2007.08.30 (Thu)
生きたロバのしゃぶしゃぶから猿の脳みそまで―中国最**的名菜
さて、八月最後のエントリーは夏バテで食欲をなくした皆さまへのささやかなプレゼント。題して「中国最**的名菜―中国の**な料理一覧」です。
それぞれのメニューの下に記されている星は、あちらでの**度評価。
さあ、シェフが腕をふるって仕上げた珠玉の一品。秋に向かって皆さまの食欲の増進になれば幸いでございます。
まずは十位から。炭烤乳羊。これは出産を間近に控えた母羊を炭火でじわじわと焙り、なかまで火が通ったところで開腹。お腹のなかの乳羊(子羊)を取りだして食べるというもの。皮ごと食べられ肉の柔らかさは絶品だそうです。
**度 : ★☆☆☆☆
九位。脆鵝腸。よく肥えたガチョウの肛門のまわりを小刀でぐるりと抉ります。そこから人差し指をガチョウの腹腔内に挿入。腸を指に絡めて抜き取り、これを食べるというもの。もちろんガチョウは生きたまま。臭味は何で消すのでしょうか。
**度 : ★☆☆☆☆
八位。醉蝦。名前のとおり酔ったエビ。これは生きたエビを酒に漬け、いわば酔死したエビをそのまま食べるもの。ぷりぷりとした食感とともに酒の芳香をも味わえて一挙両得?
**度 : ★★☆☆☆
七位。風乾雞。字義はニワトリの陰干し。調理というか処理にスピードが要求されます。まず生きたニワトリの羽根をむしって毛抜きをし、腹を割って調味料とともに具を詰め、ふたたび閉じるというもの。ニワトリは放血させずに生きたまま逆さに吊り下げられます。吊られたニワトリは苦しいのか、息が絶えるまでグウグウとずっと啼いているそうです。
**度 : ★★★☆☆
六位。龍須鳳爪。龍須―龍のヒゲというのは鯉のヒゲのこと。鳳爪というのはここではニワトリの足。この二つに肉を添えて煮込みます。もちろん両方とも生きたままの鯉やニワトリから取りますから、一羽のニワトリからは片足だけを刻み、庭にはびっこの鶏、池にはヒゲのない鯉があふれることになります。
**度 : ★★★☆☆
五位。烤鴨掌。これはわりと有名でしょうか。アヒルの水かきです。油を塗った鉄板の上に調味料を垂らし、その上で生きたアヒルを歩かせるというもの。バタバタと忙しなく鉄板の上を歩くうちに、神経の集まった水かきが油でじんわりと焼かれ、美味。だそう。
**度 : ★★★★☆
四位。鉄板甲魚。甲魚というのはスッポンのこと。鍋に水と調味料を入れ、スッポンを泳がせてとろ火で煮詰めます。湯が煮立ってくるにつれ、スッポンの苦しむ様子が会席した客の興味の中心に。調理を終えてはらわたまでスープの滲みた肉は、体が温まり、比類のない旨さだとか。
**度 : ★★★★☆
三位。活叫驢。ロバの肉のしゃぶしゃぶです。これは繋いだロバを見ながら客が食べたい部位を指定。コックが目の前で小刀を用い、ロバの身を削って客に出すというもの。さながら中国で最も**な処刑法といわれる「凌遅」そのものです。
**度 : ★★★★☆
中国古代死刑大全 : 凌遅
***や幼稚園児の見ている前、路上でロバを屠殺、解体ショー
二位。三吱兒。生まれたばかりのネズミのおどり食い。「吱」は日本語に直せばチューチュー。つまりは皿に入っているネズミを箸でつまんだときに一回ネズミがチューと啼き、調味料を振ったときにチューと啼く。更に口のなかに入れたときにチューと啼くところから、「三チュー児」。
**度 : ★★★★☆
さて一位は、いわずと知れた猿の脳みそ。ご存じない方に説明しますと、客はまるく穴の開いた卓を囲むように座り、穴からは猿が剃られた頭を半分がたつき出している。客はそれぞれに金槌をもって猿の頭蓋を割り、キーキー喚いては恨めしげに客を見る猿の脳みそを蓮華ですくって食べるという涼味満点の食材。
もちろん**度は中国人にしても評価は★★★★★の五つ星、とのことです。
「猿の脳みそ」を食べる(1)
「猿の脳みそ」を食べる(2)
猿の脳みその食べ方
