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がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #12「桜色の未来たち」 

今回でこれも最終回…ということで、前回からどうやって話をもってくるかと思ったら「卒業式」の話ということで何か時期的にもイイじゃないの。
こうして最終話を見てみるとやはりこの物語はみかんの話だったんだなぁ~とつくづく思います。それぞれの進路も決まったし、むつきが実業団、桃がデジタル系の専門学校、めぇは大学へ進学、そしてまなびがフリーターというのは意外と言えば意外ですが新卒でその選択肢を選んでしまうと後で後悔するぞ…とは思いましたが、まなびならなんとかなりそうなのが不思議ですね。それとも30年後は雇用形態も全く変わっているのだろうか…というか、30年後と言ったら私はもう定年を迎えそうな歳だな…。
そしてみかんは…というと、「いままでみんなに引っ張って貰ったから今度は自分で歩みたい」ということで海外留学の道を選びました。まなびがフリーターというのよりこっちの方が意外性は高いですね。でもこんな小学生みたいなのが一人アメリカなんて犯罪に巻き込まれないか心配でたまりません。
そして、この3月という時期に、こういった「出発」というか「はじまり」というかそういうのを提示できたのは正に抜群のタイミングと言えるのではないでしょうか。この春に進学・就職される方々の心にこの「まっすぐGO」は少しは届いたんじゃないでしょうか、と期待したいところです。

EDからOPの場面に移り変わっていくのはなかなか面白い演出。それぞれの道を歩み出したみんながみかんの一時帰国に合わせてまた一堂に会し、スプレーで学校に「A HAPPY LIFE」と描いていく…。ただ、あの都合良く出てきた「1日で消えるスプレー」というのは蛇足だったんじゃないだろうかと、この一点に於いてちょっと気になりました。
気になると言えば舞台設定なんですが、敢えて30年後とした意味がわからないのが率直な疑問でしょうか。どこもかしこもレトロ感漂う昭和の時代みたいだし。それとも聖桜学園の周りだけあえて昭和の雰囲気を残した…と考える方が自然ですかね。

ということで、1クール使ってこの作品を見てきたのですがこれがなかなか出来のよい良品でして、ufotable特有の過剰な演出もこの作品ではあまり気にならなかったでしょうか。学園に反対するというのは生徒として当然の権利(?)ではありますが、それが行き過ぎると「学園紛争」「内ゲバ」みたいな血生臭い話になっちゃうんですけど、この作品はそこまで深く入らなかったのが良かったかもしれません。見ていて実に清々しかったし、いやぁ若いってイイですねぇ。無限の可能性を秘めています。
学園祭がメインのこの作品でしたが、できれば他のイベントも見てみたかったし、1クールで終わらせるのは勿体ない作品です。「卒業」までやっちゃったから2期もないだろうし、そこはちょっと残念な所です(あと残念と言えば桃の出番の少なさかな…妹も結局出てこなかったし)。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #11「わたしにもみえるよ」 

