コメント
新聞・雑誌が売れなくなった原因
台本営記者クラブの新聞モドキは、首相記者会見で事前提出した質疑応答しかしない日本人民日報に成り下がりました。駅のキオスクでコロナを恐れぬ乗客に雑誌を売って生き残ろうとまともに仕事するのは、文春だけになりました。
No title
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どっちかというと猪野先生って「子供の利用に規制? ばっかじゃないの?」って言う側だとばかり。
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ブログ主のイデオロギーの変遷を今頃認識したのですか?
子どもたちの抱える問題への眼差し
キャンプでは魚釣りやカヌーなど、仲間やボランティアの大学生らとリアルな体験によって人とつながり、協力しながら課題を達成する大切さを体得する。キャンプ期間中はスマホができる時間は限定され、その時間はスマホをしてもいいし、仲間とゲームをしてもいい。その子は初日だけスマホをしたが、後は友達とゲームをする選択をした。
キャンプを主催した竹内和雄氏(兵庫県立大学環境人間学部准教授)は、「ネットの問題の答えはネットにはない。」という。禁止やフィルタリングでは何ら変わることはなく、子どもたちが抱える悩みや問題の解決に目を向ける必要があり(注)、そこが解決されないとネットが逃避の場になるという。大人から見れば取るに足らないこと、と上から目線で見るのではなく、子どもたちの目線で想像する必要がある。冒頭のキャンプに参加した児童でも、家庭に帰ると脱落してしまうケースもあるという。未解決の問題があったのだろう。
この点は保護者にとってハードルが高そうである。行政、或いはNPO等による保護者を支援する仕組みが必要だろう。子どもたちは親に自分の内面を吐露することは少ないと思われるからだ。
香川県の条例をきっかけに家庭や学校でスマホとの付き合い方を見直すことと同時に、子どもたちの生きる力の障害となっている事柄を取り除いていくことが学校、保護者、社会に求められている。条例がそのことの気づきとなってくれることを期待したい。
【注】
久里浜医療センター院長の樋口進氏も次のように指摘する。
WHOを動かした依存症治療のオーソリティ ~樋口進先生~
https://www.tf-office.co.jp/compasstimes/detail.html?id=35861
引用開始----
ゲーム依存症の場合、ゲームやインターネットを長時間使用していることよりも、背景にある心の問題や社会への不適応に目を向けることが必要です。
だから、私たちも治療するときにゲームだけに焦点を当てないで、彼らの生活ぶりや、彼らにできることを一緒に考えながら治療していかないといけないと思っています。
引用終わり----
〔参考〕
「夜9時以降ケータイ・スマホ禁止!」刈谷市学校の保護者への要請の意味と課題
竹内和雄 兵庫県立大学環境人間学部准教授
https://news.yahoo.co.jp/byline/takeuchikazuo/20140318-00033660