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2007/01/30

[ virtualize/dev ] VMWare から仮想イメージ作成ツール VMConverter3 リリース

VMWare, VMPlayer で使用できる仮想環境イメージを作成するツールがバージョンアップした。 VM Converter は、物理マシンから仮想マシンイメージを作成したり、別メーカーのイメージから VMPlayer, VMWare 用の仮想マシンイメージに変換できるツール。

Remote Cloning という機能を使うと、遠隔操作で仮想化したいマシンのイメージをつくることもできるらしい。

ソフト開発で厄介なのが環境に依存した不具合の対応。 手元の開発・テスト環境では問題が発見されなくても、リリース後にユーザの環境で発覚する不具合もある。こういった問題の解消は、結構面倒で頭が痛い。

VMConverter は、この問題を解決する道具の一つになるかもしれない。

問題が発覚したユーザに頼んで、PC のイメージを作成してもらうのだ。開発者はイメージを検証してどこが違うのか、問題の原因はどこにあるのかを調べることができる。

もっとも、パーソナルユーザはプライバシーの問題があるので積極的には賛同しないだろう。BtoB の場合でも守秘義務契約が必要になるかもしれない。こういったことは面倒ではあるものの、問題が発生した環境のスナップショットが簡単に作成できてそれを基に検証できるメリットは十分に大きいのではないだろうか。

これでデバッグが少しでも楽になればいいな・・・(´・ω・`)

Reference
VM Converter Overview
VM Converter Download Page

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[etc] PDF ファイル、ISO で標準化される?

Adobe Systemsは米国時間1月29日、国際標準化機構(ISO)へのPDF(Portable Document Format)仕様書提出に向けた計画の詳細を発表した。ISOは、特に政府機関や大企業に大きな影響力を与える標準化団体だ。

( CNET Japan )

いまさらという感じもするけど、Adobe が PDF フォーマットの仕様を ISO に提出し標準化を進めようとしているそうな。ISO で承認されれば国際標準規格となるので PDF フォーマットが今以上に便利になるかもしれない。

PDF は Windows, Linux など複数のプラットフォーム間で高い互換性を持つ文書フォーマットで Windows で作成したファイルを Mac や Linux で開いてもレイアウトが崩れたり文字化けすることが少なくて重宝されている。

しかし、標準でプラットフォーム間の移植性はあるものの、バージョン間の互換性が言われているほど高くなかった。例えば、Acrobat8 で作成したドキュメントが Acrobat6 や 5 では正常に編集できない ( 表示も崩れる ) といったことや、AcrobatReader6 で表示が崩れてしまうまたは開けないといったトラブルもあった。

わたしもバージョン間のトラブルで悩まされたことが何度かあった。提出先から「ファイルがちゃんと開けてないみたいだ」といわれて「AcrobatReader を最新版に入れ替えてください」といったら「何でそんな面倒なことしなきゃならないんだ!」と苦情を言われたりね・・・

また、Adobe 以外の会社から出ている低価格な PDF 作成ソフトとか、フリーの PDF 作成ソフトを使ったときに同様の問題が発生することがあったりもしたみたい。

ISO で標準化されれば、互換性をより意識するようになると思うのでこれらの問題が少なくなるかもしれない。標準化され、長期間にわたって PDF フォーマットが利用できることがわかれば、e-文書法の条件の一つを満たすことにもなる。

より広範に、より簡単に使えるようになるためにも国際的な標準化は必須。早めに標準化してほしいと思う。とはいえ、MS のように一部だけ標準化であとは独自規格ってのはやめてほしいけどね。

Reference
PDF 標準化を目指すアドビ、ISO に仕様書提出へ ( 2007/01/29, 原文Martin LaMonica, 訳:藤原聡美、高森郁哉, CNET Japan )

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2007/01/29

[ python ] Twisted 2.5 が公開されていました

いつの間にか Twisted 2.5 が公開されていました。
Python2.5 にも対応したようです。

Twisted 2.4 の Windows 版ではいくつかバグがあったのですが、修正されたのでしょうか?
時間ができたら試してみようと思います。

開発元の Twisted Matrix とファイル直リン↓
Twisted Matrix
Twisted 2.5 Win32 for Python2.5
Twisted 2.5 Win32 for Python2.4
Twisted 2.5 tar ball ( Unix プラットフォームとか自前でコンパイルしたい人向け )
Core Documentation ( チュートリアルとかがあります )
API ドキュメント

