽しめる内容に。
かなりヘビー級のゲームでライトユーザーには厳しいですが、その分ゲーマーなら見逃せません。
今年目に付いたシミュレーション RPG は XCOM のみ。
ただ マーセナリーズサーガ3 は、ガラケーからの異色なのでグラフィックはスマホレベルではありませんが、ゲーム自体はお勧めです。
【 タワーディフェンス / ディフェンスゲーム部門 】
・Kingdom Rush Origins(特選)
非常に丁寧に作られた、小さなキャラが戦う秀作 TD の最新作。
前作と大きく違っている点はないのですが、元のシステムが優れており、敵や上位のタワーは一新されていて、新バージョンとして楽しめます。
・Bloons Monkey City(次点)
やっぱり Bloons TD は面白いです。今回は長期的な開発要素もあって長く楽しめますね。
ただ、このソシャゲ化は商業的に成功だったのかどうか疑問。 これ課金する人ほとんどいないだろ・・・
ともあれゲーム自体はオススメです。
・Sentinel 4: Dark Star
SF の定番タワーディフェンス4作目。 味方の支援攻撃や指揮官ロボット、防壁があるのが特徴。
万年二番手のような作品ですが、回を重ねるごとに良くなっています。
・METAL SLUG DEFENSE
昨年大ヒットした「にゃんこ大戦争」のような一本道の RTS。
各ステージがメタルスラッグシリーズの名場面を再現していて、完成度は高い。
メタスラの世界的人気に後押しされ、ダウンロード数は 1700 万を突破。
世界的には今年最大クラスのヒット作の1つ。
【 サンドボックスゲーム部門 】
・テラリア(特選)
2D のマインクラフト系ゲーム。 今年出たメジャーなサンドボックスゲームはコレしかない訳ですが、しかし過去の同型のゲームと比べてもトップクラスですね。
自由に活動できるゲームである一方、不気味なストーリーやイベントがあり、深みのある世界観も魅力。
日本版にゲーム後半の「ハードモード」がないのがタマにキズ。
【 アドベンチャーゲーム部門 】
・逆転裁判5(特選)
2013 年に 3DS で発売されたシリーズ最新作の移植。 逆転裁判は 123HD も発売されています。
このシリーズは裁判という重いテーマでありながら、内容はコミカルでギャグ満載なのが特徴。
ただ 1~4 と比べるとコミカルさが度を超していて、やや引いてしまうかも?
それでも十分に面白く、お勧めです。
次点以下はなし。 ただシュタインズゲートファンなら 線形拘束のフェノグラム はマストアイテムでしょう。
英語+操作性に難があり、お勧めとは言えないのですが、私的には continue?9876543210 の宮沢賢治のような世界観は気に入っています。
【 ドイツゲーム / カードゲーム部門 】
・マジック2015(次点)
「マジック・ザ・ギャザリング」の 2015 年版。
今までのバージョンは不満点が少なからずあったのですが、今年のバージョンは良いです。
オンライン対戦はランキングなどがなくてアッサリしていますが、1人でやっても楽しいですね。
ただし iOS 版は iPad 専用です。
本当は Hearthstone(iTunes 起動)を特選にしたいところなのですが、こちらも iPad 専用で、まだレビューしていないので一旦保留。
ドイツゲームでは、クルードのアプリ版 iM Detective や、スマホで楽しむのに向いている Galaxy Trucker が良作と言えるでしょうか。
【 その他部門 】
・口先番長(特選)
提示される文字を選んで言葉を作る、おバカな見た目に反して頭脳派の、プレイヤーのボキャブラリーが試されるゲーム。 文化庁メディア芸術祭の推薦作。
やや難しいゲームであり、賛否が分かれているのですが、個人的にはすごく好きな作品。
現在、対戦版が開発されているようです。
・Papers, Please(特選)
悲壮な決意で国境を越えようとする人々や、家族が飢えと寒さに苦しむ中で差し出されるワイロを前に、YES と NO の二択を迫られる入国審査官の物語。
iPad 専用で、人を選ぶ見た目と内容ですが、色々な意味で名作だと思います。
アルストツカに栄光あれ。
・DIVE IN
クラウドゲーミングサービス。 アプリというか・・・ 新システムの紹介。
凄いのは凄い。 ただ、ビジネス的に成り立たせるのは難しい気もする。
しかし今後の礎になりそうな取り組みですね。
次回 はやや特別編。
インディーズ特別選出と、ソーシャルゲーム部門、そしてクソゲー部門をお届けいたします。
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