昨年三月、甘粛省天祝県で見つかった121体の猿の頭。
2007.08.30 (Thu)
同居人を**、舌と脳の一部を食べた?19歳の少年が逮捕
―BBCほか―
オーストリアのウィーンに住む19歳の少年が同室の男性を**、その遺体の一部を食べた容疑で取り調べをうけています。
この少年はロバート・アッカーマン(Robert Ackermann)で、ホームレスなどが居留していたウィーンの宿泊施設から、同居人ヨゼフ・シュワイガー(Josef Schweiger 49歳)**容疑で28日、警察に連行されました。
情報筋によると二人が居留していたのは、民間のアパートを国が家賃を負担するかたちで借り上げ、ホームレスや主に入院には至らないものの精神症に罹る人々に提供されていたもので、アッカーマンはここに今年8月に入居、シュワイガーさんは6月から居留していました。
ところが、28日、掃除婦が二人の同居する部屋にはいったところ、血の海のシュワイガーさんの遺体が転がり、アッカーマンの口許にはべっとりと血が付いていたことからパニックに陥り、アッカーマンは逆に彼女に正気をたもつよう宥めてから、警察に通報するよう促したといいます。
通報をうけた警察が駆けつけたところ、部屋のなかは凄惨そのもので、傍にあった22ポンドのダンベルで頭部を殴打されたのがシュワイガーさんの直接の死因と推定され、頭蓋の割られた遺体は喉から下腹部にいたって切りひらかれていました。また、キッチンにあった皿には舌と脳の一部が盛られていたといいます。胸および腹から内臓が摘出された跡はありませんでした。
警察ではDNA鑑定を含め慎重に調べを進めていますが、アッカーマンは口をつぐんだまま。 動機などを含め、詳細はまだわかっていませんが、シュワイガーさんの**されたのは掃除婦に発見される二、三日前と推定されるとのことです。
2007.08.30 (Thu)
自分の頭に長さ8センチの釘を打って自殺を試みた男性
―武漢晩報―
自らの頭に長さ8センチの釘を打って自殺を試みた男性が病院に運ばれ、命をとりとめました。
名前など詳細は明らかにされていませんが、湖北省の紅安に住むこの男性は頭部から血を流して意識を朦朧とさせているところを帰宅した母親に見つかり、病院に搬送されたものです。
搬送先の武漢共和病院では、CT検査で長さ8センチ、直径0.6センチの釘が脳内に埋まっているのを発見。同病院の姜医師は27日午後1時より7時までかかってこの釘を無事摘出することに成功したそうです。しかし男性は危篤状態は脱したものの、まだ口をひらくまでには至っていません。
男性の義兄の話によると、男性はふだんから無口でどちらかといえば内向的な性格だったそうですが、自殺しようとした動機などはわかっていないということです。
2007.08.30 (Thu)
Hot Babes & Bikes
HQギャラリーはmysteriousgirlさんより。
―MSN 台湾ほか―
スーパーの下着特売に押し寄せた女性客にまじって、背後から女性客に近づき、十秒間にわたって胸をもんで捕まった男が無罪をいいわたされました。
事件があったのは台湾彰化のとあるスーパー。
年に一度の下着の特売がおこなわれていた同スーパーでは、女性客が群れをなして押し寄せ、売り場の周辺は身動きもとれないほどの混雑だったそうです。
ここに紛れ込んだ男、蔡は二十歳の女性が他の女性客らと下着を奪い合っているのをいいことに、後ろから手を伸ばして女性の胸をもみ、叫び声をあげた女性とまわりの女性客らに取り押さえられ、警察につき出されました。
逮捕後、******で起訴をうけた蔡ですが、彰化県の地方法院で下された裁定はなんと無罪。
許旭聖裁判長によると、「被告は脅迫または催眠術の類をもって被害者の胸をさわったわけではなく、また十秒間という短い時間では被告の性欲を惹起しないものと思われる。つまりはわいせつ罪を構成するには足らない。性騒擾防治法(セクハラ防止法)に相当すると思われるが、あいにく性騒擾防治法の施行は被告の逮捕後であり、ゆえに被告は無罪と判断する」とのこと。