2007.01.30 追記
少し試してみようかと思って、チュートリアルのコードを実行してみようと思ったのですが↓
>>> from twisted.internet.protocol import Protocol
C:\SDK\Python25\lib\site-packages\zope\interface\adapter.py:746: Warning: 'with' will become a reserved keyword in Python 2.6
という警告が表示されることは相変わらず。これは Twisted ではなくて ZopeInterface に原因があるのですが、なんにしても with は今後 Python の予約語になる可能性が高いので、他のライブラリと併用するとトラブルが発生することは否定できません。他のライブラリが使えなくなったら困るという人は見送ったほうがいいかもしれませんね。

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2007/01/22

[ 自作 ] サウンドユニット死亡

昨日、長年使い続けてきた AP-U70 が壊れました。

朝起きて、PC とともに電源スイッチを押したのですが、いつもならすぐに立ち上がるのに全く反応しません。 電源タップが原因かなと思って交換したのですがやっぱり起動しません。

箱を開けて内部のメンテナンスも ( わかる範囲で ) 行ったのですが回復しません。
完全に壊れてしまったようです。

AP-U70 を使い始めたのは6年ちょっと前からでしょうか。それから毎日楽しませてくれたことに感謝しつつ、次に使うユニットを探しています。

いまのところのサウンドユニットの候補としては、SE-G55EX, Firewire 410 を考えています。 予算は8万円くらいまでを考えているのですが、お勧めのサウンドユニットがありましたらコメントくださいませ。

2007.01.22追記
YAMAHA DSP-N600 もよさそう。

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2007/01/10

[ linux / ubuntu ] 時刻を設定する ( NTP の使用 )

わたし自身の時刻感覚が大きくずれているのか、今まで気付かなかったのですが、Ubuntu の時刻設定がすんごいずれてました。なんと 2006年12月30日!わたしの Ubuntu PC はまだ年が明けていなかったようです。

さて、正しい時刻設定に修正したいわけですが電話の時報を聞きながら設定するというのはプログラマらしくありません。また、一度設定したとしても、腕時計を見ればわかるようにだんだんとずれていくものです。せっかくネットに繋がっているのですから NTP ( Network Time Protocol ) を使って自動的に時刻を修正するようにしましょう。

Ubuntu にはデフォルトでは NTP に関するパッケージはインストールされていません。まずは NTP に冠するパッケージをインストールする必要があります。次のコマンドを実行します。インストール処理の途中で「設定ファイル /etc/ntp.conf は既に存在している。上書きするか?」というようなことを訊かれますが、これには yes と入力します。

sudo aptitude install ntp-simple

パッケージをインストールしたら、まずは設定ファイルを編集します。エディタで /etc/ntp.conf を開いて "server ntp.ubuntu.com" と書かれた行を探します。その下に、日本にある NTP サーバを追加します。次の行を書き足します。

server cesium.mtk.nao.ac.jp
server gpsntp.miz.nao.ac.jp
server eric.nc.u-tokyo.ac.jp

先ほど編集した設定ファイルの反映と、時刻の修正をします。次のコマンドを順に実行します。

sudo /etc/init.d/ntp-server stop
sudo ntpdate gpsntp.miz.nao.ac.jp
sudo /etc/init.d/ntp-server start

これで時刻の修正と、自動補正の設定が完了しました。また、NTP サーバサービスが稼動しているので LAN 内のほかの PC からはこの設定を行ったマシンを参照させることで時刻の自動補正が行えるはずです。

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2007/01/09

[ ubuntu ] Dapper から Edgy にアップグレードする方法

以前ダウンロードした VMPlayer 用の Ubuntu は通称 Dapper と呼ばれるもので、最新の Edgy の一つ前のパッケージです。Longhorn のようにアップグレードに4万もかかるのでなければ、なるべく新しくしたいもの。そこで、VMPlayer のイメージもアップグレードすることにしました。

参考にしたのは Unofficial Ubuntu 6.10 ( Edgy Eft ) Starter Guid。たぶん、普通のデスクトップ環境でもこの方法でアップグレードできると思いますが、パッケージマネージャを介さずにインストールしたアプリがあるとうまくいかないことがある様子。より安定した環境を望むのであれば、クリーンインストールをお勧めします。

Starter Guid では2つの方法が紹介されていますが、わたしの場合は Method A ( gksudo "update-manager -c -d"を使う方法 ) ではうまくいきませんでした。そこでもうひとつの方法でアップグレードしました。

