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「ブラックノート」の実際にあったケースを紹介しましたが、色々な手口に枝分かれをしてきています。手口が枝分かれしていっている背景の1つには組織の分散化があります。
日本にあったオレオレ詐欺と同じです。オレオレ詐欺や振り込め詐欺なども
多種多様化しており、現在では
『振り込め詐欺やオレオレ詐欺から変化。情報を売る』で紹介したように、還付金詐欺、金融商品取引名目詐欺などの特殊詐欺といわれるものになっています。419事件のようにメールでの詐欺をいくつか紹介します。
1.ビザ詐欺
アフリカ政府の関係者と名乗る人物から、「貴社の商品を購入したいので商品の説明をしに、こちらまで担当者を派遣していただきたい。取引は政府がするので、ビザを取得する必要は無い」と企業にメールが届きます。企業が話しにのって国に訪問すると、政府役人と称する人物が出迎えていて、本当にビザ無しで入国
できるのです。その後は想像がつく通り、「ビザが無いのでこのままでは出国できない」と脅され、出国する為には多額のお金を請求されます。
2.遺産相続詐欺
あなたの遠い親戚が無くなったので、遺産を送金したいので手数料を振り込んでほしいというものです。日本でも一時期話題になった手口です。初期のオレオレ詐欺によく似ています。
3.マネーロンダリング詐欺
これも政府高官や役人としてメールが来るのですが、
『30億円の報酬。世界規模での巨額詐欺、ブラックノート』と
『ブラックノートは1980年代から世界中に広がっている』で紹介した手口と同じ様に、隠し財産を国外の口座に移したいとの連絡がくるのですが、国に呼ぶのではなく、税金や手数料など名目で金銭を
要求してきます。
4.特殊液体の共同購入
これは
『ブラックノートは黒く塗られた紙幣で加工液体を売買する詐欺がある』で紹介しましたが、ブラックマネーやブラックノートといわれる黒い紙幣を、100ドル札に戻す為の特殊な液体と、紙幣を黒くする2種類の液体を共同購入しないかと持ちかけてきます。
5.被害者救済詐欺
これはブラックノートなどにより被害にあった人物がターゲットで、被害者のもとに某国の警察を名乗る人物から供述書などが届き、「詐欺グループ数名を逮捕した。騙し取られた金額の一部を中央銀行から返金したいのですが、手続きに手数料がかかる」というものです。4000ドル~5000ドルが必要だと要求し
てきます。20万ドルの被害にあった人物であれば、10万ドルを返金すると約50%~65%の割合で返金を匂わせます。
この様に手口は様々に枝分かれしていき、詐欺グループも分派していっています。日本でも色々な詐欺が、これだけ報道されているのにも関わらず、詐欺の被害者が一向に減っていません。自分は騙されないとおもっている人ほど騙される傾向にあるようです。
3回に渡り「ブラックノート」詐欺を紹介しましたが、実は数年前に、私はブラックノート詐欺グループと接触したことがあるのです。今回紹介したケースとは似ているようで違います。今度は私の体験談を紹介したいと思います。
では、また。
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