コメント
売春防止法と不貞
その昔、売春をする側は保護の対象だったと思いますが、
50年後、こんなことになるとは、党の垣根を越えて
「売春防止法」の制定に尽力した当時の女性議員たちは、
こんなこと想像もできなかったでしょう。
まあ、代表的なざる法ではあるのですが。
「カネのある夫とは離婚しない」とあるのを読んで
いったい何が不貞なのかわからなくなりました。
50年後、こんなことになるとは、党の垣根を越えて
「売春防止法」の制定に尽力した当時の女性議員たちは、
こんなこと想像もできなかったでしょう。
まあ、代表的なざる法ではあるのですが。
「カネのある夫とは離婚しない」とあるのを読んで
いったい何が不貞なのかわからなくなりました。
No title
問題が発生しそうなら、事前規制のほうがいいに決まってますよね。
事後では回復困難な場合も大いに考えらます。
安易なスローガン「事前規制から事後救済」みんな、なにを考えてたんでしょう。
言葉の意味を吟味せづ、風潮にのみ流される世相に危険を感じます。
猪野先生どう思われますか・
事後では回復困難な場合も大いに考えらます。
安易なスローガン「事前規制から事後救済」みんな、なにを考えてたんでしょう。
言葉の意味を吟味せづ、風潮にのみ流される世相に危険を感じます。
猪野先生どう思われますか・
No title
>何故、離婚には至らないのですか。そこにはカネのある夫とは離婚しないという打算が見え見えです。
ずいぶんと(少なくとも家事事件は)簡単な事件しか扱っておられないのだなぁと思いました。
あるいは、家事事件をそういったお心でやっておられるのであれば、もっと弁護士の先生には広く公表してほしいです。やはり「自分が依頼したい弁護士が自分の事件に関してどういったスタンスで取り組むか」というのは依頼人にとっては大きな判断材料になりますから。
マイナンバー制が導入されればどうなるかわかりませんが、現在のところ、相手方の財産を調べることの困難さや、執行の実効性を考えると、そんなホイホイ「カネがある配偶者と離婚しないのは打算です(キリッ」なんて言えるかなと。
相手が婚姻していると知らなかったのであればともかく、知っていて誘惑したり応じたりするのは素人であれ商売であれ十分罪(民事上の)だと思いますが…まぁ弁護士さんのことですから「当時の婚姻関係は破たんしていた(キリッ」で何とでもなりますよね。
法律上平等であっても、まだまだひとり親への偏見等がある中で、「相手方には請求しない」ということがまかり通ってしまえば、ある意味不貞行為した相手方の独り勝ちのような気がします。
あと、これが男女逆だとどうなるのかということも興味深いですね…。
また、カネがあってもDV男だとかそういうことはよくありますので、あまり人間をレッテル貼りしないほうが良いと思いますよ。
ずいぶんと(少なくとも家事事件は)簡単な事件しか扱っておられないのだなぁと思いました。
あるいは、家事事件をそういったお心でやっておられるのであれば、もっと弁護士の先生には広く公表してほしいです。やはり「自分が依頼したい弁護士が自分の事件に関してどういったスタンスで取り組むか」というのは依頼人にとっては大きな判断材料になりますから。
マイナンバー制が導入されればどうなるかわかりませんが、現在のところ、相手方の財産を調べることの困難さや、執行の実効性を考えると、そんなホイホイ「カネがある配偶者と離婚しないのは打算です(キリッ」なんて言えるかなと。
相手が婚姻していると知らなかったのであればともかく、知っていて誘惑したり応じたりするのは素人であれ商売であれ十分罪(民事上の)だと思いますが…まぁ弁護士さんのことですから「当時の婚姻関係は破たんしていた(キリッ」で何とでもなりますよね。
法律上平等であっても、まだまだひとり親への偏見等がある中で、「相手方には請求しない」ということがまかり通ってしまえば、ある意味不貞行為した相手方の独り勝ちのような気がします。