まず、Dapper 向けにリリースされているパッチと、インストールされているパッケージのパッチをすべて適用します。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

Edgy にアップデートするために sources.list ファイルを編集します。
次のコマンドを入力してファイルを開きます。

gksudo gedit /etc/apt/sources.list

開いた sources.list ファイル中の dapper という文字列を edgy に置換します。一つ一つ手作業で見つけてもいいのですが、面倒ですし見落としがあるかもしれません。 ctrl + h を押して置換ダイアログボックスを表示させましょう。検索する文字列に dapper、置換後の文字列に edgy を指定して「置換(R)」ボタンをクリックしましょう。置換に成功したら保存して終了します。( 下のスクリーンショットを参考にしてください。)

置換ダイアログボックス

ファイルの編集を終えたら、次のコマンドを実行します。

sudo aptitude update sudo aptitude dist-upgrade

あとは、時折表示される質問に答えていけばアップグレードが終了します。終了したら /etc/lsb-release を cat するか、テキストエディタで開いて内容を確認。次のようになっていればアップグレードは成功です。

DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=6.10
DISTRIB_CODENAME=edgy
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 6.10"

Starter Guid にも書いてありますが、成功率を上げるためになるべく aptitude を使いましょう。わたしは "sudo apt-get dist-upgrade" と入力したからか、自前ビルドからインストールしたプログラムが多かったためか、一度失敗しました (>_<;)

Reference
Unofficial Ubuntu 6.10 ( Edgy Eft ) Starter Guid ( 2006/10/21, ubuntuguid.org )

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2007/01/07

[ 自作 ] ケース買い換えようかな

1ヶ月ほど前にメンテのときにミスって壊してしまった HDD を交換することに。今回はデータ保存用の HDD ( RAID-1 にするので 2台 ) と、XP / Longhorn のデュアルブート用に1台買いました。システムドライブはまだ動いているんだけど、これには Linux を入れる予定。

ちょっと前なら、そのときに買える最大サイズ ( いまなら 750GB か 1TB かな ) を買っていたのですが、HDD は簡単に壊れるもんだし、容量単価が一番安いものを買うことにして ST3320620AS にしました。

HDD が届いたので、交換 & 増設のためにケースを開けたんだけど・・・
5400 rpm の HDD に比べると 7200 rpm の HDD って結構熱くなるんだね。Maxtor じゃなくて Seagate だからかもしれないけど。こりゃ、1スペース空けないと危ない。6年前の冷却なんて全然考えられてないリムーバブルラックに入れるのも危険。

困ったことに設置スペースが足りなくなってしまいました。で、ケースもかなり古いのでこれを機に、メンテナンス性と拡張性に優れたものに変えることに。いまはいいケースがないか探しています。

いまのところ候補としては AbeeAS Enclosure M4 Silver EM4-SSigma A・P・O雷電 CBX01BKNP、それに 3R SystemR910 かな。

4Core CPU も出てくることだし、廃熱を考えて雷電か R910 にしようかな。

あ、五重塔をPCケース内部に入れてしまうのもいいかも。

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2007/01/06

The Dumbness of Crowds

via Rauru Blog and Creating Passionate Users

Wisdom of Crowds は、それぞれが得意とする分野を持ち合うことで全体としての質を高めることで得られるんだよということだとおもう。

その一方で、一本のねじをそこに集まったみんなで締めようとすることは単なるマヌケ ( Dumbness of Crowds ) でしかないと。

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2007/01/01

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

さて、2007 年はどんなことに挑戦しましょうか。 ゲームプログラミングもやってみたいですね。

今年1年が皆様にとって幸多き年となりますように。

いくつか中途半端なエントリが残ってしまっているのが残念。
それも完成させたいですね。いつになるかわからないけど・・・ orz

Fomalhaut Weisszwerg

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[ 日記 ] のんびり充電中

いろいろと買い物してきました。
帰宅したのが1時間半くらい前かな。

いまは買ってきたものその1( CG 集と CD )* でまったりとくつろいでいます。

充電が終わったら、Learning C# の続きをしようかな。

( * ): その2は数日前に PC のメンテでちょっと手を抜いてしまったことが原因で ( S-ATA HDD を U133 HDD と同じように扱ってしまった ) 壊してしまった HDD 。これは全くの予想外の出費でした。S-ATA ドライブのコネクタって壊れやすいのね・・・_| ̄|○il|!

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