Illustrator(イラストレーター)でアピアランスを使って窪んだテキストにする方法
Illustrator(イラストレーター)のアピアランス機能は何かと便利です。先日もアピアランスについて取り上げましたが、この機能を使って窪んだようなテキストを作る方法のご紹介です。Tipsが詳細されているサイト(英語)がありましたので、試してみました。
今回ご紹介するのは、バージョン10で行った場合です。他のバージョンではやり方が異なる場合があります。
- ベースの作成
- まずは、長方形ツールなどでベースとなる図形を描きます。ここでは、色を#D1DFE2にしています。(このベースの色が無ければ、窪んだようには見せれませんので、ベースは必須です。)
図形が描ければ一旦ロック(Ctrl+2)しておくと良いでしょう。 - テキストを入力
- テキストを任意で入力します。入力後、塗りと線の色を無しにします。
- アピアランスを使用-1
- ここからアピアランスを使用していきます。テキストを選択した状態で、Shift+F6でアピアランスのパレットを出し、三角印のオプションより、「新規塗りを追加」を選択します。この塗りの色を、ベースよりも少し濃い#6092A8にします。
さらに上のメニューから「効果」「スタイライズ」「光彩(内側)」を選択し、数値を上記のように設定します。この時の注意事項として、色をベースと同じ色#D1DFE2にしておく必要があります。
結果上記のようになり、既に窪んだ感じになつています。 - アピアランスを使用-2
- さらに窪んだ感じにするために、アピアランスの三角印のオプションより、「新規塗りを追加」を追加し、色をより濃い#326B7Fにします。(この時、塗りの順番(位置)に注意)
そして上のメニューから「効果」「パスの変形」「変形」を選択し、数値を上記のように設定します。 - アピアランスを使用-3
- さらにさらに窪んだ感じにするために、アピアランスの三角印のオプションより、「新規塗りを追加」を追加し、今度は色を白にします。(この時、塗りの順番(位置)に注意)
そして上のメニューから「効果」「パスの変形」「変形」を選択し、数値を上記のように設定します。)
結果このようになり、完成です。なかなかいい感じ。
イラレのアピアランス機能を使って窪んだテキストにする方法