あと、これが男女逆だとどうなるのかということも興味深いですね…。
また、カネがあってもDV男だとかそういうことはよくありますので、あまり人間をレッテル貼りしないほうが良いと思いますよ。
No title
貞操義務を負うのは夫婦で、第三者ではないってことですかね。
貞操義務を負うのを承知して結婚するわけですから、不倫すれば契約違反ということになります。
第三者はそんなことは知ったことではないということです。結婚を勧めたわけでもないし。
それが問題なら立法措置を図るのが妥当でしょう。
貞操義務を負うのを承知して結婚するわけですから、不倫すれば契約違反ということになります。
第三者はそんなことは知ったことではないということです。結婚を勧めたわけでもないし。
それが問題なら立法措置を図るのが妥当でしょう。
ブログ主様に一つ質問ですが
>>便宜上、よくあるパターンで整理してみますが、
① 夫がカネで女性を買ったような場合(売春レベル)
② 夫がカネという関係でなく、知人女性を性欲のはけ口にしていた場合
(その女性が恋愛関係にあると欺されている場合もある。)
③ 夫が他の女性と恋愛関係になった場合
という分類になりますが、①から順次、相手方女性への請求は否定されるべきであり、このような請求を認めること自体、時代遅れ、時代錯誤も甚だしいというべきものです。
↑
夫が不倫して妻が激怒して「ヤメロ」と言い、夫は「別れた」と言うものの実はこっそり繋がっている。というのは、実社会ではよくあるケースですよね。
妻個人としては離婚しても良いのだが、子供の事とかを考えると簡単に離婚に踏み切れない。
私は、妻側が家庭を守るための最終手段として「不倫相手を訴える」事で事態を終わらせるのは全然アリだと思いますが、ブログ主様は他に事態を終わらせる手段をお持ちですか?? 夫にいくら言っても無駄なので、後は不倫相手と直談判しかないと思いますが。
今回の判決でも、妻側は勝てる見込みはあるのに控訴せずに終わらせてますよね。目的は十分に果たしたからじゃないでしょうか。
これで、二度とママさんは夫に営業してきませんからね。
① 夫がカネで女性を買ったような場合(売春レベル)
② 夫がカネという関係でなく、知人女性を性欲のはけ口にしていた場合
(その女性が恋愛関係にあると欺されている場合もある。)
③ 夫が他の女性と恋愛関係になった場合
という分類になりますが、①から順次、相手方女性への請求は否定されるべきであり、このような請求を認めること自体、時代遅れ、時代錯誤も甚だしいというべきものです。
↑
夫が不倫して妻が激怒して「ヤメロ」と言い、夫は「別れた」と言うものの実はこっそり繋がっている。というのは、実社会ではよくあるケースですよね。
妻個人としては離婚しても良いのだが、子供の事とかを考えると簡単に離婚に踏み切れない。
私は、妻側が家庭を守るための最終手段として「不倫相手を訴える」事で事態を終わらせるのは全然アリだと思いますが、ブログ主様は他に事態を終わらせる手段をお持ちですか?? 夫にいくら言っても無駄なので、後は不倫相手と直談判しかないと思いますが。
今回の判決でも、妻側は勝てる見込みはあるのに控訴せずに終わらせてますよね。目的は十分に果たしたからじゃないでしょうか。
これで、二度とママさんは夫に営業してきませんからね。
No title
生涯一司法書士さん
お久しぶりでした。
未だに事後救済型社会への転換なんて言っている法曹関係者がいることに、滑稽さを感じています。
お久しぶりでした。
未だに事後救済型社会への転換なんて言っている法曹関係者がいることに、滑稽さを感じています。
No title
私は一般人さん
その場合でも私は法的責任を認めることはダメだと思いますね。
それこそその夫こそが最悪ではないですか。
子どものことを思って離婚しない、これ自体が言い訳にも聞こえますし、他方で、その女性と手を切らせたからといって、別の女性を探すだけですよ、その夫なら。
結局、自分の配偶者の問題にすぎません。
