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■ 左向きで寝るだけで健康になる!?


 
突然ですが、あなたは寝るときに右と左どちらを向いて寝ていますか?
 
 
ちなみに私は、ここ2~3年左向きを意識しながら毎晩寝ています。
 
 
左向きに寝ることでリンパと血流を良い状態に保つことができます。
 
 
また、睡眠の質も高まるので翌日に疲れが残らなくなりました。
 
 
以前よりも少ない睡眠時間(5~6時間)でも、気持ちよく起きることができますし、脳も朝からすっきりクリアです。
 
 
最初の頃はベットと壁の隙間に布団をまるめて寝ていたのですが、最近はそのようなことをしなくても左向きの状態を保ったまま寝れるようになりました。
 
 
アーユルヴェーダ(サンスクリット語で「生命科学」という意味)の大家John Douillard博士によりますと、左向きに寝ることによって様々な健康効果がえられると論文や著書などで力説しています。
 
 
ただし、全ての方に同じ効果が得られるわけではなく、人によってどうしても差が生じます。
 
 
また、様々な諸事情により左向きに寝る体勢が取れない方もいらっしゃるかと思います。
 
 
予めその点をご理解していただいた上で読み進めていただければ幸いです。
 
 
 
 
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■ 左向きに寝ることで睡眠の質が飛躍的に向上!


 
古今東西、睡眠に関しては色々なスタイルと考え方がありますが、今回ご紹介させていただく「左向きに寝る」だけの非常にシンプルなこの方法は、他のどの睡眠方法よりもメリットが多いです。
 
 
「左向きに寝る」睡眠方法は、ストレスフルな現代社会を生きるうえで心と体の健康を維持するために欠かすことのできない「睡眠」の質を最大限に高めることが出来る大変優れた健康法です。
 
 
睡眠の質が良くなることで得られるメリットは計り知れません。
 
 
まず、自律神経のバランスが整って、生活リズムが安定します。
 
 
これにより、肥満や高血圧、耐糖能障害、循環器疾患、メタボリックシンドロームといった生活習慣病の予防につながります。
 
 
また、セロトニンの分泌量の増えて不安や怖れといったネガティブな思考から解放され、心の健康にも良い効果をもたらしてくれます。




 
 

左向きで寝るメリット8選!!


 
今回は、John Douillard博士が欧米の科学誌に発表した「左向きに寝る8つの健康効果」を以下のとおりまとめさせていただきました。
 
 
睡眠の質を高めるための一つの方法として、お役に立てれば幸いです。
 
 
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▼ 左向きで寝るメリット(1)
「胸焼けや消化不良を予防」


 
脂っこい料理や辛い料理を食べた後は胸焼けや消化不良を起こしやすいですが、右向きの状態で寝ると消化不良を起こしやすいだけでなく、その状態のまま寝むることとなり、胃や腸に不要な負担をかけてしまいます。
 
 
消化に余計な負担をかけないためにも意識して左向きに寝たほうがいいようです。
 
 
左向きの体勢で眠ることによって、胸焼けの症状を抑える作用があるとされています。
 
 
その理由として胃の形と左向きになったときの胃の位置ががあげれられます。
 
 
この状態ですと、胃酸が逆流する可能性が低いです。
 
 
しかし、右向きに寝てしまうと胃酸が食道を逆流しやすいため、胸焼けを引き起こす可能性が高まります。
 
 
しかも寝ている間に胃の中の消化しきれていない食べ物が逆流し、最悪の場合喉をつまらせてしまう危険性があるので、注意が必要です。
 
 
 
 

▼ 左向きで寝るメリット(2)
「いびきを改善する」


 
人間誰しも一度や二度は他人のいびきがうるさくて、一睡もできなかった経験があるのではないでしょうか?
 
