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1920年、アメリカで
禁酒法といわれる法律が施行されました。0.5%以上の飲料アルコールの製造や販売、運搬などを禁止した法律です。禁酒法と聞くと飲酒が全て禁止されているイメージですが、自宅内での飲酒までは禁止されなかったのです。
禁酒法成立から実際の施行までは約1年の猶予期間が設けられてたので、多くの人々が酒を大量に買占め保管していました。資金を多く持っているレストランやクラブでは、5年~10年は十分に販売提供できる酒を確保していたそうです。
例外として食欲促進・消化促進の効用や利尿作用が認められていたビールなど、医師が医療用に処方するアルコールは認められました。ですから、医師に処方箋を出してもらえばドラッグストアで、堂々とビールなどは買えたのです。
禁酒法が施行されるまでのマフィアの稼ぎは、ギャンブルと窃盗が主だったのですが、禁酒法時代には無許可で酒を製造販売することで、巨万の富を手に入れました。
ブラックマーケットは栄え、その資金で政界・法執行機関・メディアなど様々な世界を支配していました。当時、クラブやバーなどは禁酒法施行前に比べて2倍以上に増えたそうです。血のバレンタインで有名なアル・カポネは禁酒法時代の年収は2000万ドルともいわれています。
1920年代の1ドルは2.5円で、円を現在の貨幣価値に直すと1円は2000円程度になります。1ドルは5000円になりますので、当時の2000万ドルは現在に直すと1000億円になります。
禁酒法時代の写真がありますので紹介します。
禁酒法時代
禁酒法が施行されてから、1933年に廃止されるまでの約13年の間、違反者は罰金1000ドル、禁固6ヶ月に処せられるのですが、政府はアルコールの税収が減り、財政が圧迫され、禁酒法の反感が高まるにつれ禁酒法は廃止されたのです。
では、また。
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