その場合でも私は法的責任を認めることはダメだと思いますね。
それこそその夫こそが最悪ではないですか。
子どものことを思って離婚しない、これ自体が言い訳にも聞こえますし、他方で、その女性と手を切らせたからといって、別の女性を探すだけですよ、その夫なら。
結局、自分の配偶者の問題にすぎません。
勿論、一番悪いのは夫ですが
>>子どものことを思って離婚しない、これ自体が言い訳にも聞こえますし、
言い訳ってそんな無茶な(笑)。
言い訳ってそんな無茶な(笑)。
No title
子どものためっていうなら、それだけでいいんですよ。
どうせ、そんな女癖の悪い夫との間でよりが戻るわけもないし、最初から破綻しているようなものでしょう。
仮面夫婦を継続したいならしたいで、それに徹し、その夫から取るものを取る、それだけのことです。
どうせ、そんな女癖の悪い夫との間でよりが戻るわけもないし、最初から破綻しているようなものでしょう。
仮面夫婦を継続したいならしたいで、それに徹し、その夫から取るものを取る、それだけのことです。
No title
>>仮面夫婦を継続したいならしたいで、それに徹し、その夫から取るものを取る、それだけのことです。
ここはどうかな??。
仮面夫婦になりたくないから、ある意味、家庭を維持したいから、不倫相手に訴訟を起こすのですよ。ブログ主様の見解は反対だと思いますが。
今回の妻が控訴してないのはそこです。元より、お金などそう問題じゃない。
「この夫いつかタイミング見て離婚してやる」って妻も沢山いてますが、「反省して女遊びをやめてくれるなら」又、一緒に家庭を維持していきたい妻も沢山いてる。
後者の権利を取り上げてはいけませんね。
ここはどうかな??。
仮面夫婦になりたくないから、ある意味、家庭を維持したいから、不倫相手に訴訟を起こすのですよ。ブログ主様の見解は反対だと思いますが。
今回の妻が控訴してないのはそこです。元より、お金などそう問題じゃない。
「この夫いつかタイミング見て離婚してやる」って妻も沢山いてますが、「反省して女遊びをやめてくれるなら」又、一緒に家庭を維持していきたい妻も沢山いてる。
後者の権利を取り上げてはいけませんね。
No title
夫に言ってダメだから、相手の女性になんていう状態では、もう無理ですね。
この事件の場合だったら、夫はまだ通ってもおかしくないですよ。棄却されたんだし。隠れてでも十分、可能。どうして、これで別れたと思えますか。
仮に賠償を命じられても、多分、その夫が払うでしょうしね。
この事件の場合だったら、夫はまだ通ってもおかしくないですよ。棄却されたんだし。隠れてでも十分、可能。どうして、これで別れたと思えますか。
仮に賠償を命じられても、多分、その夫が払うでしょうしね。
違いますね
全ての妻がそうだとは言いませんが。
妻は子供ができると、「夫より子供(家庭維持)」に考えが変更していく方が多くいてる。よく女性が「ばれないようにやってくれるなら構わない」と、言うのは、「家庭を壊すまでやるなよ」って意味ですよ。
それにね、訴訟を起こされたら不倫相手が「さすがに引きます」から、不倫関係を破綻させる効果は絶大ですよ。
確かにブログ主様が言われる「仮に賠償を命じられても、多分、その夫が払うでしょうしね。」というケースもありますが、それは色んなパターンのうちの単なる一例に過ぎない。
その一例を持って、夫を許して真面目に家庭を維持していきたいという妻の権利を無くすのは、ダメでしょうね。
妻は子供ができると、「夫より子供(家庭維持)」に考えが変更していく方が多くいてる。よく女性が「ばれないようにやってくれるなら構わない」と、言うのは、「家庭を壊すまでやるなよ」って意味ですよ。
それにね、訴訟を起こされたら不倫相手が「さすがに引きます」から、不倫関係を破綻させる効果は絶大ですよ。
確かにブログ主様が言われる「仮に賠償を命じられても、多分、その夫が払うでしょうしね。」というケースもありますが、それは色んなパターンのうちの単なる一例に過ぎない。