 
もしかしたら夫(妻)のいびきに毎晩苦しめられている人もいるかもしれません。
 
 
色々試されたとは思いますが、一度左向きに寝てもらうようにアドバイスしてみて下さい。
 
 
人によっては寝る向きを左向きに変えるだけでいびきが改善される可能性があります。
 
 
特に「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」に悩まされている人は、左向きで寝ることで症状を改善できるかもしれません。
 
 
ちなみに、なぜ仰向けの状態で寝ていると、いびきをかきやすいかというと、重力で舌の付け根部分が気道を圧迫しやすいためです。
 
 
これがいびきの原因となってしまうのですが、左向きで寝ることによって、こうした問題を避けることができます。
 
 
 
 

▼ 左向きで寝るメリット(3)
「消化と吸収を助ける」


 
左向きに寝ると重力によって胃や腸などの消化器官に運ばれた食べ物の移動がスムーズに行なわれます。
 
 
例えば排泄物が小腸から大腸への移動がスムーズになるので、お通じを良くするためにも左向きで寝た方がいいようです。
 
 
 
 

▼ 左向きで寝るメリット(4)
「心臓に負担をかけない」


 
我々人間の体の中で最も重要な臓器が「心臓」です。
 
 
心臓が止まったら、その時点で死んでしまうわけですから当然なんですが、心臓を普段の生活の中でセルフケアすることは非常に難しいです。
 
 
しかし、左向きに寝ることによって、心臓のセルフケアが簡単に行うことができます。
 
 
実は、左向きに寝ることによって心臓に向かってリンパ液がスムーズに排出されるので、リンパの流れも同時に改善されるため、睡眠にも良い効果をもたらしてくれます。
 
 
また、左向きに寝ることで心臓は余計な動きをしないですむので、あなたが寝ている間は、あなたの心臓も休息できます。
 
 
 
 
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▼ 左向きで寝るメリット(5)
「脾臓を整える」


 
脾(ひ)臓も心臓と同じように、左向きで寝ることで様々な恩恵を得られます。
 
 
脾臓はリンパの塊で出来ているといっても過言ではないくらいリンパと密接しています。
 
 
ですので、脾臓は免疫力の源泉となっています。
 
 
図にありますとおり脾臓は体の左側に位置しているので、重力に逆らわないで眠るためにも、左向きで寝るのが最適な睡眠方法なんです。
 
 
つまりあなたが寝ている間に脾臓はしっかり休息が取れるので、その分免疫力を高めてくれます。
 
 
 
 
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▼ 左向きで寝るメリット(6)
「リンパの流れが良くなる!」


 
人我々人間の腕や足、首、脇の下には沢山のリンパ節があります。
 
 
このリンパの流れが悪化すると様々な病気を引き起こす原因となります。
 
 
ですので、健康を維持するためにもリンパの流れを常に良い状態に保つ必要があります。
 
 
リンパマッサージが一時流行りましたが、全身となると、それなりに時間もかかるので、かなり骨が折れる作業です。
 
 
しかし、左向きで寝るだけで全身のリンパの流れが良くなり、それによって体内にたまった毒素や老廃物をしっかり排出する「デトックス効果」も高まります。
 
 
 
 

▼ 左向きで寝るメリット(7)
「血液の循環をよくする」


 
左向きに寝ることによって、リンパと同じく血液の流れも良くなります。
 
 
血流が良くなれば代謝と免疫力も上がるので、様々な病気を予防することできます。
 
 
理由はいたってシンプルです。左向きに寝ることで、体の右側を流れる大動脈に圧力がかからないためです。
 
 
これにより血液の循環がスムーズに行なわれるので、習慣化することによって、血栓症など血液に関する病気を予防してくれます。
 
 
とくに、第二の心臓といわれている足の静脈に血液が詰まり、血管がボコっと浮き出ている人は、左向きで寝ることをJohn Douillard博士は、推奨しています。
 
 
 
 
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▼ 左向きで寝るメリット(8)
「胎児への血液循環がよくなる」


 
出産を経験された方や今現在妊娠されている妊婦さんの中には、産婦人科の医師から左向きに寝るように勧められた方も多いのではないでしょうか?
 
 
左向きで寝ることによって上述した健康効果が得られるのと、妊婦さんと赤ちゃんの体にかかる負担を軽減してくれるので、母子ともに健康を維持しやくなるためです。
 
 
(Dr.John Douillard)
 
 
 
【出典】 Medical Dailyさん
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
 
 
 

■ 左向きで寝るメリットに関するまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
上述させていただいたとおり左向きで寝ることによって、心と体の健康に良い効果を沢山もたらしてくれるわけですが、人によっては左向きで寝ることが困難な方もいらっしゃいます。
 
 
寝ている間に体を動かすと体が痛む場合は枕やクッションなどを使って、体に負担がからないように差し込んであげると痛みが抑えられるかもしれません。
 
 
寝る向きに関係なく無理をせずできるだけ楽なポジションで寝ることをおススメします。