コメント
【 「長い物には巻かれろ」は、駄目でしょう? 】
第二次世界大戦後の世界秩序は、他国を武力侵略しない、他国の領土を奪わないということで保たれて来ました。
日本も満洲を武力侵略したと、世界だけでなく、一部日本人も批判しているのに、同じ口でロシアのウクライナの侵略、ウクライナの領土強奪は構わないというのは無責任です。
もし、ロシアの核使用を恐れているとしたら、ロシアこそ自身の核使用を恐れるべきです。
核に関しては、核不拡散条約(NPT)体制を作って、核保有国を容認して、非核保有国の核保有を許さないこととしました。
この様なバカげた差別を非核保有国が受け入れたのは、そうした方が核戦争を防止して、世界平和に資すると思ったからです。
しかし、ロシアが核を使用したら、核不拡散条約(NPT)体制は核戦争を阻止する力はないことを証明します。
従って、NPTは崩壊し、世界各国が核武装することになり、ロシアの優位性は失われます。
核戦力が唯一の取り柄の、ロシアは発言力を失い、ウクライナに逆襲されるでしょう?
他国を侵略して良いという世界秩序を作ろうとしたロシアは、その秩序により自国を亡ぼされるのです。
因果応報です!
「ウクライナの永世中立と安全保障に関する条約」
小泉悠氏のnoteより、少し長いですが引用します。
猪野先生が書いていた開始直後にロシア側が出していた停戦案です。
(以下引用)
中立(第1条)
・いかなる軍事同盟・軍事的取り決めにも加盟せず、外国軍隊の駐留やウクライナ領内での外国軍との演習も行わない
・兵力の上限を取り決める
→付属文書1にて規定。兵力を5万人までとし、兵力構成や保有装備についても細かい上限あり(後述)
・ロシアに対してウクライナが2014年以降に提起した国際訴訟を取り下げる
・ロシアに対する2014年以降の経済制裁を解除する
国土分割(第4条)
・ウクライナはクリミアをロシア領と認める
・ドネツクとルハンシクの「人民共和国」を本来の行政境界線に沿って独立させると承認する(この時点ではまだロシアが占領していなかった領域も含めて州丸ごと、ということを意味する)
露・宇関係(第7条)
・ロシアはウクライナの中立国としての地位を尊重し、ウクライナとの間でいかなる同盟条約・軍事的取り決めも結ばない
・軍事的威圧は行わない
・その他、第1条での中立条項の再確認
ロシア語の権利と「非ナチス化」(第8条)
・ロシア語に国語としての地位を付与する
ウクライナ正教会に対するモスクワ総主教庁の管轄権を回復する
・ナチズムに対する勝利に関連した国家的シンボルの禁止を解除し、今後も禁止しない
付属文書1
「秩序維持と自衛権行使を目的とするウクライナの軍隊及び装備品の最大数」
ウクライナ軍の兵力は、将校1500人を含む5万人以下とする。
ウクライナ軍はその構成において以下を保有できる。
・陸軍 3万5000人以下
・空軍 5000人以下
・海軍 1万人以下
ウクライナ軍の兵器を以下を超えないものとする。
・戦車 300両
・装甲戦闘車両 700両
・火砲・多連装ロケットシステム・迫撃砲 400門
・対戦車ロケット・コンプレクス 200基
・ブーク、トール、オサー型防空システム 130基
・戦闘用(輸送)航空機 70(30)機
・戦闘ヘリコプター 55機
・排水量2500トン以下の戦闘艦艇 4隻
・排水量2000トン以下の哨戒艦艇 8隻
・排水量23トン以下の哨戒艇 10隻
猪野先生が書いていた開始直後にロシア側が出していた停戦案です。
(以下引用)
中立(第1条)
・いかなる軍事同盟・軍事的取り決めにも加盟せず、外国軍隊の駐留やウクライナ領内での外国軍との演習も行わない
・兵力の上限を取り決める
→付属文書1にて規定。兵力を5万人までとし、兵力構成や保有装備についても細かい上限あり(後述)
・ロシアに対してウクライナが2014年以降に提起した国際訴訟を取り下げる
・ロシアに対する2014年以降の経済制裁を解除する
国土分割(第4条)
・ウクライナはクリミアをロシア領と認める
・ドネツクとルハンシクの「人民共和国」を本来の行政境界線に沿って独立させると承認する(この時点ではまだロシアが占領していなかった領域も含めて州丸ごと、ということを意味する)
露・宇関係(第7条)
・ロシアはウクライナの中立国としての地位を尊重し、ウクライナとの間でいかなる同盟条約・軍事的取り決めも結ばない
・軍事的威圧は行わない
・その他、第1条での中立条項の再確認
ロシア語の権利と「非ナチス化」(第8条)
・ロシア語に国語としての地位を付与する
ウクライナ正教会に対するモスクワ総主教庁の管轄権を回復する
・ナチズムに対する勝利に関連した国家的シンボルの禁止を解除し、今後も禁止しない
付属文書1
「秩序維持と自衛権行使を目的とするウクライナの軍隊及び装備品の最大数」
ウクライナ軍の兵力は、将校1500人を含む5万人以下とする。
ウクライナ軍はその構成において以下を保有できる。
・陸軍 3万5000人以下
・空軍 5000人以下
・海軍 1万人以下
ウクライナ軍の兵器を以下を超えないものとする。
・戦車 300両
・装甲戦闘車両 700両
・火砲・多連装ロケットシステム・迫撃砲 400門
・対戦車ロケット・コンプレクス 200基
・ブーク、トール、オサー型防空システム 130基
・戦闘用(輸送)航空機 70(30)機
・戦闘ヘリコプター 55機
・排水量2500トン以下の戦闘艦艇 4隻
・排水量2000トン以下の哨戒艦艇 8隻
・排水量23トン以下の哨戒艇 10隻
【 ウクライナはロシアと条約は結べない! 】
ウクライナは、ロシアがウクライナの安全を保障すると言ったので、ブタペスト覚書により、核兵器を放棄した。
なのに、ロシアはクリミア半島をウクライナから奪った。
ロシアなど信用出来ない。
故に、中立など、狼ロシアに対して、麦わらの家に住む長男の子ブタの様だ!
また、ロシアが奪ったクリミヤ半島を返さないなど停戦条約を結ぶメリットは小さい。
ウクライナは日本や他の弱小軍事国家の為に戦ってくれている。
日本が中国やロシアに侵略された時に、ウクライナの戦いが参考に出来るだろう!
ただし、国外逃亡だけは参考にしないでくれると有難い!