その一例を持って、夫を許して真面目に家庭を維持していきたいという妻の権利を無くすのは、ダメでしょうね。
No title
いえいえ、「復縁」のために相手女性を訴える、という時点で終わっていますね。
その後の家庭も寒々としていることでしょう。
もし、それを司法の場でということであれば、調停という手続で十分でしょう。呼出は行くわけだし、強制力はないが、切るというだけの意味ならね。この手続なら賠償を求めることも必要ありませんしね。
それから手を引くかどうかはそれぞれですよ。
今回の場合、まだカネになると思えば、切れないし、なんていったて愛情が根底にあるわけじゃありませんから。
愛情がある場合には、逆に真面目な人も多く、切れますが、それは訴えによって切れるのではなく、その相手の男(夫)の不誠実な態度でももって切れるのです。
その後の家庭も寒々としていることでしょう。
もし、それを司法の場でということであれば、調停という手続で十分でしょう。呼出は行くわけだし、強制力はないが、切るというだけの意味ならね。この手続なら賠償を求めることも必要ありませんしね。
それから手を引くかどうかはそれぞれですよ。
今回の場合、まだカネになると思えば、切れないし、なんていったて愛情が根底にあるわけじゃありませんから。
愛情がある場合には、逆に真面目な人も多く、切れますが、それは訴えによって切れるのではなく、その相手の男(夫)の不誠実な態度でももって切れるのです。
こういう話の方が好き系なので
>>いえいえ、「復縁」のために相手女性を訴える、という時点で終わっていますね。 その後の家庭も寒々としていることでしょう。
ここを断定的に考えるのが極めて男性的な発想。女性はもっと柔軟ですよ。まぁ、男性的視野だけで語ってますね。
夫は妻に浮気されれば、ショックで立ち直れない人が多いが、妻は重心自体がもはや夫より家庭なので、さきほどの「ばれないようにやってくれるなら構わない」が有り得るわけです。男性でこれに近いことを言う人は皆無ですよね。
こういう、男女の考え方の違いは多いですよ。
>>もし、それを司法の場でということであれば、調停という手続で十分でしょう。呼出は行くわけだし、強制力はないが、切るというだけの意味ならね。この手続なら賠償を求めることも必要ありませんしね。
これはあなた方弁護士さんの、何でも訴訟に持っていくという商売重視の現われで、私ら一般人こそ「調停で十分だったのか」など知らない主婦が多いですから、相談して弁護士から勧められていることをやってるだけです。
ここを断定的に考えるのが極めて男性的な発想。女性はもっと柔軟ですよ。まぁ、男性的視野だけで語ってますね。
夫は妻に浮気されれば、ショックで立ち直れない人が多いが、妻は重心自体がもはや夫より家庭なので、さきほどの「ばれないようにやってくれるなら構わない」が有り得るわけです。男性でこれに近いことを言う人は皆無ですよね。
こういう、男女の考え方の違いは多いですよ。
>>もし、それを司法の場でということであれば、調停という手続で十分でしょう。呼出は行くわけだし、強制力はないが、切るというだけの意味ならね。この手続なら賠償を求めることも必要ありませんしね。
これはあなた方弁護士さんの、何でも訴訟に持っていくという商売重視の現われで、私ら一般人こそ「調停で十分だったのか」など知らない主婦が多いですから、相談して弁護士から勧められていることをやってるだけです。
話の流れとは異なりますが
流れと異なる話で申し訳ないのですが疑問がございまして。ご教示いただけると幸いです。
・被告は原告の夫との性交渉を否定していたにも関わらず、裁判所は性交渉があったという前提で捉えている様に見えます。尚且つ、この性交渉は売春(或は枕営業)と同じであり、不倫ではないため結婚生活を壊すものではない・・こういう理由で賠償請求の訴えを退けている。
・・・と、こういう解釈で合っているでしょうか?
