津市の河口でヌートリアを見かけました

2021/01/29 21:00:00 | ふつうの日記 | コメント：4件

今日は、急転直下で寒くなりましたねぇ。

ほんとこの冬は、寒暖差が激しすぎます・・・。



そんな今日でしたが、仕事で津市の河口付近を回っていたところ、

川を泳ぐ、結構でかい動物を発見。

５０cmぐらいあったのではないでしょうか。

しばらく見ていたら、岸に上って、草の中に隠れていきました。

あれは多分ヌートリア。いわゆる沼狸（しょうり）というやつですね。



このヌートリア、三重県内でも、戦中戦後に、かなりの数が飼育されて、

毛皮を取っていたようですが、それもブームが去ると大半が捨てられ、

それが野生化したようです。

しかし、その後の高度成長期以降に、川岸がコンクリート護岸になるにつれ、

姿を消していったそうです。



世界の侵略的外来種ワースト100、日本の侵略的外来種ワースト100にも選定され、

県外では積極的に駆除されるほど、多くのヌートリアが生息しているようで、

なにも珍しくない動物なのかもしれませんが、

三重県では、かなり個体数が少ないようです。

現在は、四日市市と伊勢市で生息が確認されている程度なのだとか。



すると、今日見た個体は、いったい何だったのでしょうか。

でも、松阪市の大口港にもヌートリアはいるという話も聞いたことがありますし、

ほんの小数のヌートリアは、津市内でも生息しているのかもしれませんね。