主にリアル世界で使われるSuicaとかもあるけど、ネット上で使われてるものについて考えて行きたいと思う。

Wikipediaの電子マネーの項には、いくつかの電子マネーが挙げられていたけど、この中から日本のネット上で使われているのは、
・Edy（ビットワレット株式会社）
・WebMoney（株式会社ウェブマネー）
・電子マネーちょコム（NTTコミュニケーションズ）
・BitCash

くらいだろうなぁ。
WebMoney、BitCashは特にそうだけど、ショッピングよりはオンラインゲームの利用料の支払いなどに使われることが多い。
でアメリカのPaypal（電子マネーというよりはオンライン決済システムだけど似たようなもん）とかと違って、換金できないので個人間決済には向かない。

日本で個人間決済といえば、銀行振込が一般的だけど、名前という個人情報を晒さないといけない。
リアル社会では、金銭的な取引をするとき実名を晒すのは常識だろうけど、ネット上だとやはりリスクを感じる。例えば2chで祭り上げられて、自分の実名が公開されるかもしれない。やはりこれはリスクだ。と言っても現実としてヤフオクとかで商品を販売するときは、普通に実名晒してるけどね。エスクローサービスとか使わない限り、どうせ住所は公開しなければいけないし。

でもやはり個人間で決済を行うときに身元を明かさずに取引できるものがあったっていい。例えばebookなどのデジタル商品を売るときは、発送しなくていいから住所を公開しなくていい。
だったら実名も晒したくない。これはプライバシーの概念だけど、日本ではまだ十分理解されていない。プライバシーというのは、ただ単に相手が知る必要が無いから情報を隠すわけで、決してやましいから隠すのではない。

そんな需要に答える個人間決済のネットサービスの1つが、イーバンク銀行のメルマネというサービス。
イーバンク口座同士なら、無料で送金できる。
あとFC2カートのクレカ決済とかもそういう需要に答えてくれそうだけど、どうなんだろ？