2015.09.14 (Mon)
「第8回 初めてのボディペインティング」エントリー
はてさて、「第8回 初めてのボディペインティング」、今回は応募作品ゼロかと思いきや、初回の投稿で大向こうを唸らせた凛さんが眼にも嫋やかな金魚の絵を送って下さんした。
粋だねえ。白地に緋が映える三州錦にも見紛うその艶やかな色味には畏れ入谷の鬼子母神。私っちの見立てなどとうに及ばぬところにて、ご観覧のにいさんねえさん方にはごゆるりと。
地震、大雨、噴火に支那発株の乱高下。思いまかせぬ浮世ではござんすが、いっとき彼岸前の涼を楽しんで下さんし。
2015.07.04 (Sat)
「ソーラー・インパルス2」、ハワイへ到着
―Daily Mail―
世界一周を目指しているソーラープレーン、「ソーラー・インパルス2」が、名古屋を離陸後、無事にハワイに到着しました。
日本時間で29日、午前3時3分に名古屋を出発した「ソーラー・インパルス2」は、5日間にわたる飛行を終えてハワイのカラエロア空港に着陸しました。操縦したのはスイス人パイロット、アンドレ・ボーシュベルグで、1回20分間という短い睡眠を繰り返して堪えた彼は、この飛行により単独での飛行最長時間の記録を2日間上回りました(これまでは2006年、アメリカのステーヴ・フォセットがジェット機で記録した76時間が最長)。
HEAVEN 有人ソーラープレーンが世界一周へと旅立つ (6p + video)
当初の計画では中国の南京空港からハワイへ向かう予定でしたが、天候の悪化から名古屋に緊急着陸。予定から一か月遅れでしたが最大の難所を通過しました。ただし、もう一人のパイロット、ピカールによると8月6日が大西洋横断のタイムリミット。それ以降になると飛行のための充分な太陽光が得られないそうです。
「ソーラー・インパルス2」、次の目的地はフェニックス(アリゾナ)です。
2015.03.13 (Fri)
Realistic Snow Sculpture of A Life-size Tank (19p)
―新浪網、English Russia―
画像はロシア、ノボシビルスクの学生、アレクサンダー・ズイコフ(20)が制作した、第二次大戦中に生産された自走砲 SU-122-54の雪像です。
祖母の家の庭を借り、一か月の期間を費やして制作したリアルな雪像は、シャベルやロープなどの備品を除いてすべて20トンもの雪を固めたものです。
もちろんこれほどまでにリアルな雪像を作ったのは、人気オンラインゲーム「World of Tanks」のコンテストに応募するため。彼は昨年のこの大会で2位を獲得しました。あくまで優勝を目指す今年は文字通りその雪辱戦というわけです。
コンテストは今月8日に応募締め切り。優勝賞金は10万ルーブル(約198,000円)+ デスククトップパソコンで、月末の発表を控えて現在審査が行われているようです。
2015.03.09 (Mon)
有人ソーラープレーンが世界一周へと旅立つ (6p + video)
―網易、CNN―
太陽光のみを動力源とする飛行機「ソーラー・インパルス2」が、世界一周を目指し、UAEのアブダビを離陸しました。
「ソーラー・インパルス2」は、これから5ヶ月かけて12箇所の空港を経由、総距離約35,000kmを飛行する予定で、ますは400km離れたオマーンのマスカット空港が目標。その後、インドのアーメダバード空港、ヴァラナシ空港、ミャンマーのマンダレー空港、中国の重慶空港、南京空港を経て、太平洋と大西洋とを横断する予定です。
有人ソーラープレーンプロジェクトは、世界で初めて気球による無着陸世界一周を達成したスイスの飛行家、ベルトラン・ピカールが主催しているもので、「ソーラー・インパルス1」は2012年にスペインからモロッコへと初の大陸間横断飛行に成功しました。今回の2号機は1号機よりも翼幅が約10メートル伸びた72メートル、ボーイング747よりも大きいですが、重量はわずか2.5トンしかありません。
操縦はピカールと元戦闘機乗りのアンドレ・ボーシュベルグが交代で行い、順調にいけばこの夏にも快挙の報告が届きそうです。
Tags : Pics |
2014.09.21 (Sun)
「第7回 初めてのボディペインティング」エントリー No.3
さて今年3番目のエントリーにして最終は、白パンダさん。投稿いただいた作品は「金魚すくい」。
それにしても今年の夏は短かった。週末にでも晴れればたいていは浜で甲羅干ししている筈なのに、今年はお盆前から雨か曇天、よくて薄曇り。花火は台風で中止になるし、夏バテにかかったんだかかからなかったんだかモヤモヤしているうちにすでに宵の秋風。ボッとしてるうちにもうお彼岸。鰹も鰻も高かったし、野菜は今でも高いし、安いのはお米だけ。
とまあ、愚痴ばかり申し上げてもキリがありません。この夏に花咲く可能性もあったロマンスの機会を来年に延期された皆さんとご一緒に、パンダさんに癒やしていただきましょうか。
ということで、橙いろの麗しき金魚は娘さんのたなごころに。掬われて命めざましく奔放に身を躍らせる金魚より、わたしはあどけないご令嬢の掌に癒やされました。画材はアクリル。製作時間は40分、だそうです。ありがとうございました。
2014.08.24 (Sun)
「第7回 初めてのボディペインティング」エントリー No.2
