2010年アニメアウォーズ!
『おちゃつのちょっとマイルドなblog』さんより、『2010年アニメアウォーズ!』のお誘いをいただきましたので、参加させていただこうと思います。
’07に始まって今回がで4回目です。そして私が参加するのも4回目。つまりブログを始めてもう4年になると言う事ですね。何やかやと言いながら、よく閉鎖せずに続けているものです。
まあ、今年は職場が変わったりして、新しい環境に適応するだけで、いっぱいいっぱいだったんだということにしておいてください。
しかし今年は、ほとんどアニメ感想を書いていなかったのに、良いんでしょうか……(笑)。
~2010年アニメアウォーズ~
・最優秀作品
・特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)
・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)
・OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
・ED部門 (同上)
※注意事項
・2010年のTV放送分が対象。OVAや劇場版などは基本的には対象外です。特に紹介したい場合、部門を別に作っちゃってください(OVA部門、など)。
・年度をまたいでいる作品、未完作品などに関して選考対象にするかどうかはおまかせします。
・何を選んだかだけでなく、選考理由等も書いて魅力を語ってください(ただし致命的なネタバレはしないようご注意を。)
’07に始まって今回がで4回目です。そして私が参加するのも4回目。つまりブログを始めてもう4年になると言う事ですね。何やかやと言いながら、よく閉鎖せずに続けているものです。
まあ、今年は職場が変わったりして、新しい環境に適応するだけで、いっぱいいっぱいだったんだということにしておいてください。
しかし今年は、ほとんどアニメ感想を書いていなかったのに、良いんでしょうか……(笑)。
~2010年アニメアウォーズ~
・最優秀作品
・特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)
・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)
・OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
・ED部門 (同上)
※注意事項
・2010年のTV放送分が対象。OVAや劇場版などは基本的には対象外です。特に紹介したい場合、部門を別に作っちゃってください(OVA部門、など)。
・年度をまたいでいる作品、未完作品などに関して選考対象にするかどうかはおまかせします。
・何を選んだかだけでなく、選考理由等も書いて魅力を語ってください(ただし致命的なネタバレはしないようご注意を。)
Angel Beats! (エンジェルビーツ!) EPISODE:13
永遠に続くものはない、あらゆるものに終わりは来る。それは自然の摂理というやつだ。突然だが今日で最終回だ。そこで今回は、今までにあったことを思い出して、いろいろと考えてみたい。
―――Spike Spiegel
やはり、まず第一に考えた事は、話が色々とプロセスを省略して飛びまくっている気がする、ということでした。
そう、あたかも「脚本26話(2クール)分書いたんですけど、枠が1クールしか取れませんでした」とでも言わんばかりに。
終わってみれば、世界の謎(例えば、そもそもあの世界は誰が創ったのか?神?、奏は何故生徒会長として特殊な存在であったのか?等々)そのものについて触れられるでもなく、戦線を構成する個性豊かな愛すべきメンバーも此処の事情については、ほとんどフォローされる事もなく、さっさと成仏させられてしまっていました。
これは「余白部分(描かれなかった部分)については、各自脳内補完してください」ということなのでしょうか。
私は、必ずしも全ての秘密を白日の下にさらしてくれなければ納得がいかないというタイプではないつもりなので、この幕引きについてさほどの消化不良感を持ちませんでしたが、それでも若干拍子抜けであったことまでは否定できません。
最後まであの世界に残っていた、ゆり、日向、直井の3人を送った後、音無が奏に「一緒にこの世界に残って、この先も報われない思いを抱えたまま、この世界にやってくる人々を送ろう」と持ちかける姿は、見るに耐えないほどに、実に見苦しく描かれていたと思います。
しかし、私はそれを見ていても、「音無のヤツ、日向たちの爽やかな卒業話が台無しにしやがった!」というようなことは思いませんでした。
音無は、その生を“聖人”として全うした人物と言えるでしょう。
なんなら“聖人”という言葉は“天使”と言い換えてもいいでしょう。
おそらく、彼の人生の終焉の地となったあのトンネルの出口には、事故の犠牲者の慰霊碑とは別に、彼個人の無私の献身を称える顕彰碑が建てられたのではないでしょうか。
――ちなみに、トンネルの“出口”であると思うのは、彼が生きてトンネルの外に出る事ができなかった以上は、慰霊碑にしても顕彰碑にしても、建てるのならば入口ではなく出口こそがふさわしいと思うからです。生前出口から出られなかったのだから、せめて死後は出口に……という鎮魂の発想。
ちょっと話が逸れました。
“聖人”として生を全うして、あの世界に迷い込んだ音無が、最後の最後で、爽やかに一転の曇りもなく奏が去るのを見送る流れにしてしまうと、それは確かにとても美しく高潔で、視聴後の余韻も最高であったでしょう。
しかし、二度も“聖人”として報われた思いを抱えて世界を去るというのは、音無というキャラクターに対しては、むしろ人間臭さを感じなくさせてしまい、むしろ私は白けてしまったのではなかろうかと思います。
音無結弦の心臓は、天使(立華奏)の心臓となり鼓動を刻む(天使の心臓の鼓動:Angel Beats!)。
