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先日、「
ブラックノート」詐欺に遭遇した人物と話す機会がありました。その人物は、私のお客さんの知り合いなのですが、外資系の輸出会社に勤めているので、外貨に触れる機会は多いです。その人物は初めてブラックマネーを見た時は興奮したそうです。
最近は映画などで、「
M資金」詐欺が話題になっていますが、「ブラックマネー」「ブラックノート」といわれるものは、黒く塗られた100ドル紙幣で、その黒く塗られた紙幣をめぐり、全世界を舞台にした大規模な詐欺なのです。本当にあったブラックノート詐欺事件を、あるケースで詳細を紹介します。
国名や名前などは伏せてありますのでご了承下さい。
なんの前触れもなく、ある日突然にメールが送られてくるのだそうです。その内容は
「私は○○国で弁護士をしているものです。○○議長の身内の弁護士をつとめています。実は議長には隠し財産があり、その総額は現金で2億ドルあり、その管理をしているのですが、この現金を安全な口座に移したいと考えています。そこで相談なのですが、一時的にあなたの口座を、お借りしたいのです。貸していただける場合は財産の15%を謝礼としてお支払いします。ただし、極秘でお願いをしたいので、宜しくお願いします」
伏せてあるのは実際に存在している国や人物です。口座を貸すだけで3000万ドル(約30億円)の謝礼。不思議に思って当り前です。メールの送り主に、なぜ自分にメールを送ってきたのか返事を返したのです。返信は数日で届きました。
「世界情勢をみて、信用できる人物をリストアップしているのです。そしてあなたが選ばれました」とのメール内容。自分だけなのかと返信すると、返事は「極秘に進めたいので、あなたを含め数人だけです」との返信だったそうです。
そして、”財産の権利を一時的に譲る”との書類がFAXで送られてくるのです。書類には一時権利譲渡の内容と、送金保証書類の申請費用が6000ドルが必要と書いてあります。そして、その弁護士からも直接電話でのコンタクトあるのです。
弁護士は早急に2億ドル(約2000億円)を移動させたいので、早急に申請費を送ってほしいとの催促があります。そして数日後メールが送られてきました。
メールには「あなたの報酬です」とあり、ドル紙幣が山積みになった写真が添付されていたのです。それを見てしまうと欲を触発され、6000ドル(約60万円)で、この金額が手に入るなら安いものと、送金してしまうのです。
6000ドルを振り込んだ数日後、弁護士から連絡が入り、手続きの為こちらに来て欲しいとのメールが届くのです。メールが届いた時から、国に来てほしいとの依頼が電話で頻繁にかかってきます。
もし、手続きが終わらなかった場合、謝礼が貰えないかもしれないと思い、○○国に向かう事にしたそうです。
到着した空港には、「
政府高官」と思われる人物と「
兵士」の出迎えがあり、入国審査や税関はノーチェック。高級車での送迎や一流ホテルでの宿泊など、まさにVIP待遇。そして翌日、弁護士と部下が迎えにきて、あるビルのオフィスに案内されたそうです。
『ブラックノートは1980年代から世界中に広がっている』に続く
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