さて今年2番目のエントリーは、怖いこと好きさん。初参加いただいた作品は「エーミールの蛾」。
題材となった蛾は、ヘルマン=ヘッセの有名な短編『少年の日の思い出』から。ご存じない方は数分で読めますのでこちらをごらんになってくださいね。
ああ、なるほど。少年がエーミールの部屋から盗み出し、ポケットに入れて潰してしまった蛾はこんな紋様をしていたのだなとわかると、子供の頃には宝石にも思えたものたちの記憶が堰を切ってあふれ出しました。
わたしたちはかつて誰しも、それがとるにたらないものだったにせよ、価値を見いだす天才でした。でも大人になるにつれ、価値をお金という物差しで計ることに馴れてしまいました。
今となっては、エーミールの施した「赦し」に、ただひと言「すまん」と言って謝ればよかったのだと気づきます。
しかしそうした考えにも至らないほどの、あの日得た熱情をいま一度思い返すために薄墨で掌に刻んでみる。そっとそおーっと扱わないと、自分にとって都合のいい解釈がすぐに頭をもたげます。
使用画材はリキッテクスと木炭、黒の油性ぺんで、制作時間は1時間と30分くらい、だということです。
2014.08.17 (Sun)
「第7回 初めてのボディペインティング」エントリー No.1
さて、今年も「初めてのボディペインティング」幕開けです。
いちばん乗りは暗黒少女さん。第4回と第6回に次いで今回が3度目の作品です。
これまではボールペンでしたが、今回はアクリル絵の具をご使用。描いたのは、白いドレスをまとってブーケを抱えた単眼少女です。
ということは、この少女は誰かにもらわれていくのでしょう。単眼主婦となって生まれたカツオが複眼でワカメに手が3本ありタラちゃんが双頭とかそんなブラックサザエさんを読んでみたい気も。どなたか描きません?
単眼は二次元の世界では、ひとつのジャンルとして確立しつつあるようで、これがなかなか愛らしい。HEAVEN的にはサイクロプスですが、こちらはむしろ、一つ目小僧からの流れなのでしょう。
と、暗黒少女さんに戻って、愛らしい手にまずは1票。
2013.09.10 (Tue)
「第6回 初めてのボディペインティング」まとめ
さて、申し訳ありません。私事ですが身内に不幸があった(甥が亡くなったの(TT))こともあり、大変遅くなってしまいましたが、「第6回 初めてのボディペインティング」をまとめさせていただきます。まとめに入る前に、締め切り直前に応募されたお二方の作品をご紹介しましょう。
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まずはハンドルネーム「山葵」さんの作品。仕事の空き時間にマジックで描いたものとのことですが、描かれた文様はトライバルをイメージしながらも、それをはるかに超えた精緻な作品に仕上がっています。マジックあるいはサインペンでここまで描けることに脱帽です。
今回、最後の作品は、これまでの「初めてのボディペインティング」で、圧倒的なパフォーマンスを示していただきました、凜さんの作品。ずっとお待ちしておりました。
今回の作品は、****が大きくなられ、それに伴い新たにお仕事を始られ、そんな合間でのご投稿だったようです。非掲載希望とのことでしたが、やっぱこの大会、凜さんなしでは締められません。お許しください。また来年は今回の分までガンバって投稿されるとのことですので、楽しみに待ちたいと思います。
Tags : Bodypainting |
2013.09.08 (Sun)
2020年オリンピック、東京開催決まる
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれていたIOC(国際オリンピック委員会)総会で、東京が2020年の夏季五輪・パラリンピックの開催都市に選ばれました。東京での五輪は1964年以来56年ぶり、2回目の開催となります。
今回のIOC総会では、2020年の五輪開催を東京、今年で任期が終わるIOCのジャック・ロゲ会長の後任に有力視されている現IOC副委員長でドイツのオリンピック委員会会長を務めるトーマス・バッハの選出、ならびにオリンピック競技種目からいったんは外されたレスリングの復帰が着目されていました。
これに対して中韓の掲示板では大部分が否定的な意見で、2019年に再び日本が大震災に見舞われて壊滅的な被害を受ければいいなどとの書き込みも見られました。
2013.08.22 (Thu)
A NYC Taxi Driver Wrote
―Google+, Zen Moments (blog)―
配車を受けた私はレンガ造りのアパートにたどり着き、クラクションを鳴らした。数分待って、もう一度クラクションを鳴らす。私は夜勤だ。おそらくこれが今日最後の仕事だろう。このまま走り去ることも一瞬考えたが、車から下りた私は部屋の扉をノックしに行った。
「ちょっとだけ待ってください」。弱々しい声が部屋の中から聞こえた。何かを引きずる音が聞こえた。長く感じられた時間の後、扉が開いた。そこには90代と思われる女性が立っていた。プリント柄のワンピース、ベールの付いた小さなつばなし帽(pillbox hat)を被った彼女は、まるで1940年代の映画から抜け出したようなイメージだった。足元にはナイロンの小さなスーツケースがあった。