« 2012年3月 | トップページ | 2012年6月 »

2012/05/29

[ Windows8 ] 詳細起動オプション (Advanced Boot Options) を有効にする方法

このエントリは Windows 8 Consumer Preview をもとに書いたものです。
正式なリリース版では動作が変更されている可能性があります。

2012-06-07 1:22 追記
Windows8 Release Preview でもこの方法で詳細起動オプションを有効にできることを確認しました。

Windows 8 のデフォルトでは無効化されてしまった詳細起動オプション ( Advanced Boot Options ) を有効にする方法を紹介します。

詳細起動オプション ( Advanced Boot とか詳細起動メニューと呼ばれたりもする ) というのは、これまでの Windows であれば起動時に F8 キーを連打すると ↓ のようにセーフモードとかデバッグモードとか、署名がないドライバであっても問答無用でインストールできるモードで起動させたりできた便利なアレです。

Windows Server 2008 の詳細起動メニュー

Windows8 では起動時に F8 キー連打しても「コンピュータの修復」しか表示されないのは既に知られている通り。では Advanced Boot が完全撤廃されたのかというとそうではなく、単に無効化されているだけのようです。

Windows8 で詳細起動オプションを有効化するには、コマンドプロンプトに次のコマンドを入力します。
( コマンドプロンプトは管理者権限で起動してください )

bcdedit /set advancedoptions yes

実際に入力した画面がこちら

コマンドを実行したら Windows 8 を再起動してみましょう。
下のスクリーンショットのように詳細起動オプションが表示されるようになっているはずです。

Windows 8 の詳細起動オプション

リフレッシュなどを行う "Repair Your Computer" が特徴的ですね。

2012-06-07 1:22 追記
Windows8 Release Preview でもこの方法で詳細起動オプションを有効化することができます。
なんと、いままで DOS っぽかった詳細起動メニューまで MetroUI 化されてしまいました ( 笑
詳細起動オプションを有効にすると、起動時に↓の画面が表示されます。

一見するとリフレッシュなどを行うためのメニューがないように見えますが、F10 キーを押すと修復のためのメニューが表示されるようになります。

F10 キーを押すと回復メニュー表示

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/05/27

公正取引委員会から通知書が届いていました

昨日 2012 年 5 月 26 日に公正取引委員会からの通知書が届きました。

ご協力してくださった方々に心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/05/21

[ Windows / ActiveDirectory ] LDAP インターフェイスへのアクセスをログに記録する方法

Active Directory では LDAP インターフェイスが提供されており、これを利用してユーザ情報の取得 (LDAP search) などができます。 しかし、Windows Server のデフォルトでは LDAP bind や LDAP search などのイベントはログに記録されません。

設定

LDAP インターフェイスを利用したイベントをログに記録するには、レジストリを変更します。

変更するレジストリ キー
"HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NTDS\Diagnostics\16 LDAP Interface Events"

たとえばこの値に 3 を設定すると LDAP バインド、LDAP サーチがログに記録されるようになります。 ( レジストリエディタを開くのが面倒な人は このファイル をダウンロードしてダブルクリック )

LDAP に関連するログの確認

記録されたログはイベントビューアで確認します。
ログは "イベントビューア(ローカル)\アプリケーションとサービス\ディレクトリサービス" に記録されます。

イベントビューア

ログの例

LDAP 簡易バインドはこんな感じで記録されます。
LDAP 簡易バインドのログ

LDAP サーチはこんな感じで記録されます。
LDAP サーチのログ

Reference:
Active Directory Diagnostic Logging

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/05/02

[ programming ] 1から100までの整数の和を表示する、ただし変数は新たに宣言しないプログラム

Twitter でこんなツイートが流れてきました。

鼻で笑えるかって?もちろん!

この問題は次のように言い換えることができます。

初項 1, 公差 1 の等差数列について、初項から第100項までの和を求めよ。

これなら簡単ですね。Python なら

print (100 * (1 + 100)) / 2

「初項 a, 公差 d の等差数列について第 m 項から第 n 項までの和」に一般化する場合は、変数なしのコードは思いつきませんが(´・ω・`)・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年3月 | トップページ | 2012年6月 »