・ニュース記事を読む限り、裁判所が勝手に枕営業だと断じている様に見えます。裁判で事実関係を明らかにすることなく、原告の夫と被告の間で性交渉があったと断定し、それを売春扱い(=不倫ではない)として判決を下す。かたちとしては被告の全面勝訴ですが、その理由が上記の様なものであるなら、被告としては不満足なのだろうと予想します。
しかしながら、全面勝訴である以上、被告側はこれ以上どうすることもできない。そう解釈して間違いないでしょうか。
民事訴訟法306条をとりあげて「全面勝訴した被告側でも上訴できるのでは?」という人もいましたが、私にはそうは思えないのですよね。
やるとすれば別訴のかたちで「売春行為は事実無根だ」という訴えを起こす・・・ということになるのでしょうか。
長々と申し訳ありませんが、気になったもので^^;
・被告は原告の夫との性交渉を否定していたにも関わらず、裁判所は性交渉があったという前提で捉えている様に見えます。尚且つ、この性交渉は売春(或は枕営業)と同じであり、不倫ではないため結婚生活を壊すものではない・・こういう理由で賠償請求の訴えを退けている。
・・・と、こういう解釈で合っているでしょうか?
・ニュース記事を読む限り、裁判所が勝手に枕営業だと断じている様に見えます。裁判で事実関係を明らかにすることなく、原告の夫と被告の間で性交渉があったと断定し、それを売春扱い(=不倫ではない)として判決を下す。かたちとしては被告の全面勝訴ですが、その理由が上記の様なものであるなら、被告としては不満足なのだろうと予想します。
しかしながら、全面勝訴である以上、被告側はこれ以上どうすることもできない。そう解釈して間違いないでしょうか。
民事訴訟法306条をとりあげて「全面勝訴した被告側でも上訴できるのでは?」という人もいましたが、私にはそうは思えないのですよね。
やるとすれば別訴のかたちで「売春行為は事実無根だ」という訴えを起こす・・・ということになるのでしょうか。
長々と申し訳ありませんが、気になったもので^^;
疑問点さん
>>被告は原告の夫との性交渉を否定していたにも関わらず、裁判所は性交渉があったという前提で捉えている様に見えます。尚且つ、この性交渉は売春(或は枕営業)と同じであり、不倫ではないため結婚生活を壊すものではない・・こういう理由で賠償請求の訴えを退けている。
・・・と、こういう解釈で合っているでしょうか?
はい、合っていると思います。
>>ニュース記事を読む限り、裁判所が勝手に枕営業だと断じている様に見えます。裁判で事実関係を明らかにすることなく、原告の夫と被告の間で性交渉があったと断定し、それを売春扱い(=不倫ではない)として判決を下す。かたちとしては被告の全面勝訴ですが、その理由が上記の様なものであるなら、被告としては不満足なのだろうと予想します。 しかしながら、全面勝訴である以上、被告側はこれ以上どうすることもできない。そう解釈して間違いないでしょうか。
そこは少し違います。かなりの高確率は枕はしてますが、状況上、ママは「性交渉はしていない」と主張するしかないのでしょう。ママからすれば「A男もB男もC男もいてるし、あなたなどその内の1人よ。という現状が、裁判所から風俗譲と同様の扱いを受けたということでしょう。
ママ側はこれ以上、裁判所に掘り下げられて真実が明るみに出るより、このまま終わる判決を望むでしょう。つまり、控訴の利益があっても、ママは控訴はしないはずです(法律上の詳しい事は分かりませんが)。
ママ側が一番に願っているのは、「何でも良いから早く終わらせて!」です。妻側は「夫に二度とこのママと不倫関係になるなよ!」です。
両者の利害が一致したので、第一審で終わりです。
・・・と、こういう解釈で合っているでしょうか?