アニメで「学園祭」というと、ごく最近では「ハルヒ」なんかでもあったんですけど、やはりこちらも主役がボーカルだったんでどうしても比較してしまいそうですね。
ただ、こっちはこっちということで、学園祭を実際に開いてみると「本部」の何とも気怠そうな雰囲気…そう、これですよこれ、これが学園祭ですよ。実際「学園祭」というのは当日よりも「作り上げる過程」が楽しかったりするものです。この作品も「学園祭を開かせるための過程」はとても大切に描いてきましたが、「学園祭」は結構あっさり目に流しちゃいました。あと、学園祭のスローガンは結構立派だったんですけど、やっていることはいたって地味な「フツーの学園祭」…でもそれは「自分自身で勝ち取った」学園祭ということでは深い意味を持ちますかね。
途中、ネットでチケットが流出したらしく変な人が来るにも撃退に成功、ここら辺のセキュリティは何とかなっているよう…というか武闘派のむつきがいるから何とかなっているという感はありますけど、あんな小学生みたいな女子校生が一杯いる高校なんて行ってみたいというのはまあ確かにありますね(笑)。しかし実際の女子校の学園祭ってどうなってるんでしょうかね、そこらへん。
ということで、最後はライブなんですけど、えっ、歌っているのダレ? 女子生徒Aに歌をまるまる歌わせるとは思いませんでした。なんと大胆な…でも、生徒Aは逆に生徒会に属していないと言えるわけで、そんな彼女に歌わせたのは結構意味があるのかも知れない(だったら桃が歌ってもよさそうなものだが)。で、その後はまなびが校歌を歌って裏で桃が花火打ち上げてイイ感じになって締め。さりげなく桃はイイ活躍しているんですが、いまいちその活動が地味なんですよね。もっと表に出てきていいキャラだと思うんですが、公式ページには「妹」がいるようなことが書いてありますけどいつ出てくるんですか? それはさておき、最近はどうか知りませんけど、高校ではライブを歌うのがナウ(死語)なんでしょうか? 私は吹奏楽だったので、そっちの方はあまり興味なかったんですけど。
新理事長も何か最後は学園祭に積極的(?)だったようで、何か急にイイ人になっているのが気になるんですけど(まあ元々悪い人ではありませんでしたが)、「純粋になれるのは学生のときだけ」という言葉は、大学を卒業して10年くらい経つのかな、そんな私には強く印象に残りました。学生の時は色々とやったし、それだけのパワーがあったな…翻って今の私を見ると自身の衰えに愕然としちゃいますね。

ということで、意外に地味に手堅く学園祭を描いてきたんですけど、この作品も次回が最終回だということで、さて「祭りのあと」をどう描くか注目したいところです。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #10「集う仲間たち」 

学園祭の署名もまだ3割程度というところで、聖桜学園の時計台が修理されることになったんですけど、ここで「大きな古時計」の音楽と共に「時計の妖精」とかやらが呼びかけるのですが、おおっとこれは感動展開か?と思ったら何か途中からだんだんと「学園祭の署名にご協力を」という内容にすり替わっていって、めぇの言うとおりまさに「マッチポンプ」とはこのことかと笑ってしまいましたが、みかんあたり「妖精」を信じてるのがいたりと侮れないもの。
時計台を修理しようとした「祟り」だか何だかでいきなり爆発しちゃったんですけど、いやぁ怖いのなんの、今まで爆発しそうな時計台の下に生徒会室があったんですよ?
ということで、学園からちょっと離れたところにある30年ほど使っていない旧女子寮を生徒会で使えるようになったんですけど、こんな所いきなり使えと言われてもそりゃ電気も通ってないし怖いわけですけど、先ほども書きましたが「今まで爆発しそうな時計台の下に生徒会室があった」事の方がよほど怖いとは思いませんか?いやホントに。

署名運動もあまりできないうちに生徒会室を移動させられることになったため、旧女子寮改修作業を早く終わらせたい面々ですけど、これがなかなかはかどらない…というか頭にロウソクを乗っけて桃は一体何をしにきているんだ!? まあ正式な「生徒会メンバー」でないから自由と言えば自由ですけど、明らかに邪魔しているようにしか見えない。と、そこに旧生徒会室の改装を手伝った演劇部の部長以下部員やら色々と生徒が集まってきて何か都合良くストーリーが進んでいきましたが、いまいち他の生徒達が手伝う動機が不明瞭というかわからないんですけど「まあなんとなく」程度の人も結構いたとは思いますが、「私だけじゃなかった」というみかんの言葉には何かくるものがありました。それはそうと演劇部の部長の「人望」と書かれたTシャツが妙に印象に残ったんですけどアレって売ってないかなぁ。

ということで、一連の改修作業を通じてか署名も一気に7割を突破、無事に学園祭の復活となりましたが、3割から一気に7割というのはちょっと無理があるんじゃないか?とは思いましたが、まあこの方がスカッとして気分良くていいかな。でも逆に言えばあと2割弱の生徒は反対もしくはどうでもいいとも取れるわけですが、2割弱とはいえ結構あなどれない数字であり、さてこの生徒達も果たして取り込むことができるのでしょうか? また、文化祭が開かれると言っても未だ抽象的なスローガンのみで具体的に何をするかは分からないし、まだまだ今後の展開は未知数といった所でしょうか。まなびの生徒会長としての手腕を期待したいところです。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #9「わたしたちのうた」 

