colon_1261.jpg
 
 
 
 

■ 腸を大切にしてください


 
腸は第二の脳と言われるほど体の器官の中で重要な役割を果たしています。
 
 
意外に思われるかもしれませんが、セロトニンなどの脳内ホルモンの分泌を調整する働きがあるため、腸の働きが悪化するとメンタルにも悪影響を及ぼします。
 
 
しかし、それほど重要な臓器でありながら、普段存在が忘れられがちな存在ですよね。
 
 
殘念ながら人は何らかしらの問題が起きときにしか重要性を見いだせません。
 
 
ですので、便秘や下痢、消化不良などが起こってようやくその存在の大きさに気づきます。
 
 
しかしながら大腸・小腸・直腸など、「腸のがん」は日本人の死因で上位にあり、とくに大腸がんに関しては、女性のがん死亡原因の1位になっています。
 
 
 
 
 

■ 大腸がんの原因とは?


 
2015年に亡くなられた俳優の今井雅之さん、2022年に亡くなられた女優でタレントのあき竹城さんの死因は大腸がんでした。


大腸がんの患者数は過去30年間で5倍(10万人超)になっています。


大腸がんは症状が出にくいため、痔と間違えて放置してしまうケースが少なくありません。
 
 
ちなみに大腸がんは、大腸の細胞にタンパク質が蓄積されて、細胞を増殖させる遺伝子の働きが活発化し、がんの増殖が進行することで発症します。


ですのでので、タンパク質が豊富に含まれる食事ばかり摂ると腸内環境が著しく悪化して、発症するリスクが高まります。
 
 
すでに食の欧米化が進み過ぎているので、50歳以上の中高年だけが発症する病気ではありません。
 
 
しっかり大腸がんを予防するためにも、腸内環境を改善する生活習慣がなにより大切です。
 
 
 
 
colon_1262.jpg
 
 
 

▼ 腸を善玉菌が住みやすい環境にする!


 
今井さんが逝去される1ヶ月前に行われた記者会見の場に現れたときのやせ細った姿が今だに忘れることができません。
 
 
闘病生活がいかに壮絶なものであるかを思い知らされました。
 
 
それくらい腸は人が健康にいきるために重要な役割を果たす臓器なので、常に腸内環境を良い状態にしなければなりません。
 
 
そのためにも腸内細菌(善玉菌)の住みやすい環境にすることが大切です。
 
 
今回は腸内環境を改善すべく、善玉菌が生きやすい状態にするためにどうすればいいか、わかりやすく解説している記事と大手食品メーカーのフジッコが善玉菌の働きについて解説している記事を合わせてご紹介させていただきます。



 
 
え…減ると免疫ダダ下がり!?
「 腸内の善玉菌 」を
ドンドン増やす食品5つ

 
 
food_1261.jpg
 
 
 
 

■ 腸が喜ぶ食品5選


 
私たちが普段口にする食品は、私たちの健康に大きな影響を及ぼしています。
 
 
中でも、腸内環境は人間の免疫機能のさまざまな面を司っているそうです。
 
 
そんな腸内環境改善のためには、次のようなプレバイオティクス食品を食べると効果的だそうです!
 
 
 
 

▼ 腸が喜ぶ食品1:タマネギ


 
タマネギを始めとしてニラなども含むネギ属の野菜は、がんなど病気予防効果のほかにも腸内環境を整える効果を持つそうです。
 
 
生のほうがいいそうですが、調理後でも効果はあるそうです。
 
 
 
 

▼ 腸が喜ぶ食品2:バナナ


 
お腹が空いたときのおやつに最適な、低カロリーで栄養たっぷりのバナナ。
 
 
コレを食べると便通がよくなる……のは気のせいではないようで、やはり善玉菌を増やして腸内を整えるプレバイオティクス食品だそうです。
 
 
 
 

▼ 腸が喜ぶ食品3:アスパラガス


 
蒸したりパスタの具にしたりと、さまざまな調理法があるアスパラガス。
 
 
生のまま食べると善玉菌がより増えるそうなので、サラダなどにも使ってみましょう。
 
 
 
 

▼ 腸が喜ぶ食品4:ベリー類


 
食物繊維を豊富に含むラズベリーやブルーベリーなど、ベリー類もプレバイオティクス食品に数えられるそうです。
 
 
お腹の調子が悪い時のオヤツにしたり、サラダやヨーグルト、オートミールに入れても美味。
 
 
 
 

▼ 腸が喜ぶ食品5:にんにく


 
料理のアクセントとして重宝されるニンニク。
 
 
意外に思われるかもしれませんが、ニンニクはがんの予防効果が最も高い野菜とされています。
 
 
また、他にも糖尿病など様々な病気の予防効果があるうえ、免疫を司る腸内環境を整えるプレバイオティクス食品でもあります。
 
 
 
 
 

■ 腸内環境が健康を大きく左右


 
過去記事「だから痩せないのか!“腸内環境”が’体内で果たす意外な役割4つ」でお伝えしたように、腸内環境は人間の美や健康を大きく左右する存在。
 
 
腸内環境が悪化して悪玉菌が増加すると免疫機能や代謝が悪化し、便秘・下痢はもちろん、メタボ・肥満、アレルギー、うつなど様々な症状が起こるといわれています。
 
 
腸内の善玉菌は、病原菌をブロックする役割を果たし、病原菌が入り込んでも栄養を与えずに成長を抑えて撃退してしまうそうです。
 
 
 
 
 

■ ストレスが腸内環境を悪化させる!?


 
ストレスがたまると、次第に自律神経のバランスが乱れてしまい、同時に腸の働きが悪化してしまうため、便秘になりやすくなってしまいます。
 
 
ですので、腸の健康を保つためも、意識して副交感神経が優位となるリラックスする時間をことが大切です。
 
 
つまり、腸内環境が良い状態に保たれているということは、不安や悩みといったストレスが少ない状態にあるので、意識して腸内環境を良い状態に保つことを心がけてください。
 
 
食事も大切ですが、適度な運動やマッサージなどのセルフケアも大切です。
 
 
ということで最後に腸の働きを良くするマッサージを実演しながら解説している動画をご紹介させていただきます。
 
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【動画】 naoco yogaさんのチャンネルより
 
「便秘解消☆3分!ねじれ腸マッサージ ☆ねじれ腸チェックテストつき」
 

 
 
 
 

■ 腸内の善玉菌を増やして「大腸がん」を予防するまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
免疫機能を高めてご自身やご家族の健康を維持するためにも普段から腸の環境を整えてあげる対策を取らなければなりません。
 
 
中でも食事は特に大事ですよね。
 
 
「排泄物が通る場所」とだけ思われていることも多い腸。
 
 
本当は人間の心身の健康を司る、とっても大切な役割を果たす器官なのですね。
 
 
そんな腸が喜ぶ食品を、たくさん摂ってあげてください!