Illustratorでアートボード(黒枠)ぴったりの枠を描く方法(CS5編)
久々の更新となってしまいましたが、今回は以前書いた記事に対して、イラレのCS5ではどうするの?というコメントを頂きましてCS5編として書かせて頂きました。ご参考になれば幸いです。
以前書いた記事内容はこちらです。http://forty-n-five.boy.jp/blog/2008/09/illustrator_2.php
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- 長方形ツールでA4サイズを指定
- イラストレーターを立ち上げて一番初めにやることは、Ctrl+Nより新規ドキュメントを作成し、アートボードサイズの設定を行いますが、CS5では、後でいくらでも変更できますので、この際サイズは適当で構いません。
新規ドキュメントを立ち上げた後、長方形ツールを選択し、ワンクリックすると、上記画像の通り長方形のサイズを指定することができます。ここで、A4サイズ(横210mm高さ297mm)を設定します。すると以下のようになります。(もともとのアートボードとは離れて作成されますが気にする必要はありません) - 長方形ツールをアートボードに
- 手順1で作成した長方形ツールを、アートボードにしてしまいます。(CS5ではこれができます。)A4サイズの長方形オブジェクトを選択し、メニューの「オブジェクト」より「アートボード」「オブジェクト全体に合わせる」を選択します。
すると、長方形オブジェクトがアートボードになり、アートボードピッタリの枠線の出来上がりです。 - トンボを作成(オブジェクトメニューより)
- 手順2で作成したアートボードピッタリの枠線を基に、トンボを作成してみます。メニューの「オブジェクト」より「トリムマークを作成」を選択します。
ここで作成されたトンボは選択することができます。 - トンボを作成(フィルタメニューより)
- 手順2で作成したアートボードピッタリの枠線を基に、トンボを作成してみます。今度はメニューの「フィルタ」より「トリムマーク」を選択します。この時作成されたトンボは、アピアランス属性のため選択することができません。そのため、例えば長方形のオブジェクトを変形すると、トンボも追従して変化することになります。
「フィルタ」より作成したトンボは、上記のように、アピアランス属性の中に、トリムマークが存在することになります。よって、トンボを消去したいときは、アピアランス属性から消去することができますし、逆に「オブジェクト」より「アピアランスの分割」をしてやると、選択できるトンボになります。
A4サイズのアートボードを作成したい時