長方形の角を部分的に丸くする方法(イラストレーター)
イラストレーターで四角形の対角線部分だけが角丸のオブジェクトを描くときや、タブのような四角形の上の部分だけが角丸のオブジェクトを描くときなど、簡単なようで意外と、どのように描いていいのかと迷うことがあります。様々な方法があると思いますが、その書き方をメモしておきます。
AdobeCS5風のアイコンが簡単に作成できるアイコンジェネレーターhttp://icon-generator.net/
- 長方形ツールを基に作成
- 上記のようなオブジェクトを描く方法です。意外とその描き方に悩むのでは…?
矩形ツールより長方形ツールを選択し、任意の大きさを描きます。
次に、今描いたオブジェクトを選択した状態でCtrl+Cでコピーします。(まだ貼り付けは行いません)
次に、メニューの「オブジェクト」より、「パス」「アンカーポイントの追加」を選択します。
次に、Ctrl+Fで前面に貼り付けを行います。 - 角を丸く変形させます
- メニューの「効果」より「スタイライズ」「角を丸くする」を選択し、「半径」を入力します。ここでは7mmに設定しています。
次にメニューの「オブジェクト」「アピアランスを分割」を選択します。角丸のパスが取れた状態になります。ここまで行った結果、下に長方形、上に角丸のオブジェクトが存在していればOKです。 - 長方形の不要な部分を削除します
- 「アンカーポイントの削除ツール」を選択します。(ペンツール部分をの長押しして、ペンツールに-(マイナス)付いたツールを選択)角を丸くしたい箇所(長方形の角が不要な場所)のアンカーポイントをクリックすれば、アンカーポイントが削除され、上記のようになります。
- 仕上げ
- オブジェクトを全て選択し、メニューの「ウィンドウ」「パスファインダー」より「合体」を選択すればOKです。あとは、色を付けたり装飾して完成です。
- 四角形の上の部分だけが角丸のオブジェクトを描く
- 次にタブのような、上部だけが角丸になっているオブジェクトを作成する方法です。
こちらは、最初の手順が少し異なりますが、同じ要領で行います。
長方形を描き、Ctrl+Cでコピーします。(まだ貼り付けは行いません)[1]
次に、長方形に平体をかけます。[2]
次に、Ctrl+Fで前面に貼り付けます。[3]のような状態になっていればOKです。 - 角を丸く変形させます
- メニューの「効果」より「スタイライズ」「角を丸くする」を選択し、「半径」を入力します。ここでは7mmに設定しています。
次にメニューの「オブジェクト」「アピアランスを分割」を選択します。角丸のパスが取れた状態になります。 - 仕上げ
- オブジェクトを全て選択し、メニューの「ウィンドウ」「パスファインダー」より「合体」を選択すればOKです。あとは、色を付けたり装飾して完成です。
四角形の対角線部分だけが角丸のオブジェクトを描く