何のことはない、「Angel Beats!」とは音無の心臓の鼓動の意だったのかもしれません。
すると「天使ちゃんマジ天使」という言葉に、すっかり幻惑されてしまっていたが、天使(Angel)だったのは奏ではなく、奏の心臓の元の持ち主である音無だったということですかね。
最終回後半の音無の見苦しさは、無私の存在“天使”であった音無が、自分がやるべきと考えていたことが終わり、天使役を降りて人間に戻った音無の姿だったのでしょう。
だからあれは、無私の聖“天使”からエゴイスティックな俗“人間”に戻るための通過儀礼。
それにしても、ゆりっぺこと中村ゆりの存在とは、この物語にとっての何だったのでしょうか。
初登場時、世界の理不尽に抗うメインヒロインとして描かれていたように思うのですが、終わってみれば、やけに物分りよくこの世界から去っていく事になりました。
当初、天使(奏)と対になる人間の代表格として、いわばダブルヒロインとして存在していましたが、終盤になって「奏=天使」が否定されると、彼女が脚光を浴びる依拠(天使の対としての人間)が無効化され、それと時を同じくして存在感が一気に薄くなったように思えました。
終わってから振り返ると、天使的存在としての奏の対は、やはり天使的存在であった音無であり、逆にゆりの対となる存在は、最後まで存在しなかったではないかと思います。
そのためか最後まで「一体彼女は何と戦っているのだろう?」という感覚を持って、彼女を見ていたような気がします。
さてと……、いい感じに迷走してきたので、この辺りで締めとさせていただくとします。
―――Spike Spiegel
やはり、まず第一に考えた事は、話が色々とプロセスを省略して飛びまくっている気がする、ということでした。
そう、あたかも「脚本26話(2クール)分書いたんですけど、枠が1クールしか取れませんでした」とでも言わんばかりに。
終わってみれば、世界の謎(例えば、そもそもあの世界は誰が創ったのか?神?、奏は何故生徒会長として特殊な存在であったのか?等々)そのものについて触れられるでもなく、戦線を構成する個性豊かな愛すべきメンバーも此処の事情については、ほとんどフォローされる事もなく、さっさと成仏させられてしまっていました。
これは「余白部分(描かれなかった部分)については、各自脳内補完してください」ということなのでしょうか。
私は、必ずしも全ての秘密を白日の下にさらしてくれなければ納得がいかないというタイプではないつもりなので、この幕引きについてさほどの消化不良感を持ちませんでしたが、それでも若干拍子抜けであったことまでは否定できません。
最後まであの世界に残っていた、ゆり、日向、直井の3人を送った後、音無が奏に「一緒にこの世界に残って、この先も報われない思いを抱えたまま、この世界にやってくる人々を送ろう」と持ちかける姿は、見るに耐えないほどに、実に見苦しく描かれていたと思います。
しかし、私はそれを見ていても、「音無のヤツ、日向たちの爽やかな卒業話が台無しにしやがった!」というようなことは思いませんでした。
音無は、その生を“聖人”として全うした人物と言えるでしょう。
なんなら“聖人”という言葉は“天使”と言い換えてもいいでしょう。
おそらく、彼の人生の終焉の地となったあのトンネルの出口には、事故の犠牲者の慰霊碑とは別に、彼個人の無私の献身を称える顕彰碑が建てられたのではないでしょうか。
――ちなみに、トンネルの“出口”であると思うのは、彼が生きてトンネルの外に出る事ができなかった以上は、慰霊碑にしても顕彰碑にしても、建てるのならば入口ではなく出口こそがふさわしいと思うからです。生前出口から出られなかったのだから、せめて死後は出口に……という鎮魂の発想。
ちょっと話が逸れました。
“聖人”として生を全うして、あの世界に迷い込んだ音無が、最後の最後で、爽やかに一転の曇りもなく奏が去るのを見送る流れにしてしまうと、それは確かにとても美しく高潔で、視聴後の余韻も最高であったでしょう。
しかし、二度も“聖人”として報われた思いを抱えて世界を去るというのは、音無というキャラクターに対しては、むしろ人間臭さを感じなくさせてしまい、むしろ私は白けてしまったのではなかろうかと思います。
音無結弦の心臓は、天使(立華奏)の心臓となり鼓動を刻む(天使の心臓の鼓動:Angel Beats!)。
何のことはない、「Angel Beats!」とは音無の心臓の鼓動の意だったのかもしれません。
すると「天使ちゃんマジ天使」という言葉に、すっかり幻惑されてしまっていたが、天使(Angel)だったのは奏ではなく、奏の心臓の元の持ち主である音無だったということですかね。
最終回後半の音無の見苦しさは、無私の存在“天使”であった音無が、自分がやるべきと考えていたことが終わり、天使役を降りて人間に戻った音無の姿だったのでしょう。
だからあれは、無私の聖“天使”からエゴイスティックな俗“人間”に戻るための通過儀礼。
それにしても、ゆりっぺこと中村ゆりの存在とは、この物語にとっての何だったのでしょうか。
初登場時、世界の理不尽に抗うメインヒロインとして描かれていたように思うのですが、終わってみれば、やけに物分りよくこの世界から去っていく事になりました。
当初、天使(奏)と対になる人間の代表格として、いわばダブルヒロインとして存在していましたが、終盤になって「奏=天使」が否定されると、彼女が脚光を浴びる依拠(天使の対としての人間)が無効化され、それと時を同じくして存在感が一気に薄くなったように思えました。
終わってから振り返ると、天使的存在としての奏の対は、やはり天使的存在であった音無であり、逆にゆりの対となる存在は、最後まで存在しなかったではないかと思います。
そのためか最後まで「一体彼女は何と戦っているのだろう?」という感覚を持って、彼女を見ていたような気がします。
さてと……、いい感じに迷走してきたので、この辺りで締めとさせていただくとします。
テーマ : Angel Beats!