さて、署名活動なんですが思った以上に成果が上がらず、生徒会の面々にも段々と諦めムードが立ち始めていました。現にむつきとめぇは前線離脱寸前。そういえばめぇはさりげなくマルチ商法を広めようとしてましたが黒いですね(笑)。「ちっ」ってなんだよ。
合併されるにあたり、新校歌も発表になったんですがアレはないよなぁ…あんなの歌いたくねぇ。と、そこに桃の電波ジャックですよ! 今まで漫然とビデオを撮っていただけなんでしょうが、その映像の先にあるのはまぎれもない今までのまなびたちの「真実」。真実を歪めて放送するのではなく、ありのままのまなびたちを放送することで、周りの理解を得ようとしたんでしょう。しかし「地球の裏側から放送」は無いよなぁ…あっという間に正体がバレて捕まっちゃうし。桃が最後まで流したかった「真実」は一体なんだったのか、ちょっと気になるところですね。でもこの電波ジャックにより生徒会面々のモチベーションは上がったのでした。いや~、やっと桃も役に立ちましたよ。生徒会ではないけど生徒会に一番近い桃の立場というのは結構重要なポジションだった訳で、今回はその実力を出し切ることができましたが、さて次回以降どういう活躍をするのでしょうか。

この電波ジャックにより若干の署名者は現れたものの、現実はまだまだ厳しいわけで…。あと2日足らずでさてどうやって70%の署名を集められるのか、もしくは学園長が生徒会長だった時のように失敗してしまうのか。まだまだまなびには生徒会長として難しい舵取りが要求されます。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #8「たたかえ聖桜生徒会!」 

結局「学園祭の中止」ということになったようで。前回多佳子が理事長に電話していたのは一体何だったのでしょうか?

それはともかくいきなりのしもじー先生へのドロップキック。見事に決まりすぎていてウットリするほど。
さて、その学園祭中止に対して反対する生徒会面々はヘルメット&角材という一世代前の「学園紛争スタイル」で徹底抗戦、「一揆」「一揆」かと思ったら途中で何か「イッキ」「イッキ」とイッキ飲みに変わっていたのは笑ったんですけどあれは一体何なんでしょう? 「子供のビール」とかそういう類かな。
ここで冷静なめぇのハリセンツッコミは見事すぎるくらい決まっていてハリセンとめぇというのはもう定番と言っていいほど今回登場する。そのめぇが今回提案したのは「署名運動」と一世代前の「学園紛争スタイル」から一気に現代化したものなんですが、いまいち生徒達のノリが悪いというか何というか。
愛光学園の理事長にもその点を突かれてしまったのですが、しかし理事長曰く「学園祭をやりたいのは生徒会だけではないか?」というのはなるほど説得力がある。大半の生徒にとって学園祭というのはどうでもよかったりするもので、事実私の高校時代もそうでした。
でもまなびと理事長の対談で「70%の署名を集めればOK」という事になり、学園祭は100%中止ということにはならなくなったということでは圧倒的不利な状況から対等な立場に持ち込めたと評価していいのですが、肝心の学生が果たしてついてくるかどうかはまだ未知数。今までは言葉は悪いですがまなび達の「お遊び」的な部分もあった学園祭をどうやって意味を持たせ生徒を導いていくか、これからまなびたちの手腕が問われるところです。

さて、この愛光学園の理事長が実はまなびの兄の恋人という予想外な展開。兄がまなびについてあれこれ語ったことが理事長の心を少なからず動かし、ちょっとでも融和方針に転換させたことは間違いないでしょう。理事長が家にやってきた変わりにまなびは家出してみかんの家に行っちゃいましたけど。さて気になるのが兄の今後の行動でして、果たして理事長をとるかまなびをとるか、さてどうなるんでしょうか。
聖桜学園と愛光学園という関係に加え、今回はさらにまなびの兄と理事長という新しい関係も出てきました。 学園祭はどうなるのか、今後どうなるか、生徒会長としてのまなびのお手並み拝見といきましょうか。

それはともかくそろそろ桃の出番があってもよさそうなものなんですけど、どんなものでしょうか?

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