これには地検側の検察官、張慧瓊は「十秒間が短いったって、被害者の胸をもんで指で挟んで、それ自体が******だろうよ。もんだ方が性欲を感じなければ無罪ってありか?」とご立腹。ただちに上訴を決めたそうです。
2007.08.28 (Tue)
立体交差の桁下を掘って、鉄筋を盗み出す男たち
―重慶晩報―
27日、重慶市渝中区牛滴路の立体交差の桁下で、20名を越える男たちが、地中に埋まっていた鉄筋を掘っていたことがわかりました。
鉄筋を掘っていたのは、拾荒匠(くず拾い)の男たちで、ハンマーやスコップなどをもって立体交差の桁下を掘り起こし、埋まっていた鉄筋を「宝」と称して不法に持ち帰っていた模様です。
男たちのなかには金属探知器をもっているものもおり、橋脚のまわりを二メートルほどの深さでコンクリートを穿っては、鉄筋を盗んでいました。
さっそく現場に取材に訪れた記者に対して、汗の噴き出した顔をうれしそうに歪め、「へへへ、また一本み~つけた」と手に持った親指ほどの太さの鉄筋を示すのは、作業をしていた張徳明さん。穴には掘っている最中にも石やコンクリートの塊が崩れ落ちてきますが、張さんは「宝」探しに夢中で意に介さない様子。
訊くと一日30キロは鉄筋を掘るという張さんは、この牛滴路の立体交差下でもすでに四日掘り続け、掘り起こした鉄筋は近くの廃材買い取り業者に売ったといいます。
記者の見たところ、小一時間のあいだに張さんらは十数本の鉄筋を掘り起こしており、これらの鉄筋を売ったお金は作業に関わった男らに平等に分配されるとのことでした。
何かあったらどうするんだと問う記者に対して、「あんたには関係ねーだろ」と答える男たち。記者が調べたところ、すでに桁下には二十数ヶ所にわたって穴が穿たれています。朝の六時から作業をはじめるというくず拾いの男たちのなかには、直接橋脚に穴をあけて鉄筋をほじくり出すという猛者もいるとのこと。
こうしたことがこれまで明るみに出なかったのは、まず現場が辺鄙な場所にあること、そして周辺住民が報復を怖れて届け出なかったことも理由にありそうです。
専門家いわく、雨などで水位があがった場合に橋脚の基部が崩壊する怖れがあるというこの男たちの愚行。市政設施管理局はさっそく調査に乗りだしました。
2007.08.28 (Tue)
ネットカフェで裸でライブチャットしていた夫の手を包丁で切断した妻
ネットで遊ばないと妻に誓った男性が、ネットカフェで上半身裸になりライブチャット、店に乗り込んできた妻に包丁で右手を切断された事件で、21日、成都市温江区検察院は妻の何靈を故意傷害罪で起訴しました。
この事件は2006年7月7日におこったもので、早朝4時、成都市のネットカフェでライブチャットを愉しんでいた江明さん(現23歳)がマウスにかけていた右手を後ろから包丁をもって突進してきた妻の何靈に一刀のもと、叩き切られたというもの。
温江区で調理師として働いていた江明さんと何靈が結婚したのは二年前でした。子供もでき、当時七ヶ月。二人は暇なときにはよくカップルでネットカフェを利用していたといいますが、子供ができてからは妻の何靈が育児に追われるいっぽうで、夫の江明さんは相変わらず給料をつぎこみ、ネットカフェに通い続けたそうです。
しかし江明さんが当時ハマっていたのは、モニター越しに男女が裸になって向かい合うライブチャット。夫の帰りが遅くなるたびにネットカフェに訪れては上半身裸の夫を見つけて怒りに震えた何靈は、夫に「二度とネットでは遊ばない、もし次回ネットに繋いだら手首を切る」と誓約書を書かせていたといいます。
妻に包丁で叩き切られた夫の手は下に落ち、切断面から噴出した血がモニターを真っ赤に染めたとき、何靈の頭は空白だったといいます。間もなく夫のあげた叫び声で我に返った何靈は、床に落ちた手を拾い、震えのとまらない夫に肩をかしてネットカフェを出、タクシーで病院に向かいました。
