「12月の初めにさぁ。ウチお父さんとお母さんが
　結婚20周年とかで旅行に行くらしいんだよね。」
「ふーん。んじゃ、アニメ見放題じゃん。」
「いや、それがさー。代わりに掃除とか洗濯しとけって言われてさ。」
「兄貴に手伝って貰えばいいじゃん。」
「なんかどっか行くから泊まりなんだって。
　・・・ねぇねぇ怜生さん。相談なんだけどさ、」
「やだ。」
「まだ何も言ってないじゃん！」
「どうせ手伝ってとかいうつもりなんでしょ。自分で何とかしな。」
「むぅ～。て、手伝ってくれたら特別に福徳屋のケーキ奢っちゃう！」
「棚の端から端まで？」
「いやいやいや！それは無理！」
「では謹んでお断りします。」
「3つ！いや、5つでどうだ！」
「15個。」
「15？！せ、せめて7個で！」
「…20個。」
「ちょ、なんで？！なんで増えたの？無理だからねっ！」

家事手伝いを頼む作戦、失敗。 

何時の間にやらこの『ヒカリノ国』も
めでたいゾロ目を通り過ぎていたようですね！

祝！７７７７ＨＩＴ！

この大して中身のないブログを訪れてくれる方がいるというのは
本当に有難い限りでございます！皆様ありがとうございますっ！！

これからもぐうたらしながら更新していく予定ですので
たまーに覗いて「コイツまた変なこと言ってるよ・・・」と
生暖かい目で見守って貰えたら嬉しいです(*´∇｀*)




７のゾロ目と言えば・・・。

この間、というより今週の火曜日らへん？に車が修理から戻って来たんですが
なんとその修理代が７７万ちょい位だったそうです。事故って怖えー！

幸い保険から修理代等は全部出るので実費は一切ないのですが、
７７万とか想像するだけで悪寒の走る数字ですよねマシ怖い。

普通事故者は修理代４０万ちょい位になるらしいのですが
今回はエンジンを冷やすラジエター？が壊れてその破片がエンジンに入ったとのことで
エンジン丸ごと取り替えなくちゃいけない大惨事になってしまった模様です。

本当に申し訳ない・・・。事故って怖いわ、マジで。

これからは保険料も大幅アップしてしまうようですし、
やっぱり事故なんて起こすもんではないですよね。すんすん。

まぁ、これでひとまずこの度の事故の処理は終了とのことで
少しだけ安心しつつ、車乗りたくないなーと遠い目をする立花でした。

あーあ。このまま年末の休暇に突入すればいいのになー。
月曜爆発しろ。休み万歳。家から出たくないぜ！！ｂ

それでは、７７７７ＨＩＴの御礼とそれに託けた愚痴を終えたところで
そろそろ炬燵でのごろ寝に戻りましょうかねぇ。ふふふふ。
 

「うー。さーむーいー。」
「五月蠅いわよ、花。ちょっと黙りなさい。」
「怜生酷いー。丹生ちゃんー、怜生が冷たいよー。」

登校直後の教室。

まだ暖房で温められていない冷たい空気が
充満した教室は、廊下とさほど気温が変わらない。

怜生にすげなくされ、標的を丹生に変えた花子は
寒い寒いと連呼していた。

「まあまあ、花ちゃん落ち着いて下さい。
　そうですわ！もしよろしければ私の手袋使いますか？」
「え、いいの？！」
「はい。勿論ですわ。」

にこりと笑顔で差し出されたそれを、花子はいそいそと身に付ける。

「ありがとう！持つべきものは優しい友だよね！」
「じゃあその優しい友が忠告したげる。花、絶対それ汚すなよ。」
「え？なんで？」
「多分その手袋、この前テレビでやってた最新の奴だから。」
「最新だなんてそんな良い物じゃありませんよ？
　せいぜい８万程度のお手軽な価格でしたわ。」

「「・・・・・・。」」

財閥のお嬢様って怖い。 

８時半。自然と目が覚める。二度寝する。
１１時。目が覚める。三度寝する。
１２時半。兄に叩き起こされる。昼ご飯を食べる。
１３時。アニメを見る。ぼんやりする。
１７時。炬燵で寝転ぶ。昼寝する。
１９時。夜ご飯を食べる。風呂に入る。
２１時。ドラマを見る。ネットで彷徨う。
２２時。漫画を手に布団に潜り込む。就寝。


「・・・アンタ、なんて休日過ごしてんのよ。」
「い、いいじゃん別に！休日万歳！」

いくらなんでも寝すぎだとは、突っ込んではいけないお約束。 

１０月３１日。登校直後。

「れーおｖ　トリック・オア・トリート！」

席について本を読む怜生に、花子は笑顔で手を突き出した。

「…はい。」
「さっすが！では早速…！　……ねぇ、怜生さん。」
「ん？」
「なに？これ。」
「何ってチョコよ。カボチャ型の。」

確かにそれはチョコっぽい。
ハロウィンらしくカボチャ型ってのも中々高ポイントだ。

…でも。

「ねぇ！なんでカボチャが青いのっ？！」
「いらないなら返せ。」
「いる！いやいるけどさぁ！」

何という食欲減退色。