はい、合っていると思います。
>>ニュース記事を読む限り、裁判所が勝手に枕営業だと断じている様に見えます。裁判で事実関係を明らかにすることなく、原告の夫と被告の間で性交渉があったと断定し、それを売春扱い(=不倫ではない)として判決を下す。かたちとしては被告の全面勝訴ですが、その理由が上記の様なものであるなら、被告としては不満足なのだろうと予想します。 しかしながら、全面勝訴である以上、被告側はこれ以上どうすることもできない。そう解釈して間違いないでしょうか。
そこは少し違います。かなりの高確率は枕はしてますが、状況上、ママは「性交渉はしていない」と主張するしかないのでしょう。ママからすれば「A男もB男もC男もいてるし、あなたなどその内の1人よ。という現状が、裁判所から風俗譲と同様の扱いを受けたということでしょう。
ママ側はこれ以上、裁判所に掘り下げられて真実が明るみに出るより、このまま終わる判決を望むでしょう。つまり、控訴の利益があっても、ママは控訴はしないはずです(法律上の詳しい事は分かりませんが)。
ママ側が一番に願っているのは、「何でも良いから早く終わらせて!」です。妻側は「夫に二度とこのママと不倫関係になるなよ!」です。
両者の利害が一致したので、第一審で終わりです。
No title
ふーむ。
どうも腑に落ちない感が残ります。
銀座のクラブの性質上、枕ネタで下手を打って裁判沙汰になった・・・こういう話が広がるのは店にとってかなり不利益となるのでは、とも思います。
その意味では全面勝訴といえども、かえってダメージが大きくなったのではないかという疑問ですね。
私が利用していた店はかなり多いですが、どの店でも枕的なコトをしたらクビというのが共通のルールでしたしね。
このママさんのお店がどういうお店なのかはわからないですが。
控訴の可否について、猪野さんの見解をお聞きしてみたいところですが。
どうも腑に落ちない感が残ります。
銀座のクラブの性質上、枕ネタで下手を打って裁判沙汰になった・・・こういう話が広がるのは店にとってかなり不利益となるのでは、とも思います。
その意味では全面勝訴といえども、かえってダメージが大きくなったのではないかという疑問ですね。
私が利用していた店はかなり多いですが、どの店でも枕的なコトをしたらクビというのが共通のルールでしたしね。
このママさんのお店がどういうお店なのかはわからないですが。
控訴の可否について、猪野さんの見解をお聞きしてみたいところですが。
No title
>>銀座のクラブの性質上、枕ネタで下手を打って裁判沙汰になった・・・こういう話が広がるのは店にとってかなり不利益となるのでは、とも思います。 その意味では全面勝訴といえども、かえってダメージが大きくなったのではないかという疑問ですね。
単に、マスコミが取り上げるとは思っていなかった。「想定外」だったと思いますが。
単に、マスコミが取り上げるとは思っていなかった。「想定外」だったと思いますが。
No title
私は一般人さん
>こういう、男女の考え方の違いは多いですよ。
この違いはあるとは思いますが、結局、そこで求める「復縁」とは、どう考えても仮面夫婦への「復縁」でしかないでしょう。
>これはあなた方弁護士さんの、何でも訴訟に持っていくという
>商売重視の現われで、私ら一般人こそ「調停で十分だったのか」
>など知らない主婦が多いですから、相談して弁護士から勧められ
>ていることをやってるだけです。
ここは誤解です。あくまで私の立場は、法的請求を認めるべきではない、私は一般人は権利として残しておくべき、ということを前提に、法的請求(要は、慰謝料請求)が認められないとしても、調停手続によることで対応可能という意味で用いています。
だから法的請求を認めなかったとしても、私は一般人さんのいう目的を達する手段はありますよ、という意味で述べています。
