Illustrator(イラストレーター)でメタリックなフォントを描く方法
Illustratorのアピアランス機能を使えば、メタリックに見えるフォントも簡単に作成することが可能です。アピアランス機能はやはり万能ですね。
- フォントを設定
- まずは適当なフォントを入力します。(最終的にいくらでも変更可能なので任意でOKです。)塗りと線をいったん無しにしておきます。
- アピアランスを設定
- メニューバーの「ウィンドウ」「アピアランス」より(Shift+F6)アピアランスパネルを呼び出します。アピアランスパネルのオプション(右上の三角)より「新規塗りを追加」を選択します。
次にグラデーションを設定していきます。 - グラデーションの色を設定
- メニューバーの「ウィンドウ」「グラデーション」より(Ctrl+F9)グラデーションパネルを呼び出します。グラデーションパネルに2つのスライダーを追加します。(グラデーションスライダーのバーの部分をクリックすれば、ポイントが追加されます。)以下のように計4つのスライダーに、それぞれ色を設定していきます。左からK=70%(濃いグレー)、K=0%(白)、K=100%(黒)、K=30%(薄いグレー)と設定します。
- グラデーションの角度と位置を設定
- グラデーションの角度を-90°に設定し、4つのスライダーの位置を左から0%、45%、50%、100%、と設定します。
- テキストの淵の装飾1
- アピアランスパネルより新規塗りを追加します。追加した塗りに対して、グラデーションを設定します。2つのスライダーに対して、左からK=30%(薄いグレー)、K=100%(黒)と設定し、角度も-90°に設定します。
次にメニューバーの「効果」「パス」「パスのオフセット」より、オフセットの値を0.3mmとします。(この値はプレビューを見ながらいい感じに設定すればOKです。) - テキストの淵の装飾2
- アピアランスパネルより新規塗りを追加します。追加した塗りに対して、グラデーションを設定します。2つのスライダーに対して、左からK=10%(薄いグレー)、K=60%(グレー)と設定し、角度も-90°に設定します。
次にメニューバーの「効果」「パス」「パスのオフセット」より、オフセットの値を0.6mmとします。(この値はプレビューを見ながらいい感じに設定すればOKです。) - 背景色の設定
- 最後にバックを黒背景にすれば、完成です。
グラフィックスタイルに登録しておけば、どんなフォントであっても同じようなメタリックなフォントを作成することが出来ます。(グラフィックスタイルパネルに、作成したフォントをドラッグ&ドロップすれば、メタリック効果のグラフィックスタイルが追加されます。)
メタリックな効果をつける方法