さてさて、先の見えない状況の中、ある新企画の監督仕事のお話も進みつつあったが残念ながら流れた。
「テレビドラマ脚本の企画」と「寅の会企画」もまだまだ足踏み状態。
しかし、腐っていても仕方がない。この時間がある時にこそやっておかなければならないことがある。
昨年、作った「2時間ドラマ用企画」のプロットを再考しようと動いている。
このお話しは何故か捨てがたい。何かしら自分をひきつける原作、必ず自分が作品化しなければいけないと思う。
頭を切り替えた。
もちろん、テレビドラマとしての企画ではあるが、あまり、テレビドラマを意識しないようにしようと考えた。むしろ、映画だったら・・・の、つもりでやってみようと。
どうしても最終的に自分が監督するわけではなく2時間ドラマのプロフェッショナルな職人監督のある意味、決められた枠内での映像演出のもとに仕上がる映像、キャスティング、演出、演技がイメージとしてあり、その仕上がりを思い浮かべて世界観を作っていたところがある。
しかしこの企画は与えられた企画ではない。自分で始めた企画。
自主規制はやめよう。
所詮、B級映画監督の企画なのだ。いや、プロのテレビ脚本家やプロのテレビプロデューサーが作る企画ではない。ヤクザな活動屋、最下層を這いずり回る映画監督の作るテレビドラマ企画なのだ。
自分が監督したならば・・・と言う感覚でもう一度、世界観を再構築。
違う映像が浮かんできた。違うキャスト、違う芝居が見えてきた。違うアイデアが降りてきた。「映画」としての世界観が作られてきた。
それを持ってしてもう一度、プロットを再考しようと思う。
「自主規制はしない」とは言っても「きちがい」とか「どめくら」とかの言葉を出そうってわけではないのでご心配なく(笑)。
本日は図書館にて資料、アイデアをまとめ直す。
まったりと時が流れる。企画の世界観が徐々に作られていく。
もうすぐだ。
帰って参考となる邦画をビデオで見る。映画の絵作り。テレビドラマではない。
そんな時、「寅の会」寅Pから「もう一度、ロケ場所に行こう」とメールが来る。
続いて、吉本師匠から「テレビドラマ企画」のプロット第一稿が送られてくる。
進む時には進むのかも知れない。
吉本師匠のプロット。凄い。面白い。普通に読み物として引き込まれた。
これは絶対に面白くなる。絶対に企画も通る。アシスタントとして足だけは引っ張らないようにしなければと気を引き締める。
夜、うまかっちゃんを食う。気が付いたら本日はこれ一食のみ。
納豆ダイエットより痩せるかも(爆)。
武士は食わねど高楊枝、だ(笑)。