井上功一であります。
本日は、ハロウィンでありますが、
ハロウィンは、
ゲルマン民族が入ってくるまで、
ヨーロッパの先住民であった
ケルト民族の神秘宗教である
ドルイド教の先祖供養
と
キリスト教の聖人追悼式典である万礼節
を、折衷した行事。
八紘一宇の寛容な宗教観を持つ我が國に、
ハロウィンは、
クリスマス、バレンタインディーと同様に、
すっかり定着しましたが、
異文化を、消化吸収、換骨奪胎して、
日本化する風土は、
排他性一神教による宗教紛争の鍵と言え、
世界に誇れる風土であると言えます。
・ヴェンツェンツォ・ベルリーニ
歌劇「Norma(ノルマ)」
を鑑賞しております。
タイトルロールのノルマは、
コロラトゥーラの技法を持った
強靭な声のドラマティックソプラノ
という難度が高く、芸術性の高い
ソプラノ・ドラマティコ・ダジリタ
で歌われますが、
中でも、
ノルマが、月の女神に祈る
アリア
「Casta Diva(清き女神よ)」
は、
ノルマの高貴さが、際立つ
有名なアリアです。
但し、技巧的にも、声量的にも、
非常に難易度が高く、
感動的に歌える歌手は、限られます。
ノルマと言えば、
マリア・カラスが、得意とし、
有名ですが、
タイトルロールを、
Gina CIGNA(ジーナ・チーチャ)が歌う
今回は、
1937年録音の
ビットリオ・グイ指揮
トリノ放送交響楽団
盤で、鑑賞。
チーチャは、
暗めで、強靭な美しい
声量溢れる声で、歌い、
これぞ、
戦前の重量級ドラマティックソプラノ
と感動を呼びますが、
コロラトゥーラ技法も完璧で、
微妙な表現も持ち合わせ、
超人的な世紀の大歌手だと
思います。
チーチャは、強靭な声、劇的な表現を武器に、
トゥーランドットのタイトルロールなんかも、
得意にしていました。
戦前を含め、20世紀は、
本当、
個性際立つ大歌手が、
多く存在していましたねえ。ほんま。
歌劇「ノルマ」あらすじは、
西暦紀元頃の
ローマ帝國に統治する
ガリアにて、
ローマに叛旗を翻すことを、
画策する
ドルイド教最高神官オロヴェーゾ。
その娘で、
ドルイド教尼僧長ノルマが、
ローマ地方総督ポリオーネ
との
密かな道ならぬ愛で、
子供を二人も儲けたが、
ポリオーネの心は、
次第に若い尼層アダルジーザへ
傾いて行き、
アダルジーザは、
敵将との道ならぬ恋を
ノルマに相談したが、
その時、
ポリオーネが現れ、
ノルマは、
二人の子供を道連れに死のうと迄するので、
アダルジーザは、
自分が身を引き、ポリオーネを諫める。
こととなった。
しかし、
ポリオーネは、アダルジーザを、
ローマに連れて帰ろうと、
アダルジーザのいる
神官以外立ち入り禁止の
禁断の森に、立ち入り、
捕縛される。
ノルマが、尼僧長として、
ポリオーネの罪を糺すとして、
人払いをして、
ポリオーネに翻意を迫ったが、
聞き入れなかった。
それ故、
ノルマは、人々を召集し、
敵将を愛した罪を告白し、
それを聞き、
ノルマの偉大な愛に悔悟の念を抱いた
ポリオーネと共に、
ノルマは、
火刑台へ、進み幕となる。
*「ノルマ」は、
今後、幸福の科学が、
世界各地で、
世界伝道する際の示唆に、
満ちていると思います。
改宗を迫り、
征服統治するのではなく、
「神の正義」を示しつつ、
八紘一宇の精神で、
自由を第一に、
多様性、複数性を尊重し、
各國、各民族の伝統文化宗教を、
尊重しながら、
共存共栄を旨として、
幸福の科学の教え、思想そのものを、
浸透させるのみ、
生活、、風習、伝統に干渉しない。
これであってこそ、
宗教紛争の無い
真なる世界宗教となっていくことと、
考えます。
*余談話で、
当時のケルト人、ゲルマン民族の習俗をしるには、
ローマ人の視点ですが、
カエサルの「ガリア戦記」
タキトゥスの「ゲルマニア記」
が、
重宝します。
Author:井上功一
私は、
皇國民、日本國民であります。
天御祖神を開闢の始祖せる
正史30000年を誇る
我が國が、
『祭政一致』の國體、
肇國の精神『八紘一宇』
に回帰することにより、
天孫であらせられます
天皇陛下を奉戴せる
世界に冠たる皇國=大日本帝國として
再興致すことをを期して、
日々、精進しております。
尚、
私は、
靖國神社崇敬奉賛会会員、曹洞宗檀家
國粋主義者、民族派、
であります。
座右の銘:生死一如(ショウジイチニョ)
尊敬する人:神功皇后、大西瀧治郎
趣味:オペラ鑑賞、自転車