無痛~診える眼~ (第1話 初回15分拡大・10/7) 感想
フジテレビ系『無痛~診える眼~』(公式)
第1話/初回15分拡大『新ヒーロー誕生…!?病気を見抜く天才は、犯罪を見抜けるか?』の感想。
なお、原作小説:久坂部羊氏の『無痛』は未読。
町医者の為頼(西島秀俊)は視診しただけで病状や予後が分かるばかりか、犯罪者特有の兆候‘犯因症’を見抜く能力を持つ。ある日、擦れ違った男の顔に犯因症を認めた為頼は、110番通報しながら追跡。男は商店街で人々に切りつけ、為頼の義姉・和枝(浅田美代子)も負傷し、白神(伊藤英明)が院長を務める病院に搬送された。一方、所轄の早瀬(伊藤淳史)は、男が犯行に及ぶ前に為頼が通報してきたことに疑問を抱く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
観る前から大ハズレはしないと予感していたが…
「特殊能力モノ」なんてドラマのジャンルが存在するか知らないが、基本的に私は「特殊能力モノ」は好き。そして、医療ドラマも好きなジャンル。その上、出演者にも苦手な俳優さんはいないし、脚本は『アンフェア』の大久保ともみ氏で、演出が『ストロベリーナイト』の佐藤祐市氏だから、観る前から私にとっては大ハズレは無いと思っていたが…
この位「超」な能力で良い
医者の「特殊能力」を扱うドラマは数々あるから、今回の主人公・為頼(西島秀俊)は、視診しただけで病状や予後が分かるばかりか、犯罪者特有の兆候「犯因症(エネルギー過多の一種)」を見抜く能力を持つと言う変わり種。しかし、この位「超」な能力で無いと今どきのドラマは成立しないと思う。
ただのスーパードクターで無い人間味のある主人公
しかし、この主人公はただのスーパードクターには描かれていない。「特殊能力」の優れた部分と精神的な弱さや劣る部分がきちんと描かれていたことで、とても人間味のあるキャラクターになっており、それがドラマ全体のメリハリにも繋がっている。キャラの設定で上手に物語に緩急がつくのは上手いと思う。
工夫された映像、メリハリある物語は悪くない
原作小説はありながらも、今作は一話完結のオリジナルストーリーと言うのも良い。さらに、「特殊能力」の映像的な魅せ方も工夫されているし、映像全体で少々解かり難い物語を観易くしているのも好感が持てる。また、謎めいた脇役の配置も出しゃばらずいい感じ。あとは、一話毎の物語と全話の展開次第ってところだろうか。
あとがき
前期の『リスクの神様』が第1話から右下がりになったことを考えると、まだ安心はできませんが、設定の面白さと凝った画作りのお蔭で、1時間が短く感じました。第2話に期待します。
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無痛 (幻冬舎文庫)
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