ジャンル : アニメ・コミック
けいよう!!
何かおかしい。
そんな気がした。
最初に第2期11話のサブタイトルを見た時に、妙に違和感を感じたので、第1期から通しでサブタイトルを上げていったのが、下記の一覧です。
~『けいおん!』(アニメ第1期)各話サブタイトル一覧~
#1 廃部!
#2 楽器!
#3 特訓!
#4 合宿!
#5 顧問!
#6 学園祭!
#7 クリスマス!
#8 新歓!
#9 新入部員!
#10 また合宿!
#11 ピンチ!
#12 軽音!
#13 冬の日!
#14 ライブハウス!
~『けいおん!!』(アニメ第2期)サブタイトル一覧~
#1 高3!
#2 整頓!
#3 ドラマー!
#4 修学旅行!
#5 お留守番!
#6 梅雨!
#7 お茶会!
#8 進路!
#9 期末試験!
#10 先生!
#11 暑い! ←今ここ
第2期11話に至って、サブタイトルに、“送り仮名”が付きました。
つまり、これまでずっと、サブタイトルを名詞で通してきたところを、突然ここにきて形容詞をサブタイトルに持ってきたということになります。
あえて「暑い!」にせずとも、「猛暑!」なり「真夏!」なり「エアコン!」なり、従来のものと比較しても統一感のあるサブタイトルはいくらでもあろうと思われるにもかかわらず、何故これまでのスタイルを崩して来たのでしょうか。
今回のネタは、「アニメ『けいおんシリーズ』は、第2期11話において、大げさな言い方をすれば、これまでのスタイルから脱皮して、変節をしたのではないか?」……というお話。
ちなみに、次回は「夏フェス!」なので再び名詞に逆戻りなんですけどね。
そんな気がした。
最初に第2期11話のサブタイトルを見た時に、妙に違和感を感じたので、第1期から通しでサブタイトルを上げていったのが、下記の一覧です。
~『けいおん!』(アニメ第1期)各話サブタイトル一覧~
#1 廃部!
#2 楽器!
#3 特訓!
#4 合宿!
#5 顧問!
#6 学園祭!
#7 クリスマス!
#8 新歓!
#9 新入部員!
#10 また合宿!
#11 ピンチ!
#12 軽音!
#13 冬の日!
#14 ライブハウス!
~『けいおん!!』(アニメ第2期)サブタイトル一覧~
#1 高3!
#2 整頓!
#3 ドラマー!
#4 修学旅行!
#5 お留守番!
#6 梅雨!
#7 お茶会!
#8 進路!
#9 期末試験!
#10 先生!
#11 暑い! ←今ここ
第2期11話に至って、サブタイトルに、“送り仮名”が付きました。
つまり、これまでずっと、サブタイトルを名詞で通してきたところを、突然ここにきて形容詞をサブタイトルに持ってきたということになります。
あえて「暑い!」にせずとも、「猛暑!」なり「真夏!」なり「エアコン!」なり、従来のものと比較しても統一感のあるサブタイトルはいくらでもあろうと思われるにもかかわらず、何故これまでのスタイルを崩して来たのでしょうか。
今回のネタは、「アニメ『けいおんシリーズ』は、第2期11話において、大げさな言い方をすれば、これまでのスタイルから脱皮して、変節をしたのではないか?」……というお話。
ちなみに、次回は「夏フェス!」なので再び名詞に逆戻りなんですけどね。
やっぱりメタなんですね(けいおん!! #8)
第8話は、3年生になった唯達の進路希望の話。
今回の本編中で、明確に語られるているのは、「軽音部の面々には、将来ミュージシャンになることを目指す」という選択肢が、実質的に存在していないということなのでしょう。
今回の本編中で、明確に語られるているのは、「軽音部の面々には、将来ミュージシャンになることを目指す」という選択肢が、実質的に存在していないということなのでしょう。
これだけは言わせて(けいおん!! #7)
秋山澪ファンクラブの会員で、今回のお茶会に出席した生徒は、全て軽音部に強制入部にするべき。
というか、あれだけの澪人気がありながら、新入部員が一人も居ないとか、マジ不自然でしょ(笑)。
というか、あれだけの澪人気がありながら、新入部員が一人も居ないとか、マジ不自然でしょ(笑)。