最初に病院では応急処置のみ。朝方になって成都軍区総病院に搬送された江明さんでしたが、落とされた手首は繋がったものの麻痺。指を動かすことなどは出来なくなったそうです。
なお何靈は8日の朝、病院からそのまま警察に向かい自首しています。逮捕されましたが、夫の「自分が誓約をやぶった罰だ。妻は悪くない」という嘆願と、一歳に充たない子供の世話という観点から保釈。以来家のなかでは夫の代わりに力仕事などをこなし、江明さんには毎日マッサージを施してリハビリに努めていたといいます。
何靈の裁判は27日からおこなわれますが、こういった事情から刑は軽いものとなりそうとのことです。
2007.08.28 (Tue)
今年もロセボでダッチワイフ乗りレース
―The St. Petersburg Times―
ロシア、サンクト・ペテルスブルクから電車で二時間、湖の町ロセボの夏の風物詩となる「Bubble Baba Challenge―ダッチワイフ乗りレース(babaはロシア語で田舎娘の意)」が、今年もヴオクサ川でひらかれました。
今年で五回目を迎える「Bubble Baba Challenge」は、女性45名を含む365名の参加者によって競われ、一年の間に川下りで一人二人の行方不明者が出るというヴオクサ川の急流をダッチワイフを抱えたまま、予選、決勝と競技がおこなわれました。
「実際、見ているよりも遥かに難しいんだ。でもゾクゾクするよ。アドレナリンが体中をかけめぐる感じだね」と語るのは今年、2分40秒のタイムで優勝したドミトリー・アレクサンドルさん。彼はもう四回目の出場となるそうです。
この競技を発案したのはドミトリー・ブラウィノフさんで、川下りのキャンプ中、友人たちと酒を酌み交わしながら「ダッチワイフの本来の目的以外の使用法」を考えてるうちに思いついたといいます。そのブラウィノフさんが残念だったのは、女性の参加者が大巾に増えた今大会、ダッチハズバンドを提供できなかったということ。「ダッチハズバンドはなにしろ高くってね」。
ネットなどで安く求めたダッチワイフは基本的に二シーズンにわたって使用され、参加者はそのダッチワイフの数で制限。ダッチワイフのレンタル料200ルーブルと参加費150ルーブル、それにライフジャケットのレンタル料50ルーブルの計400ルーブルを支払えば誰でも参加できます。
今大会のスポンサーは家具店とモバイル関連業者。運営はほとんどボランティアによって行われたということです。
2007.08.28 (Tue)
Girls wearing sexy clothes
HQギャラリーはmysteriousgirlさんより。
遅い梅雨明けではじまった今年の夏も、終わりに近づけばやたらと暑かったというイメージ。くわえて九月いっぱいは残暑が厳しいとやらで、これからが夏バテに苛まれる時期かもです。どうぞ皆さまもお体をいたわってあげてくださいね。
さて、常連の方はもうお気づきかもしれませんが、タグを導入してみました。
というのもアク解をみて、サイト内で検索される方がけっこういらっしゃっるようですので、カテの他に分類をしてみた次第です。といってもこれがやってみると結構大変。キーワードの付け方に悩みますね。キーワードばかりを増やしても仕方ありませんので、とりあえず、小分類―中文類―大分類の順で付けてみましたがどうでしょうか? ただまだ最近の記事二ヶ月分程度ですので、しばらくは記事を遡ってタグ付けの日々が続きそうです。
さて、月末まではまだ間がありますが、ご挨拶。
今月もたくさんのアクセス、ならびに記事を取りあげていただいたサイトの皆さま、そして常連の皆さま、ありがとうございました。なんとか無事に三年目を迎えられたのも皆さまのおかげです。来月はようやく暑運の終わった中国のメディアが活気づき、またいろいろとトンデモネタが出てくるかもしれません。お楽しみくださいね。