>こういう、男女の考え方の違いは多いですよ。
この違いはあるとは思いますが、結局、そこで求める「復縁」とは、どう考えても仮面夫婦への「復縁」でしかないでしょう。
>これはあなた方弁護士さんの、何でも訴訟に持っていくという
>商売重視の現われで、私ら一般人こそ「調停で十分だったのか」
>など知らない主婦が多いですから、相談して弁護士から勧められ
>ていることをやってるだけです。
ここは誤解です。あくまで私の立場は、法的請求を認めるべきではない、私は一般人は権利として残しておくべき、ということを前提に、法的請求(要は、慰謝料請求)が認められないとしても、調停手続によることで対応可能という意味で用いています。
だから法的請求を認めなかったとしても、私は一般人さんのいう目的を達する手段はありますよ、という意味で述べています。
No title
疑問点さん
裁判の理解はそれでいいのではないですか。
少なくとも原告の主張に沿った事実認定、しかし、請求が立たないという構成なのでしょう。
これを被告が手続の瑕疵を理由に上訴によって争うことは無理でしょう。
負けた側に控訴させないための手法ですね。
裁判の理解はそれでいいのではないですか。
少なくとも原告の主張に沿った事実認定、しかし、請求が立たないという構成なのでしょう。
これを被告が手続の瑕疵を理由に上訴によって争うことは無理でしょう。
負けた側に控訴させないための手法ですね。
猪野様へ
はじめまして。
お手数かと存じますが、昨日、私が疑問として述べた上記の事柄についてご教示いただけると幸いです。
このケースの様に全面勝訴したにも関わらず、判決理由に「事実ではないこと(=本当はどうだったのかが裁判で明確にされているわけでもないこと)」が含まれていた場合、勝訴した側が上訴することは果たして可能なのでしょうか。
私自身は、控訴の利益を欠くこと・民訴法302条などから考えても上訴は不可能なのではないかと推測しています。
原告の請求が棄却されたわけなので、被告は「法的には結果に満足せざるをえない」ということに落ち着くのかなと。
ただ、弁論主義違反に該当する虞があるのかなとも思いましたが、その辺どうなのでしょうね^^;
お手数かと存じますが、昨日、私が疑問として述べた上記の事柄についてご教示いただけると幸いです。
このケースの様に全面勝訴したにも関わらず、判決理由に「事実ではないこと(=本当はどうだったのかが裁判で明確にされているわけでもないこと)」が含まれていた場合、勝訴した側が上訴することは果たして可能なのでしょうか。
私自身は、控訴の利益を欠くこと・民訴法302条などから考えても上訴は不可能なのではないかと推測しています。
原告の請求が棄却されたわけなので、被告は「法的には結果に満足せざるをえない」ということに落ち着くのかなと。
ただ、弁論主義違反に該当する虞があるのかなとも思いましたが、その辺どうなのでしょうね^^;
No title
と、コメント投稿後に猪野様のお返事を拝見しました^;
申し訳ありません。
申し訳ありません。
では、一歩譲って
>>この違いはあるとは思いますが、結局、そこで求める「復縁」とは、どう考えても仮面夫婦への「復縁」でしかないでしょう。
私はそうでないケースも多いと思いますが、ここは水掛け論なので置いておきましょう。
ただ、ブログ主様は、妻が不倫相手の女性に対して「不法行為による損害賠償請求権さえも認めるべきではない。」と、主張されてますよね。
こうなってしまうと、妻側としては、「実際に訴訟を起こすかどうかは置いておいて」、不倫の初期段階で、夫や不倫相手を脅すツールさえ失わせる事となりますが、そこはそれで良いのですか?
要するに、夫が不倫すれば離婚しかない。今後の家庭を維持していくために不倫相手を「訴訟するよ」で脅す事は許されない。
そういうことですかね?
