16 21:58:43 | 大航海時代の日記 | コメント：0件

マルセイユから北海方面に行くクエストを請けて、報告がてら寄ったアムステルダムで、
「哲学者と悪妻」がやりたくなって、探してみました。
なかなか出にくかったのですが、カードも手に入れてないし、頑張ってみました。

このクエスト、僕の中でかなり上位の「好きなクエスト」なんです＾＾

このクエストは、哲学者のソクラテスと妻クサンティッペを題材にしたクエストです。
初めてやったときは、ソクラテスの妻は悪妻だった･･･という程度の認識しかなかったのですが、
このクエストをやって感動したことを覚えています。

そもそもソクラテスの妻クサンティッペが悪妻であったというのは、
後世の人々の作り話というのが、現在の定説となっているようです。

情報にも出てくる
「雷のあとに雨が振るのは自然の成り行きだ」「彼女と仲良くできるのなら～」
の逸話ですが、僕も妻を持つ身ですから経験がありますが、
人には「自分の妻はすばらしい」などと、恥ずかしくて言えないですよね。いつも悪く言っちゃいます。
まあ、平気でのろけを言う人もいますが、少なくとも僕は言えないｗ
ソクラテスさんは哲学者ですから、もっともっと含蓄があるのでしょうが、
なんだか、恥ずかしさの延長であるような気がするのですが･･･。

ソクラテスは、自身のことや思想を著書として残していないので、
実際に言ったのかどうかは知りません。
史実によると、「アポロンの神託のとおり、自分が最も知恵があるのかどうか」を
聞いて回ったことから、論破された人々に恨まれ、最後は死刑になってしまうのですが、
そんな状態だったから、妻にまで悪妻という汚名を付けられてしまったような気がするのですよ。
なんだか、現代でも同じようなことってありますよね？
その人を嫌うあまり、身近な人まで貶めることって･･･。

クサンティッペは「おかみさんタイプ」の奥さんだったのかもしれないですね。
ソクラテスも、奥さんにいろいろ苦労をかけてたんでしょう。
まあそれでバランスが取れてたんでしょうね＾＾

うちの嫁さんは･･･どうなのかなぁ･･･。
夜中に娘が起きることもあるんだろうけど、
朝ごはん作ってよぅ･･･お弁当作ってよぅ･･･；；
毎朝コンビニのパンと、毎昼会社の食堂ばかりじゃ、財布がツライよぅ･･･。

毎朝、「息子と娘」に送り出される、かわいそうなおとーさんの愚痴でしたｗ