私はそうでないケースも多いと思いますが、ここは水掛け論なので置いておきましょう。
ただ、ブログ主様は、妻が不倫相手の女性に対して「不法行為による損害賠償請求権さえも認めるべきではない。」と、主張されてますよね。
こうなってしまうと、妻側としては、「実際に訴訟を起こすかどうかは置いておいて」、不倫の初期段階で、夫や不倫相手を脅すツールさえ失わせる事となりますが、そこはそれで良いのですか?
要するに、夫が不倫すれば離婚しかない。今後の家庭を維持していくために不倫相手を「訴訟するよ」で脅す事は許されない。
そういうことですかね?
No title
私は一般人さん
そのような「脅し」の手段を使わなければならない時点でおしまいです。
むしろ違う場面を思い描いているのでは?
とにかくその「女性」が積極的で、何を言っても聞かない、執拗に押しかけてくる、というような場面。
この場合には、また違ってきます。
第三者が積極的に乗り込んできている場面ですから。
ただ、それも普通は夫が結婚しよとか、結構、勝手なことを言ったことに起因することが多いんじゃないかと思います。
少なくとも、判決で問題になった事案では認める必要性、要は脅しの手段としての訴訟を認める必要は感じません。
そのような「脅し」の手段を使わなければならない時点でおしまいです。
むしろ違う場面を思い描いているのでは?
とにかくその「女性」が積極的で、何を言っても聞かない、執拗に押しかけてくる、というような場面。
この場合には、また違ってきます。
第三者が積極的に乗り込んできている場面ですから。
ただ、それも普通は夫が結婚しよとか、結構、勝手なことを言ったことに起因することが多いんじゃないかと思います。
少なくとも、判決で問題になった事案では認める必要性、要は脅しの手段としての訴訟を認める必要は感じません。
だいたい理解しましたが
「夫が彼女(愛人)をつくって、やがて、彼女が泣きを見る不倫のパターン」
確かに不倫の王道パターンですが、逆に言えば、このパターンしかあまり把握していないという事ですね。
実際には、女性の方からモーションを掛けてきて、不倫関係に陥ることも多いですよ。水商売系・昼の仕事にかかわらず。
確かに不倫の王道パターンですが、逆に言えば、このパターンしかあまり把握していないという事ですね。
実際には、女性の方からモーションを掛けてきて、不倫関係に陥ることも多いですよ。水商売系・昼の仕事にかかわらず。
No title
私 銀座や新地で散財するのでホステスの誘惑が凄いです。言い寄ってきたら「妻から慰謝料請求されてもいいの?」って言えばOKだと思ってましたが、今後は「枕営業なら慰謝料は取られないんでしょ」と言い寄られたらどうしましょうか…
覧古考新:場数の差か?
<わたしは一般人さんのコメント>
夫は妻に浮気されれば、ショックで立ち直れない人が多いが、妻は重心自体がもはや夫より家庭なので、さきほどの「ばれないようにやってくれるなら構わない」が有り得るわけです。
男性でこれに近いことを言う人は皆無ですよね。
こういう、男女の考え方の違いは多いですよ。
<猪野亨さんのコメント>
この違いはあるとは思いますが、結局、そこで求める「復縁」とは、どう考えても仮面夫婦への「復縁」でしかないでしょう。
↑
これは、わたしは一般人さんに軍配を上げる。
場数の差か?
夫は妻に浮気されれば、ショックで立ち直れない人が多いが、妻は重心自体がもはや夫より家庭なので、さきほどの「ばれないようにやってくれるなら構わない」が有り得るわけです。
男性でこれに近いことを言う人は皆無ですよね。
こういう、男女の考え方の違いは多いですよ。
<猪野亨さんのコメント>
この違いはあるとは思いますが、結局、そこで求める「復縁」とは、どう考えても仮面夫婦への「復縁」でしかないでしょう。
↑
これは、わたしは一般人さんに軍配を上げる。
場数の差か?